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令和5年4月30日のNHK BSプレミアム「新・BS日本のうた」

ゴールデンウィークに突入ですね。

私の住む地域は観光が重要な収入源となっている土地柄ですが、今年はどうやら外国人観光客などがだいぶ戻ってきている模様です。とくにここ数年あまり見なかった、中国系の観光客を見るようになってきました。

差別的と言われるでしょうが収入が観光とは直接には関係ない私としてはものすごくイヤ。戻ってこないでほしい。だってうるさいしモラルが低いんだもん。スーパーなんかでよく遭遇するけれども、なぜあんな大声でしゃべらなければならないんだろう、耳の病気でもあるのかな、っていうくらいウルサイ人ばっかり。そしてゴミは平気でポイ捨て(これは日本人でもいるけど)していく。

そういえばその中国ではドイツの自動車メーカーBMWに関しての「アイス事件」が恐ろしいことになっているらしい。モーターショーでBMWが来場者に無料で配っていたアイス、それを中国人には「終わりました」と言ったそばで欧米人には渡した、ということがあって「差別だ」という怒りに火がついたらしい。

BMW側は「それは従業員のためにとっておいたのを渡しただけ。お客のぶんは終わっていた」と釈明したようですが、いやいやいや、従業員がお客と同じようにお客から見えるところでノベルティをもらってヘラヘラすんのがおかしいだろ。まじめに仕事する気あんのか。従業員は隠れて裏で喰えよ。BMWが悪いのは明白。自動車メーカーってのは日本でも欧米でも例外なくバカばっかりなのか。政府に守ってもらいながらヌルヌルなユルい商売してるからなんだろうな。緊張感がない。

しかしBMW車をぶっ壊したり不買運動を展開したりといった中国人の対応も「行き過ぎ」であることはたしか。よっぽどフラストレーションがたまってるんだな。共産党に不満があっても文句言えないけど外国企業であれば叩ける(それも共産党の意向次第で禁止されることもあるんだろうけど)というわけか。政府に文句言う権利がちゃんと確保されているのにそれを行使しようとしない奴隷根性のしみついた日本国民も問題ですけどね、政府に文句が言えないからってその反動をこういうかたちで出しちゃう中国人も恐ろしい。

というより、これは中国人の「我々はもう世界2位の経済大国!もっと中国人は尊敬されるべき!もう欧米人に差別されるような発展途上国の未開人ではない!」という、欧米人に対するコンプレックスがいっきに噴出したということなのかも。かつて日本人が「エコノミック・アニマル」と侮蔑されたときと同じような感覚を味わっているのかな。

まあ多くの欧米人の東洋人に対する差別感覚はいまだに厳然として存在すると思うし、もちろん日本人でも差別をうけていると感じることもあるわけですけど、中国人がなぜ世界から尊敬されないのか、そこを中国人自身が理解するのは時間がかかるだろうなあ。っていうか共産党独裁の体制であるかぎりは永遠に無理かも、という気しかしない。だって自分たちの誤りを認めるということを絶対にしませんもんね。すると自分たちに問題があると気づくのは難しい。謝ったら負け、っていうのは欧米人もわりと同じでしょうが、中国人は「謝りたくないから事実を隠す、捏造する、でっちあげる」ということに対するハードルの低さが欧米人の比にならない(日本にも「自民党」というそのハードルを持たない詐欺団体もあるが)。民主主義の欧米国家であればそんなウソついたら国民から「ウソつくな!」って言われるけど中国はそうじゃないですからね。政権政党がそんなだから国民もそんなふうになっちゃうわけか。日本もはやく詐欺集団自民党を政権から引きずりおろさないと「自分たちの利益、保身のためにはウソついてもよい」という国民性になっちゃったりするかも。やはり自民党は放っておくにはあまりにも危険な団体。

いずれにしろ、あんな程度のことで国民が大騒ぎして破壊行動に出てしまうようでは、どれだけ経済成長しようが中国人が世界から尊敬されることはないでしょう。それを国民に啓蒙するのが政府の役目のはずですがそんなことを中国共産党がするはずもない。すると中国人の民度がこれから上がっていくのは期待できないわけで、やはり世界は「中国をシカトしてもやっていける」体制を整備することに注力するべきなんじゃないか。どう考えても奴らと付き合うのはメリットよりもデメリット、リスクのほうが上回っている気がする。BMWはそれを痛感してるでしょう。もう潔く中国から撤退しろ。

 

それはともかく、今回の「新・BS日本のうた」は、東京都渋谷区、NHKホールでの収録。

出演は、

橋幸夫、五木ひろし、川中美幸、山内惠介、三田明、長山洋子、福田こうへい、純烈、はやぶさ、辰巳ゆうと、新浜レオン。

橋幸夫のラスト出演!

