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4月4日のBS朝日「日本の名曲 人生、歌がある」に弦哲也先生が登場

BS朝日水曜よる7時に放映されている、

「日本の名曲 人生、歌がある」

演歌・歌謡界の至宝、超天才作曲家の弦哲也先生が登場!

この番組は初めて見たのですが、

今回はその感想を。

 

番組の司会は五木ひろし。

トークの面白さはおなじみですが、

この番組ではあんまりそういうのないんですね。

あくまでも歌を中心に、サクサクと番組がすすんでいきます。

曲目はこんな感じでした。

 

番組前半は五木ひろしがチョイスするという「五木の10曲」。

「春が来た」・・・・・・天童よしみ

「歩」・・・・・・・・・小金沢昇二

「ある女の詩」・・・・・ 島津悦子

「花挽歌」・・・・・・・香西かおり

「東京ららばい」 ・・・・クミコ

「ガキの頃のように」・・堀内孝雄

「豊後水道」・・・・・・川中美幸

「アケミという名で十八で」・・千昌夫

「大勝負」・・・・・・・水前寺清子

「哀恋記」 ・・・・・・・五木ひろし

 

番組後半は「TRIBUTE TIME」。各回1アーティストをピックアップして特集するコーナー。

ここに我らが弦哲也先生が登場。以下「天城越え」まですべて先生の曲ですね。

「北の旅人」・・・・・・・堀内孝雄

「夫婦みち」・・・・・・・香西かおり

「男の夜明け」・・・・・・天童よしみ

「日本人だね演歌だね」・・水前寺清子&千昌夫&全員

「深川情話」・・・・・・・島津悦子

「おゆき」・・・・・・・・小金沢昇司

「ふたり酒」・・・・・・・川中美幸

「人生かくれんぼ」 ・・・・五木ひろし

「天城越え」・・・・・・・・弦哲也

 

最後に新しい曲を2曲と、弦先生の名曲「二輪草」。

「酒暦」・・・・・・・・・・香西かおり

「きずな橋」・・・・・・・・天童よしみ

「二輪草」・・・・・・・・・五木ひろし&川中美幸&弦哲也&全員

 

弦哲也先生の特集部分は「TRIBUTE」ということで、、

先生の名曲を出演歌手が歌う、という構成。

先生みずからが歌ったのは「天城越え」のみだったのが

ちょっと残念でもありましたが、

ふだん聴けないような曲と歌手の組み合わせもあり、

なかなか楽しめました。

川中美幸が弦先生の傍で「ふたり酒」を熱唱

各歌手が座っている先生の傍でその名曲を歌う・・という内容でした。

川中美幸は「ふたり酒」を歌い、感極まって涙。弦先生も涙。

 

「ふたり酒」は昭和55年発表の、

川中美幸の出世作であると同時に最大のヒット曲

(100万枚も売れたらしいですよ。いまの感覚では考えられませんね)。

そして、弦先生にとってもその大ヒットによって貧乏生活から抜け出し

作曲家として名が知れるようになった作品・・・

ということで、ふたりにとってはとても特別な曲なのでしょう。

私は夫婦演歌、しあわせ演歌は基本的に好きじゃないんですけど、

そういう歴史を思いながら「ふたり酒」を聴くと、

なんともいえない感動が沸き上がってきますね。

「夫婦みち」はオリジナルが至高

1996年のNHK連続テレビ小説「ふたりっ子」のなかで

河合美智子が「オーロラ輝子」として歌ったのが

「夫婦みち」。こちらもミリオンに届く勢いで売れた曲ですね。

シングルも↓のアルバムも廃盤になっちゃってます。再発しろ!

amazon.co.jp オーロラ日和

今回は香西かおりが歌いました。

しかし・・・この曲はやはりオリジナルが最もいい。

香西かおりの歌唱がイマイチだった

(最近調子悪いんですかね。すぐフラットするし声は出ないし)

から言うわけじゃないけれど、

オーロラ輝子のあの声あの歌唱が、

「人生晴れたり曇ったり」を「笑顔でたえる」浪花の女の

つらさ哀しさを表現するのには最もピッタリくる、と感じます。

 

 

最後は全員で「二輪草」。

弦先生の名曲を堪能できて満足でした。

「天城越え」は先生の弾き語りが最高なので、伴奏はいらなかったかな。

 

実はこの番組に続いて、

「昭和偉人伝」という番組があって、

そこでも弦哲也先生の特集だったようなんですが、

私は気づかず見逃してしまいました

(「日本の名曲」も、テイチクレコードの弦先生のページで知って録画してチェック。そこには「昭和偉人伝」のことが書いてなかったので気が付かなかった)。

もっとアンテナを密に張り巡らせておかなくては・・・

と反省しつつ、今回はこのへんにしておきます。

 

 

 

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