昨年6月に神奈川県大井町の東名高速道路で起きた
「東名あおり事故」の公判のニュースが連日報道されています。
報道されている内容がほんとうだとすれば、
「危険運転致死傷罪」や「監禁致死罪」などではなく
「殺人罪」で起訴するべきだったのでは・・
というくらいの悪質さ。
法律が想定していなかった特殊な状況での出来事で、
裁判所が法律をどう解釈するかによっては
「無罪」もありえる・・らしいですが、
それはあってはならないでしょう。
検察は、障碍者郵便制度悪用事件や袴田事件などでさんざんやってきたように、
たとえ無実の人間であっても証拠をねつ造したり改ざんしたりして何が何でも有罪にする能力を
ここで最大限に発揮しろよ。
無実の人間を有罪にするのはお茶の子さいさいなのに、
ほんとの極悪人を有罪にできなかったらどんだけ無能なんだよ、という話でしょう。
しかしそれよりも気になるのは、
「あおり運転」がこれだけ話題になっているにもかかわらず、
道路を走ってみれば車間距離もとらずに後ろにピッタリくっついて走るバカがたくさんいること。
そんなバカに遭遇すると、ほんとに生きてるのが嫌になります。
こういう事件をみて、「バカが起こした事件。おれは関係ない」と他人事だとしか考えない
想像力の欠如した人間がいなくならないかぎり、こういった事故はまた起きるでしょう。
それはともかく、今回の「うたコン」。
先週は録画ができていなくて見られなかったので、今週はちゃんと時間までに帰宅して
リアルタイムで鑑賞しました。
テーマは、「豪華けんらん!うたコン忘年会」。
出演は、丘みどり,欅坂46,純烈,DA PUMP,氷川きよし,三山ひろし。
今回が今年最後の「うたコン」です。
カラオケ大会みたいな雰囲気で・・・
今回の曲目は以下の通りでした。
「おどるポンポコリン」・・・・全員
「Crazy Beat Goes On!」・・・DA PUMP
「We Can't Stop the Music」・・DA PUMP
「いい湯だな~ビバノン・ロック~」・・・純烈
「世界中の誰よりきっと」・・・・丘みどり&小林由依(欅坂46)
「ズルい女」・・・・・・・・・・三山ひろし&氷川きよし
「プロポーズ」・・・・・・・・・純烈
「U.S.A.」・・・・・・・・・・・DA PUMP
「アンビバレント」・・・・・・・欅坂46
「いごっそ魂」・・・・・・・・・三山ひろし&純烈
「鳰の湖」・・・・・・・・・・・丘みどり
「勝負の花道」・・・・・・・・・氷川きよし
今年の紅白出場歌手でかためたというメンツ。
紅白といえば、北島三郎が5年ぶりに紅白に「復帰」するという話が
番組中にも話題になっていましたね。
まあ、先日発表されたメンツをみて
「ほとんどみる必要ないな」と判断した私のような中高年は多かったでしょうから、
そのへんを考えてテコ入れのつもりで北島三郎にNHKがお願いしたのかな?
で、番組前半はまさに忘年会というか
「カラオケ大会」みたいな雰囲気でしたね。
テーマが「忘年会」ですから番組的には狙ってやったことでしょう。
しかし個人的にはこういうの嫌い。
学生の頃からそうだったんですけど、
コンパだの忘年会だのに参加しても、
みんなが盛り上がっている輪の中にはいっていくことがどうしてもできず、
ひとりでポツンとしていることが多かったので・・・。
まあ、これはテレビだから別にどうってことないけれど、
みんなで「イエーイ!」とやっている中に入っていくことがどうしてもできない、したくない人間もいるのです。
自分でもつまらない人間だな、と思いますけどね、
そう思うとますます生きてるのが嫌になります。
平成30年演歌のベスト・チューンはこれでキマり・・・かな?
後半はなかなか見どころが用意されてました。
三山ひろしの「ロン毛」は氷川きよしも言っていたように
なかなか似合っていて(カッコいいとは言ってない)、
ちょっと笑っちゃいました。
しかし彼はもう少し痩せればロン毛やチョンマゲがカッコよく似合う顔立ちだと思うので、
来年は少し痩せることを目指したらどうなのか。
そうしたら、大河ドラマにちょっと出るとか、そういう話もくるんじゃないか。
で、今回の最大の見どころはやはり丘みどりの「鳰の湖」。
私的な今年の演歌部門ベスト・チューンはこの曲になりそうです。
(関連記事→丘みどりの新曲「鳰の湖」がカッコよすぎて倒れた)
まさかとは思うけど、紅白ではNHKはちゃんとこの曲を歌わせるんだろうな。
もしこの曲ではなくカバーとかをやらせたら、
「そんな愚か者の集団がつくっている番組にカネなど払わない」
と受信料の支払いを拒否します。
amazon.co.jp 鳰の湖/伊那のふる里【4曲入り感謝盤】
イントロに「あなた この街から でてゆくの」という
あのフレーズを挿入したスペシャル・バージョン。
歌唱はあいかわらず素晴らしくて文句なし。カッコいい。
しかしねえ、せっかくイントロをカッコよくしたのに、
アウトロのアレンジが乱暴で台無しに。
こういう、時間がないから無理やりぶった切りました、
というのが露骨に感じられる終わらせ方は、
いかにもセンスがないなあ~と思うのですよ。
こういった雑さ、テキトーさというのは
「歌謡コンサート」時代にくらべて
かなり目立つようになった、という印象です。
紅白ではこんなことがないようにお願いしたい。
といったところで今回は終わりにします。
次回の「うたコン」は来年1月15日です!