今回の曲目は以下のようになっていました。

 

「東京音頭」・・・・福田こうへい&純烈&はやぶさ

「盛り場ブルース」・・山内惠介

「想い出まくら」・・・長山洋子

「小さなスナック」・・純烈

「湖愁」・・・・・・・辰巳ゆうと

「よろしく哀愁」・・・新浜レオン

「雨がやんだら」・・・川中美幸

「明日は咲こう花咲こう」・・三田明

「おしどり」・・・・・五木ひろし

「こころ万華鏡」・・・山内惠介

「天空の城」・・・・・福田こうへい

「潮来笠」・・・・・・橋幸夫

「おけさ唄えば」・・・橋幸夫

「霧氷」・・・・・・・橋幸夫

「磯ぶし源太」・・・・橋幸夫&福田こうへい

「沓掛時次郎」・・・・橋幸夫&山内惠介

「雨の中の二人」・・・橋幸夫&長山洋子

「今夜は離さない」・・橋幸夫&川中美幸

「子連れ狼」・・・・・橋幸夫&新浜レオン&辰巳ゆうと&純烈&はやぶさ

「ジェンカ」・・・・・橋幸夫&三田明

「佐久の鯉太郎」・・・橋幸夫&五木ひろし

「舞妓はん」・・・・・三田明

「江梨子」・・・・・・五木ひろし

「面影 渡り鳥」・・・橋幸夫

「外苑西通り」・・・・はやぶさ

「だけどYOKOHAMA」・・五木ひろし

「恋をするなら」~「チェッチェッチェッ(涙にさよならを)」~「恋と涙の太陽」~「恋のメキシカン・ロック」・・橋幸夫&長山&川中&新浜&辰巳&はやぶさ&純烈

「盆ダンス」・・・・橋幸夫&全員

「この道を真っすぐに」・・橋幸夫

「いつでも夢を」・・橋幸夫&全員

 

5月3日に80歳の誕生日を迎え、それを機に歌手活動から引退すると公言していた橋幸夫が出演。これがこの番組に出るの最後。

当然今回の主役は橋幸夫。ほかの出演者はみんな引き立て役に回りましたね。しかしそれもそうであるべきでおかしいことはまったくない。なんってったってデビューからいきなり一線級、それから63年も突っ走ってきた人ですからねえ。

歌手から引退しても芸能活動や書画作家としての活動は続けるという。話では「声を維持するのが難しくなって、それをごまかしたり隠したりするのは嫌」ということで歌手をやめるそうで、それ以外のことに関しては現役を続けるということらしい。

今回の番組での歌唱を聴く限り、年齢相応の衰えはやはり感じられるとしても、だましだましやればまだまだイケそうな感じでしたね。じっさい年齢による衰えをうまいことごまかして現役を続けている高齢歌手は多い。それが若いときにはなかったあらたな味を生み出している大月みやこみたいなケースもなくはないとしても、「満足なパフォーマンスができないなら辞めてもいいんじゃないか」と言いたくなる人のほうが多いのはたしか。

もちろん生涯現役を目指して死に物狂いで現役にしがみつくのもある意味で立派だと思うけど、橋幸夫はそのようにフェイクをつかいながら歌手活動を続けるのをヨシとしなかったということで、それも素晴らしく立派な決断だったと言えるでしょう。

それに「橋幸夫の名を継ぐ者」の候補が先日4人決まったそうで、とりあえずその4人が「夫」の字を変えながら「はしゆきお」として活動し、橋幸夫の名曲っを歌い継いでいくという。彼らを育てるという大仕事もあらたに生まれたわけで、そっちのほうもぜひとも頑張っていただきたい。63年間お疲れさまでした!

 

追記:来週は再放送回なのでお休みします→令和4年1月16日のNHK BSプレミアム「新・BS日本のうた」

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