哀しみの演歌と絶望のメタルを聴き漁るブログ

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聴けば運が開けそう!「開運演歌女子」羽山みずきの新譜「日本の心情を歌うⅡ」!

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私が注目している若手演歌歌手のひとり、

山形県出身の「開運演歌女子」羽山みずきの2枚目のアルバム

「日本の心情(こころ)を歌うⅡ~みずきの歌う流行歌の世界~」

が発売されました!

私ももちろん予約して買いました!

amazon.co.jp 日本の心情を歌うⅡ〜みずきの歌う流行歌 

今回はその感想など。

昭和の流行歌を7曲カバー。選曲がマニアックすぎるところが最高!

今回のアルバムは、

2017年に発売された1stアルバムと同様、

昭和の流行歌のカバー集。

 

1stアルバム↓もディープな選曲で

(「湯島の白梅」「鴛鴦道中」は聴いたことなかった)、

こりゃあ勉強になる・・・と思って

けっこう聴き込んだのですが、

amazon.co.jp 日本の心情を歌う~みずきの歌う流行歌の世界~

今回の2枚目のアルバムもマニアックな選曲。

 

収録曲は、

「ふるさとのはなしをしよう」・・北原謙二 (昭和40年)

「京都慕情」・・・・・・・・・・渚ゆう子 (昭和45年)オリジナルはザ・ベンチャーズの「Reflections in a Palace Lake」

「りんどう峠」・・・・・・・・・島倉千代子 (昭和30年)

「波止場しぐれ」・・・・・・・・石川さゆり (昭和60年)

「あなたの妻と呼ばれたい」・・・牧村三枝子 (昭和55年)

「妻恋道中」・・・・・・・・・・上原敏   (昭和12年)

「知床旅情」・・・・・・・・・・森繁久彌  (昭和35年)

 

「妻恋道中」はさすがに聴いたことなかったけれども、

全編とおして聴いてみると

これは素晴らしい選曲であることがわかりますね。

たとえば若手演歌歌手にカバーされる石川さゆりの曲はたくさんありますけど、

「波止場しぐれ」を選ぶあたり、

方向性にブレがなくてさすがだなあ・・・と感じました。

彼女にビッタリとハマっている気がしますね。

 

カバー集を出すにあたり、こういうマニアックな(少なくとも私と同世代の人にはそう感じられるはず)

選曲をされるのは個人的に大歓迎。

知らない曲を聴いて「おお、こんないい曲があったんだ・・・」となれば、

そのオリジナル歌手の作品を聴いてみたりして、

自分の音楽の世界の幅をひろげることができますよね。

 

徳永英明みたいに、

超有名曲を手当たり次第にカバーすりゃあ売れるだろ・・・

みたいな安易さの滲み出た、

あまりにも多く歌われている手垢にまみれたような曲ばかりの

カバー曲集(彼の場合はカラオケ集と言うべきかな)を出されるよりは、

こういう方向性のほうが非常に好感がもてます。

売り上げのために聴き手に媚びようとする姿勢が感じられないところが素晴らしい。

この美声にドップリ浸かるのがひたすら心地よい

選曲がイイのと同時に、

歌唱ももちろん素晴らしい。

 

演歌・歌謡曲の歌手の歌唱を聴いて

最も私が拒絶反応を起こすのは、

「上手いんだけど、それが鼻につく」

「上手いんだけど、エモーショナルな深みが感じられない」

っていうタイプなんですけどね

(それぞれ具体的な例をあげてもいいけれど、ここではやめておきます)、

羽山みずきの声と歌唱は、

「上手いけれど控えめで、そのうえエモーショナルで、しかも上品で可憐で美しい」

という、恐ろしいまでに稀有な魅力をまき散らしています。

 

この美声に浸っているだけで心地よい。

聴けば血圧が10くらい下がり、心が落ち着き、

その結果、すべての物事がうまくいきそうな気がしてくる・・・

「開運演歌女子」というキャッチフレーズは、

巫女さんをやっていたから、ということだけでなく、

そういう意味も含まれているのかな。

 

こういう人が売れてくれなきゃあ日本の歌謡界はお先真っ暗なわけで、

ここらでイッパツ聖川 湧センセイに(いまのところ彼女のシングル曲はすべて聖川氏の作曲)

超カッコいい曲を書いてもらって、ブレイクするきっかけをつかんでもらいたい。

ただし、いままでと同じように決して聴き手に媚びない、彼女にふさわしい曲で!

演歌ファンならば彼女の今後を刮目して見守るべきです!

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