水森かおり「水に咲く花・支笏湖へ」の
シングルの新タイプ３種が発売され、
私も買いました！
→水森かおり「水に咲く花・支笏湖へ」のタイプC・D・Eが7月25日に発売予定！
の記事では、 同一曲のシングルを何種類も出す売り方に
ちょっと文句を言ってみましたが、結局はファンなら買っちゃうわけで・・・
で、聴いてみた感想をちょこっと書いておきます。
タイプＣのカップリング曲は「蜃気楼」
今回発売されたタイプＣ・Ｄ・Eは、
それぞれカップリング曲とジャケットが異なるという仕様になっています。
タイプＣのカップリング曲は、「蜃気楼」。
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富山県の魚津をモチーフとした曲だそうです。
蜃気楼の名所として有名なところですね。
「まるであなたは蜃気楼」
「恋は儚い 蜃気楼」
「まるで幸せ 蜃気楼」
というフレーズが哀しい、
いつもどおりのせつないご当地ソングです。
曲としては派手さはないけれど、いいですね。
意外にスルメ曲かもしれません。
タイプＤのカップリング曲は「京都雪みれん」
タイプＤは、「京都雪みれん」を収録。
タイトルの通り、京都が舞台ですね。
「出町柳」「鴨川」（京都市）というなまえが出てきます。
こちらもいつものとおり。
夏には出町柳に「ふたりで たずね来た」「あなた」とのことに、
冬には「とうに区切りを つけたのに」、
忘れられずに「いまも恋しくて」募る「みれん」をうたう曲。
曲自体は、せつない哀しい、というよりも、
あふれでる想いの熱さを感じさせるような曲だと感じました。
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なかなかいい感じです。
ただし、「蜃気楼」も「京都雪みれん」も、
意外性はまったくない。いつもどおりなので。
で、タイプEだけが、ジャケットも曲もまるっきり異質なものに。
タイプEのカップリングは「僕たちの世界」
タイプEはジャケットデザインからして全然違いますね。
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カップリング曲が「僕たちの世界」。
これはテレビ東京の「ふるさと日本の昔ばなしセレクション」というアニメ番組のテーマ曲だそうです。
ジャケット絵はその世界観と水森かおりを融合させたのでしょう。
このジャケ絵はとてもいいと思います。
ていうか、演歌系歌手のＣＤのジャケットデザインは
いつもいつも工夫がなさすぎるのでは、という気がするんですよね。
ファンは気にせずに買うんだろうけど、
いつもいつも歌手本人の近影では
ファン以外の層にアピールするには
インパクト不足、ていうかそんなのムリでしょう。
そういう意味で、このタイプEのジャケットデザインには
「オっ！こういうのもっとやればいいのに」
と感心した次第です。
で、曲のほうは、
なんかNHKの「みんなのうた」にありそうな曲。
幼稚園とかで歌えそうなカワイイ曲で悪くはないけれど、
とくに凄いインパクト、というわけではないかな。
というわけで、
内容はいずれも悪くなかった、
というのが率直な感想ですが、
それぞれに1204円＋税を出しすべてを揃えて
「いやあ、お値打ちだった。いい買い物をした！」
と言えるかどうかは・・・微妙だと思います。
もう少し高くてもいいから、4曲入りで出してくれればいいのに。
水森かおりファンならばすべて買ってソンはないでしょう。
しかし、彼女の熱心なファンでない人には・・・
「タイプA」をとりあえず買っておけばいいんじゃない？とおすすめするかな。
タイプAのカップリング「宗谷本線 比布駅」は
まさに彼女のご当地ソングの「王道」を行く曲で、
「水に咲く花 支笏湖へ」のカップリング曲のなかでは最もイイと思います。