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平成30年3月6日のNHK「うたコン」の感想

NHK「うたコン」、

今回は「作詞家・松本隆の世界」。

出演者は、アグネス・チャン,丘みどり,クミコ,ゴスペラーズ,ザ・リリーズ,島津亜矢,原田真二,星野源,三浦大知,美川憲一,南佳孝,薬師丸ひろ子,松田聖子,松本隆,鈴木茂。

 

松本隆氏本人が出演。

紫綬褒章を受章した、という話は知りませんでした。

実績を考えれば遅すぎたくらいですね。

自分のことを「一匹狼」とか言っちゃう人は

ナルシストっぽくて気持ち悪いんですけど、

松本氏ほどの実績がある人が言うとカッコよく聞こえますね。

個人的にはつまらなかった

今回の曲目は以下の通りでした。

「ポケットいっぱいの秘密」・・・アグネス・チャン

「ルビーの指輪」・・・・・・・・三浦大知&村上てつや

「好きよキャプテン」・・・・・・ザ・リリーズ

「東京ららばい」・・・・・・・・丘みどり

「SWEET MEMORIES」・・・・・松田聖子

「君は天然色」・・・・・・・・・ゴスペラーズ

「DREAMING GIRL」・・・・・・島津亜矢

「キャンディ」・・・・・・・・・原田真二

「スローなブギにしてくれ」・・・南佳孝

「Woman ”Wの悲劇”より」・・薬師丸ひろ子

「星に願いを」・・・・・・・・・松田聖子

「ドラえもん」・・・・・・・・・星野源

「ヒカリ」・・・・・・・・・・・ゴスペラーズ

「春待ち坂」・・・・・・・・・・美川憲一

「フローズン・ダイキリ」・・・・クミコ

「ふれあうだけで~Always with you~」・・三浦大知

 

個人的に好きな曲が少ない選曲で

(「Woman」と「好きよキャプテン」は名曲だと思うけど)、

あたらしい曲も全部つまんなかったので

退屈な内容で残念でした。

しかし、選曲が好みでない、

という以前に、がっかりなところがたくさんありました。

顔ぶれが豪華ならいいってものじゃない

冒頭で小郷アナが言ったように、

非常に豪華なメンバーが揃いましたが、

最初のアグネス・チャンの歌唱がドヘタでものすごくガッカリ

(まあ、もともとじょうずな人ではないので期待するほうが間違いだけど)。

これこそ丘みどりとかにやらせればいいのに・・。

 

この番組のプロデューサーは

往年の名歌手が年齢を経てまともなパフォーマンスができなくなった姿を

リハーサルとかで(やるんですよね?)みて、

「これはマズい・・・とても全国ネットで流せない。」

とか思ったりしないんでしょうか?

 

観覧のお客さんも、ヒドいパフォーマンスや退屈な曲を目の当りにしたら

拍手をしないとか、それくらいのことはしてもいいと思います。

日本人はそういうところが優しすぎます。

とりあえず拍手してあげちゃう。

アマチュアやボランティアのコンサートなら話は別ですが、

この番組の場合は相手はプロ。

観覧のお客さんは入場にあたっておカネを払ってないけれど、

全員がちゃんと受信料を払っている

(受信料を払ってない人は観覧の抽選に当選できない)わけで、

そういう意味では容赦なく評価をたたきつける権利があるでしょう。

ヘタな人を出すと反応が悪い、というのを感じれば、

番組制作側も少しは考えるはず。

そうすればもっと面白い番組になるかもしれない。

 

それはともかく、ザ・リリーズ、薬師丸ひろ子、松田聖子あたりは

時の流れを感じさせないパフォーマンスでさすがでした。

 

ザ・リリーズはいまだに活動していることを知りませんでした。

アイドル風のミニスカートでも違和感はなく、

パッと見ではすでに50代後半になっているとは思えない。

歌唱も衰えを感じさせませんでしたね。

薬師丸ひろ子と松田聖子も素晴らしかったと思います。

 

で、アグネス・チャンは実質的にはすでに

歌で売っているわけではない人だからいいとしても、

星野源と三浦大知の歌はちょっとダメすぎたんじゃないかな~。

 

星野源は今回の曲「ドラえもん」では

例の情けない裏声を使ってないので

前よりはまだマシになった感じ。

しかし狭い音域(しかも不安定)でこれまでと似たような曲を

淡々と(と、私は感じる)歌うので

非常に退屈。

どう考えても俳優業に専念するべき人ではないでしょうか

(そっちのほうはいい味のある人だと思います)。

もっとうまい人がうたえば子供向けアニメの映画主題歌としてはマシになるかも、

とも思いますが、ドラえもんの映画の監督はこの曲で満足してるんですかね。

人気者の星野源に担当させればヒットにつながるだろう、

としか考えてなかったのでは・・と私などは邪推してしまいます。

観客動員のために、たとえ声の演技がドヘタだろうと

アイドルなどをムリヤリ声優として使っちゃうのと同じ感覚なのかも。

 

三浦大知のほうは

情けない裏声を全開で使っていて聴いてるのが苦痛。

それ以外はものすごく上手いのにもったいない。

最近こういうのものすごく多いんですけど、

とって付けたような情けない裏声がカッコいいという風潮でもあるんでしょうか。

曲もどっかで聴いたような曲で退屈そのもの。

 

今回はケナシてばかりの記事になっちゃってイヤですが、

無難なことばかり書いても面白くないので。

正直に書いていこうと思っています。

 

最後に、

丘みどりの新曲「鳰の海」のCDが

届きましたので、いま聴いているところ。

今回の番組では聴けず残念でしたが、

またまたカッコいいミステリアス演歌に仕上がってます!

次の記事でCDの感想を書こうと思います。

 

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