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平成31年1月15日のNHK「うたコン」

横綱稀勢の里がブザマな負け方をするのを見たあとの

NHK「うたコン」です。

個人的には「連敗連敗とマスコミやファンはうるさいよ。最後まで静かに見届けろよ」と思うんですけどね、

なにしろ負け方がヒドイ。

 

しかし、また途中で休んだり引退したりしてしまっては男が廃るというもの。

どんなに苦しくても皆勤して、

あきらめない男のカッコよさをみせてほしいものです。

「横綱の責任」だの「8連敗は史上最悪」などとどうでもいいことをほざく外野は放っておけ。

引退するならするで、どれだけ負けようがとにかく15日間をまっとうするべきです。

それをやりきったなら、

「稀勢の里は男の中の男だった」と

私は死ぬまでブログに書き続けるだろうし、

世間的にも将来はそういう評価がされることになると信じます。

 

で、今回の「うたコン」は、

「ヒット曲限定!平成うたの名場面SP」。

出演は、丘みどり,柏木由紀,北島三郎,森高千里,山内惠介,横山由依。

「聴く歌」から「見る歌」に変わった・・のが音楽シーンの停滞の原因だろう

今回は(そしてたぶん次回も)「平成をふりかえる」みたいな

VTR集だったので、内容についてはとくに言うことはなし。

音楽番組にかぎらずこれからしばらくのあいだ、こういった手抜き感たっぷりの番組ばかりが

流れるんだろうな・・・と思うとウンザリ。

 

そんななか、冒頭に北島三郎御大が言ったひとことが、

平成30年間でなぜこれだけ日本の商業音楽シーンが

右下がりになったのかを的確に表現していて興味深かった。

 

「聴く歌から見る歌に変わった」。

 

これは言い得て妙。

曲自体のデキよりもビジュアル的な見栄えを優先する歌手やグループばかりになりましたよね。

AKBだのジャニーズだのEXILEだのはまさにそれで、

プロデュースする人間やマネジメントやレーベルやテレビ制作者もそういう姿勢、

聴き手すらもそういう姿勢なんだから、この流れはどんどん加速するでしょう。

 

曲のデキが二の次扱いにされてるんだから

「CDが売れない」などというのは当たり前。

「見る歌」なんだからわざわざCDというかたちで手元に置いておきたいとは考えないわけでしょう。

 

そういう意味で、「聴く歌から見る歌に変わった」というのは

すごくネガティヴにとらえるべきことだと思うんですけどね。

これから先、音楽シーンはますます先細っていくでしょう。

丘みどりがデビュー曲を「歌謡コンサート」で歌ってたのは知らなかった

途中、丘みどりや山内惠介など若手歌手の

「歌謡コンサート」(「うたコン」の前身番組)初出演時の映像が流れました。

 

山内惠介はカオ塗りすぎだろ・・・

というのはともかく、

丘みどりがデビュー曲の「おけさ渡り鳥」を

ヘソ出し超ミニスカではなく着物姿で歌ったことがあるのは知りませんでした。

 

amazon.co.jp おけさ渡り鳥

このデビューシングルはなぜか廃盤のままで入手困難。わたしも欲しいけれど中古市場では値が上がるばかり。

再発しないのはレーベルの事情なのか、それともひょっとしてヘソ出しを黒歴史扱いしているのか。

これはこれでカワイイし男としてはグッとくるものがあるけれど、

この売り方を続けていたらこんにちのブレイクはあり得なかったでしょうね。

丘みどりは「見る歌」から「聴く歌」に重心をうつして成功した・・と言えるのでは。

ていうか、オトナになってさらに美しくなり、

さらに歌唱もレベルアップし、

そのうえ弦哲也先生という演歌の神に曲を書いてもらってるのだから、

ブレイクしないほうがおかしいとも言えるか。

 

その丘みどり、2月13日に新曲が発売になりますね。

タイトルは「紙の鶴」。カップリングが「能登の冬色」。

2曲とも弦哲也先生の作曲!

丘みどりオフィシャルウェブサイト

 

「折り鶴」ではなく「紙の鶴」なんですね。

DVDつきのエディションにはミュージックビデオと

「弦哲也先生による歌唱指導」もついているらしい。

これはカラオケファンは絶対に買うべきだし、

おそらくギター弾きながらの歌唱指導じゃないかと推測できるので、

弦先生のギターと歌が聴ける・・となれば、私も買うしかない。さっそく予約しました!

amazon.co.jp 紙の鶴【DVD付】

聴いたらレビューしようと思います!

 

といったところで今回はこのへんで。

来週の「うたコン」もこんな感じの内容みたいなので、

ひょっとして記事にしないかもしれません。

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