日本大学のアメフト部部員が関西学院大学との試合で
危険なタックルをしてケガ人が出た問題。
責任者である監督がそらっとぼけて自分の責任を回避し
選手に責任をなすりつけようとするという、
あまりにもみっともない、気持ち悪い事態になっています。
ここで監督が、自分が指示したしないに関わらず
「私がやらせたんです。勝たせてやりたかったんです。選手ではなく私を告訴してください」
と選手を守る姿勢をみせたなら、被害者側もあんなに怒らなかったかもしれないし、
世論の風向きも違ったかもしれないのに。
誰でもわかるようなウソや詭弁を並べて責任を回避しようとする姿は
官僚や自民党のエライ政治家センセイ方を彷彿とさせますね。
こういうオッサンたちをみると、
弟子を守ることを最優先して自分は屈辱にまみれることを選んだ
大相撲の貴乃花親方はやはり男の中の男だった、と感じます。
それはそれとして、今回のNHK「うたコン」は、
「わが心の東京メロディー」。
出演は、E-girls,岩佐美咲,荻野目洋子,狩人,chay,長山洋子,西田あい,福田こうへい,細川たかし,三山ひろし,杜このみ,ロス・プリモス。
古い曲ばっかりだな
「東京ラプソディ」・・・・・・全員
「有楽町で逢いましょう」・・・三山ひろし
「下町の太陽」・・・・・・・・西田あい&杜このみ
「東京」・・・・・・・・・・・chay
「TOKIO」・・・・・・・・・・E-girls
「東京五輪音頭」・・・・・・・細川たかし
「たそがれの銀座」・・・・・・三山ひろし&ロス・プリモス
「紅とんぼ」・・・・・・・・・長山洋子
「六本木純情派」・・・・・・・荻野目洋子
「あずさ2号」・・・・・・・・狩人
「矢切の渡し」・・・・・・・・細川たかし&福田こうへい&全員
「YOUNG MAN(Y.M.C.A.)」・・E-girls
「佐渡の鬼太鼓」・・・・・・・岩佐美咲
「天竜流し」・・・・・・・・・福田こうへい
選曲は昭和の曲ばっかりになりましたね。
まあ、いまは昔ほど「東京にあこがれる」ということはないんでしょうから
「東京」をうたう新しい曲があらわれないのは当然なんでしょう。
どっちかっていうと今の演歌・歌謡曲界は「ご当地ソング」ばっかりですね。それはそれでOKだけど。
またか・・・西田あいと杜このみが二人で1曲、という残念な扱われ方
このメンバーなら個人的にもっとも注目なのは
西田あい、杜このみ、そして福田こうへい。
で、福田こうへいは自分の新曲「天竜流し」を披露したし
(「天竜流し」は、歌唱はいつもどおり素晴らしいが曲は印象薄い、と私は感じます)、
杜このみは1月に「くちなし雨情」をやったのでいいとして、
西田あいの扱いはあいかわらずヒドイ。
とりあえず新曲とか出てないしまあしょうがないのかな、
とも思うけれど・・・
そういえば、
今回の「うたコン」は昭和の曲ばかりでしたが、
西田あいのラジオ番組「iからはじまるストーリー」(bay FM78、月曜早朝4:00~4:49)は、
昭和の歌謡曲をたくさん流し、最後に自分の曲を1曲・・・
という構成で、西田の上品でやさしく適度に若い女性っぽさもありたまに訛ったりもする語り口も
心地よくて最近よく聴いています。
選曲は完全にオッサン向け。
それから、
目下の最新CD(といっても、出たのはもう1年前)である「最後の頁 特別盤」は
4曲も入ってるのに捨て曲なし、文句なしの素晴らしいデキ。
「薩摩めぐり」は芋焼酎で一杯やりながら聴きたくなります。
amazon.co.jp 【特別盤】 最後の頁/晩秋/春の落とし物/薩摩めぐり
彼女がYOU TUBEでいわゆるユーチューバーみたいにいろんな企画をやってるのを
最近知りましたが、これもなかなか面白いです。
YOU TUBEをがんばるのもいいけど、そろそろ新曲は出ないのかな・・・?
ぶつ切りメドレー形式でちょっと残念でした
選曲は古かったものの名曲といわれる曲揃いの選曲・・・
だったんですけど、いっぱい詰め込もうとしすぎて
多くがぶつ切り、中途半端になっちゃってて
満足度はイマイチと感じました。
chayがやった「東京」なんかも乱暴なぶった切り方で、
これではノスタルジーに浸るヒマもなく曲が終わっちゃうのでは。
もう少し出演者と曲数を少なくして、丁寧に聴かせてほしい、といつも思います。
西城秀樹さんを追悼、ということで
E-girlsが「Y.M.C.A.」をやりましたが、
ここは三山ひろしか西田あいあたりに
「ブルースカイ ブルー」みたいな
聴かせる曲をやってほしかった。
といったところで今回はこのへんで。
来週の「うたコン」は「ラスト・ライヴ・イン・ジャパン」のために来日する
フランスのシルヴィ・バルタンが出演するらしい。
まだ現役だったんですね。知りませんでした。
どんなパフォーマンスをみせてくれるのか注目ですね。