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今週聴いたもの:2022年7月28日~8月3日

旧統一教会と政治家とのドス黒い癒着っぷりが毎日報道されていますね。とくに自民党は、下村が文科大臣になったとたんに統一教会の名称変更が認められたり、ズッブズブに癒着してたんであろうという話が出てきている。

まあ自民党などという国家をクイモノにする団体と、信者の財産をクイモノにするカルト教団、どちらも社会の敵と考えるべき集団であるという点では同じで、そんな奴らが付き合ってたってべつに驚くに値しませんね。しかし、「べつに問題ないだろ」とかいう国民も多いらしくてビックリする。こんなのあのオウムと関係持ってたっていうのと変わらないでしょ。

それにしても自民党の奴らのしらじらしいウソつきっぷりは相変わらずスゴイ。8年以上も総裁やってたやつがズブズブに付き合っていたうえ、下の奴らも関係をもってたのがウジャウジャと明らかにされてるし、「重鎮」とされる細田なんかは関連団体の会合に出て「今日の盛会を安倍首相に報告します」とかぬかしてたのに、自民党は「組織的な関係はない」などと強弁している。気が狂ってるのかな。どうしてこう誰がきいてもウソだとわかることを平気で言えるのだろう。自民党の奴らには「恥」という概念はないんだなあ。たまには男らしく「すみませんでした。今後はすっぱり関係を断ち、総裁には腹を切らせます」っていうくらいの奴はいないのか。素直に認めればそれで終わる話なのでは?

自民党の奴がしゃべってるの見ると誰であるにしろ例外なくいつも思うけど、よく平気なカオでデタラメばっかり言えると感心する。誠意のセの字も感じられない。その神経が毎度ながら理解不能。あんなふうにしらばっくれようなどと考えるのは、やっぱり「しばらく粘れば国民はすべて忘れる」と思ってナメているからですよ。我々のことを奴隷だと思ってるから平気の平左でしらばっくれることができる。こんな奴らを選挙で勝たせ続けていることをいい加減に恥じるべきです。

「相手が統一教会と関係あるかなんて完璧に調べることは無理。知らなかったんだからしょうがない」とかぬかしてた奴もいましたが、ほんとうに知らなかったんだとしたらそれはそれで問題でしょ。公設秘書だけで3人も使ってるのにそんな程度のこともできねえくらいボケっとした野郎だってことですからね。どんだけ無能なんだよ。まともに仕事する能力がないんなら頼むからいますぐ辞職してほしい。

MEAN STREAK「METAL SLAVE」

スウェーデンの高品質ピュア・ヘヴィメタルバンド、MEAN STREAKの1st!2009年作。

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以前に2ndアルバムを記事にして、その素晴らしさを褒めちぎったバンド。→今週聴いたもの:2021年7月8日~7月14日

この1st、ヴォーカルの迫力不足がちょっと目立つものの、楽曲の素晴らしさにはやはり目をみはるものがありますね。

誰が聴いてもJUDAS PRIEST、ACCEPTあたりを思い起こすであろう正統的・伝統的ヘヴィメタル。コンパクトな曲構成も良い。ヴォーカルが超強力だったらもっと違った扱いをされてたでしょう。「もろメイデン」というアルバムタイトル曲もキャッチーなサビがライヴで盛り上がりそうでステキ。

まっとうなヘヴィ・メタルには現代的ヘヴィネスもグルーヴもグロウルもいらねえんだ、ということをよくわからせてくれるバンド。突き抜けてスゴイ曲が1曲くらいほしかった、っていうのだけが不満かな。

おススメ度・・・★★★★

HATEWORLD「MASS DECEPTION」

イタリアのスラッシュ・メタルバンド、HATEWORLDの1st。2016年作。

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ジャケ絵をみて想像したとおりのスラッシュ・メタル。メンバーが着てるTシャツはANTHRAXとかMATALLICAとかSLAYERとかで、そのへんの初期のころのサウンドに絶大な影響を受けている模様。

ザクザクのリフで疾走する古臭いスラッシュ、ってのはいいんだけど、リフも曲も似たような感じのが多いなあ。それにLOST SOCIETYあたりを聴いたときに感じるような、妙な軽さ、湿り気のなさはあんまり好きじゃないかなあ。聴かせるメロディをちゃんと配置してるところはすごくいいんだけど、身をよじりたくなるようなカッコよさにそれがつながってるかというと・・・そうでもない。決して悪くないけど。

おススメ度・・・★★★

 

VIRGIN BLACK「REQUIEM:MEZZO FORTE」

オーストラリアのシンフォニック・ゴシック/ドゥームメタルバンド、VIRGIN BLACKの3作目。2007年作。

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「REQUIEM」三部作の1枚目であるらしい。サウンドはほとんどクラシック、オペラの世界。オーケストラサウンドとソプラノヴォーカルが荘厳な音世界をつくりだしています。、まさに葬式のような厳粛な雰囲気。

メタルっぽい部分は少ないんですけど、そこで出てくる男ヴォーカルはヘタクソで、お前いらねえよ、って感じになるけれど、まあ味があるといえばあるのかな。哭きのギターを延々と聴かせてくれたりもして、ゴシック/ドゥームが好きならば聴けるアルバムでは。男ヴォーカルもオペラ界とかから連れてくれば良かったのに。全体としては悪くはなかったものの、1枚通して聴くとちょっとダレるかな。

おススメ度・・・★★★

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