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平成29年10月24日のNHK「うたコン」の感想

衆議院総選挙が個人的に残念な結果になり、

今後どうなっていくんだろう・・という

どんよりした気持ちで迎えた週明け。

気分が前向きになる、絶望的で哀しくカッコいい音楽が聴きたくなります。

私の場合、気持ちが沈むときに元気で明るい曲をきくと、

ますます落ち込むのです。

 

で、いつも文句をいいつつも楽しみにしているNHK「うたコン」。

今回のテーマは、「作詞家・岩谷時子の世界」。

出演予定者は、市川由紀乃,五木ひろし,大竹しのぶ,加山雄三,欅坂46,坂本冬美,新妻聖子,原田悠里,ピーター,miwa,由紀さおり。

10月25日が命日である、2013年に97歳でお亡くなりになった作詞家・岩谷時子の特集。

岩谷時子といえばやっぱり・・・

今回の曲目は以下の通りでした。

「いいじゃないの幸せならば」・・・由紀さおり

「夜明けのうた」・・・・・・・・・市川由紀乃

「おまえに」・・・・・・・・・・・五木ひろし

「ほんきかしら」・・・・・・・・・坂本冬美&五木ひろし

「旅人よ」・・・・・・・・・・・・加山雄三

「夢やぶれて」・・・・・・・・・・新妻聖子

「サン・トワ・マミー」・・・・・・大竹しのぶ

「愛の賛歌」・・・・・・・・・・・ピーター

「We are the light」・・・・・・・miwa

「佐原雨情」・・・・・・・・・・・原田悠里

「風に吹かれても」・・・・・・・・欅坂46

 

岩谷時子といえば、

越路吹雪のマネージャーとしての活動や、

その越路がうたった「愛の賛歌」などの訳詞やミュージカルの訳詞、

ザ・ピーナッツとかフランク永井とか、

数え切れないほどの名曲の作詞などを手掛けた

ことで有名すぎる人ですね。

しかし個人的には、

どうしても加山雄三の名曲の数々を思い浮かべます。

 

今回うたわれた「旅人よ」や「海 その愛」を学生のときに聴いて以来、

若大将の曲は愛聴しています。

「君といつまでも」「恋は紅いバラ」「ぼくの妹に」など、

若いころには、いい曲だなあ・・・と思いつつも

「こっ恥ずかしい歌詞、曲だなあ・・」とも思っていたのですが、

年齢をかさねて聴くとただひたすらなんてすばらしい歌詞、曲なんだ・・と

震えがきますね。

 

狭い音域、ワンパターンの曲展開のなかで、

これだけ凄い曲を量産してきた若大将の作曲能力も天才的なら、

クサイんだけどしみじみと感動的、そして何十年たっても色あせない

歌詞を量産しちゃう岩谷も天才。

 

若大将も80代になり、そんな年齢にはみえない・・と言われつつも

歌声にはやはり衰えがきている気がしますが、

もう若大将の歌はそんなことを気にしながら聴いてはいけません。

伝説を目撃している気で鑑賞するべきです。

まだまだ頑張っていただいきたいです。

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miwaの「光るギター」はカッコいい

miwaが、新曲「We are the light」の

ミュージック・ビデオの撮影のために制作されたという

「光るギター」をひっさげて登場。

 

これがカッコよくて感心しきり。欲しい。

アクリル製の透明なギターをLEDで飾り、光り方をデジタル制御しているらしいです。

いやしかし、光るギターだけでなく、曲も

(テレビでやった曲しかしらないけれど)今までの曲よりも

メジャー感が出てきたというか、

かなりイイ感じになってきたんじゃないか。

サウンドはオーバープロデュースな感じで

いままでの素朴な味は失われちゃってますけど、

悪くないと思いました。

うなるほどいる、女性のいわゆるシンガーソングライターの中では

もっとも今後に期待できる人ではないでしょうか。

自分でCDを買おうとは思わないけれど、それは好みの問題なので。

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実力派が揃って、いい内容でした

凄い歌手がたくさん揃って名曲を歌いまくって、

なかなか充実した内容でした。

新妻聖子の「夢やぶれて」はさすがとしかいいようがなかったし、

五木ひろしの「おまえに」もカッコよすぎた。

 

欅坂46は頑張っているのはよくわかるんだけれども、

いつもながらやっつけ仕事みたいなつまらない歌詞と曲で

蛇足感が濃厚になってしまったところだけが残念。

これでは本人たちが気の毒です。もっと素晴らしい曲をつけてあげればいいのに。

 

来週のアイドル枠はX4みたいです。期待してみましょう。

 

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