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丘みどり「女ごころ~十人十色~」を聴いた

投稿日:2019年10月26日 更新日:

この数年のあいだにすっかり人気と知名度が上がってきた丘みどり。

歌手としての実力はもちろん、そのビジュアルの美しさも若手女性演歌歌手のなかではダントツレベル、

しかもここ最近は神作曲家・弦哲也先生がシングル曲の作曲を担当している・・・

とあっては、人気が出ないほうがおかしいというもの。

 

その丘みどりがニューアルバムを発売。

もちろん予約して買いまして、いま聴きまくっているところ。

今回は現時点での感想を書いておきます。

全曲が書下ろしの新曲!オトクすぎる!

若手演歌歌手がアルバムを出すと、

自分の曲が数曲、ほかはカバー・・というパターンが多いものですが、

今回の丘みどりの「女ごころ~十人十色~」は、

なんと10曲すべてが書下ろし新曲。

 

「十人十色」というサブタイトルが示すとおり、

十人の作詞家(全員女性)が1曲ずつ作詞を担当。

作曲は五人の大御所作曲家たちが2曲ずつ。

 

凄い・・・

まあ、近い将来ナンバーワン演歌歌手になる可能性が激高の

丘みどりのアルバムですからね、作詞も作曲もみんなやりたがるでしょうね。

 

ということで、発売前に出ていた情報だけで猛烈に期待していました。

しかし、「文字通り十人十色の女ごころを綴った」という宣伝文句をみて、

「ひょっとして演歌ファン以外の層にもウケようとしてポップな曲も入れたりしてるのかな・・・」

という不安を感じていたのです。

それだけはやめて・・・と願いつつ、届いたCDを開封。

期待を大幅に上回る素晴らしい作品でした!

今回もAmazonで予約購入。

オマケにはジャケット・デザインのクリアファイルがついていました。

演歌ファンはクリアファイルがたまる一方。

Amazon.co.jp 女ごころ ~十人十色~

↑ここには特典なしのものを貼っておきます。

美しいジャケット写真に見惚れつつCDをプレイ。

 

・・・

「聴き手に媚びるようなポップな曲があったら嫌だなあ」

というのは杞憂でした。

たしかに、典型的演歌、歌謡曲、スケールの大きいミステリアス曲・・

など曲調はバラエティに富んでいますが、

ポップに感じる曲はひとつもない。

 

誇張でなく全曲が素晴らしかった。

彼女をまったく知らない人に「ベスト盤」と言って聴かせても、聴かされたほうは違和感をもたないんじゃないか。

 

哀愁たっぷりのイントロとキャッチーなメロディに胸をしめけられる、徳久広司氏っぽさ全開の「紅ほおずき」、

「あなた」から離れることができない「いくじなし」な女性らしい可憐な歌唱と、これまた1回で覚えられるサビが素晴らしい「いくじなし」、

桂銀淑あたりが歌ってそうな、哀しくも力強い「最後のボレロ」、

水森かおりのご当地ソングみたいな雰囲気の「薩摩半島」あたりが個人的には気に入りました。

 

大谷明裕氏の2曲(「いくじなし」「最後のボレロ」)はこれまでの彼女の曲にはあまりなかった感じで新鮮でしたね。

今後もどんどん彼女の曲を書いてほしいですね。

「風の寺」のカッコよさに悶絶

しかしこのアルバムのハイライトは誰が何と言おうと、

ラストの「風の寺」じゃないでしょうか。

弦哲也先生の曲。

これが、「霧の川」「佐渡の夕笛」「鳰の湖」とつづいた「ミステリアス演歌」路線を継承する感じの曲で、

そのカッコよさはもう聴いていて息ができなくなるレベル。

ギターの泣きのオブリガートだけで倒れちゃう。

 

弦哲也先生もさすがだが、このスケールのデカさを表現する丘みどりの歌唱が凄いんだな。

この迫力を出せる男性演歌歌手は「若手」と呼ばれる中にはいないというところが、

演歌が盛り上がらない一因なんじゃないのかな。

 

ていうか、これだけ素晴らしい曲が揃ってるんなら、

どんどんシングル・カットしたらすごく売れるんじゃないか。

私はカラオケをやらないから個人的にはいらないけどオリジナル・カラオケをつけて、

オマケに1曲つけて、彼女の写真を入れた数ページのブックレットとかがついてれば、

ファンは買うでしょ。私ももちろん買います。

 

ともかく、カバー曲満載のアルバムでお茶を濁す歌手が多い最近の演歌界においては

稀に見るレベルのお買い得なアルバム。

これを買わないとかありえないでしょ。

100万枚売れなきゃあおかしい。

いますぐに手に入れることを強くおすすめしておきます!

 

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