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PURE/AUTHENTIC/TRADITIONAL 思い出の名盤・名曲

思い出の名盤:IRON MAIDEN「THE NUMBER OF THE BEAST」

投稿日:2021年11月29日 更新日:

メタルにハマるきっかけを私に与えてくれた偉大なバンド、IRON MAIDENの名盤の思い出を書く記事の続き。

中学生のころ、当時の最新作である5作目「POWERSLAVE」から4作目の「PIECE OF MIND」とさかのぼって聴き、聴くほどに「こんなカッコいい音楽がこの世にあったとは!」と目からウロコの日々をおくっていました。

本格的にメタルへの目覚めを呼び起こされた名盤~「POWERSLAVE」/IRON MAIDEN~

思い出の名盤:IRON MAIDEN「PIECE OF MIND」

で、次に聴いたのが3作目、1982年の「THE NUMBER OF THE BEAST」。邦題は「魔力の刻印」。

Amazon.co.jp 魔力の刻印

このアルバムからヴォーカルがポール・ディアノからブルース・ディッキンソンに交代。私はブルースの歌を聴いた後にポールが歌う作品を聴いて、そのあまりの違いビックリしたのを覚えています。吐き捨てるように歌うパンキッシュなポール(それもカッコいいんだけど)に対し、勇壮で格調高く、それでいて(ビジュアルは特に)野獣のようなアグレッションももつブルースの歌唱。曲の素晴らしさはもちろん、ブルースの偉大さも際立つ、メタル史に永遠に輝き続けるであろう名盤です!

タイトルナンバーの印象は薄かったのだが・・・

中学生の私はこのアルバムを聴く前に、「POWERSLAVE」収録の超名曲「Aces High」の12インチシングルを貸しレコード店で借りて聴きました。

Amazon.co.jp Aces High [7 inch Analog]

当時の私は親からもらうお小遣いしかありませんでしたから、「買う」っていう発想はまったくなくてレンタルで済ませてしまいましたが、これは買っておくべきだった。ジャケ絵も内容も最高すぎます。「Aces High」のほかに「The Number Of The Beast」のライヴと、B面にはJETHRO TULLとGOLDEN EARRINGとBECKETTのカバーが収録されていました。

↑訂正。GOLDEN EARRINGじゃなくてNEKTARです。勘違い。

↑これはJETHRO TULLの曲(「AQUALUNG」アルバムに収録)。「Aces High」は言うまでもなく、この3曲のカバーもとにかくカッコよくて、実は初めて聴いた「The Number Of The Beast」は印象が薄かったのです。

↑これはアルバムのバージョン。さきにこの曲を聴いて、ギターソロカッコいいとか思ったものの、絶大なインパクトを受けたわけではなかったので、「THE NUMBER OF THE BEAST」アルバムを借りるときには、実はあんまり期待してなかった。しかし・・・

ファストでキャッチー、かつメタルの様式美がつまった名作!

それは間違っていた。このアルバムも棺桶に入れてほしい大名盤。速い曲をもとめてメタルを聴いていた私は、1曲目の「Invaders」のスピードとキャッチーなサビにヤラレます。この作品まではドラムスが故クライヴ・バーで、後任のニコ・マクブレインよりもパワーと荒々しさがあると感じました。

これはもう自然に首が振れちゃう。そして2曲目の「Children Of The Damned」の、スローな序盤からツイン・リードが疾走するファストな後半になだれ込む劇的展開にシビレちゃう。

これは彼らの必殺技ですなあ。10分とかの長い曲にしなくてもドラマティックにできるんだから、「SENJUTU」みたいなのはもうやめてほしい。で、この必殺のMAIDEN様式美が究極まで突き詰められた名曲が、最後の「Hallowed Be Thy Name」。

これはIRON MAIDENの楽曲中の最高傑作のひとつでしょう。これをカバーしたバンドもたくさんいるけど、誰がどう逆立ちしてもブルースの歌唱の素晴らしさには太刀打ちできない。キャッチーなフレーズの洪水で、長尺な曲であっても決してダレるなんてことはない。すべてのメタルバンドがお手本とするべき曲ですね。

わりと明るい感じの「Run To The Hills」や「The Prisoner」もとにかく勇壮でキャッチーでドラマティック。最初から最後まであっという間に聴き終えて、また最初から聴いちゃう。そのようにしてもう何百回も聴いた名盤。いま聴きなおしても、まだ子どものときにこういう作品に出会えてほんとうに幸運だった・・・と痛感します。

 

次は2ndアルバム、これまた私の棺桶に入れてもらうことが確定している名作「KILLERS」を聴きなおしてみようと思います!

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