人気・知名度上昇中の
北海道出身の演歌歌手・杜このみの
目下の最新シングル「くちなし雨情/函館夜景」の
新バージョン、「ミント盤」が発売されましたので、
買って聴きました!
関連記事→杜このみ「くちなし雨情/函館夜景(アクア盤)」を聴いた
カップリング曲は「音頭」!
表題曲「くちなし雨情」と「函館夜景」が
素晴らしいのはすでに何度も書いてますので
ここでは触れません。
で、今回あらたにカップリングされたのは
「このみ音頭」。
amazon.co.jp くちなし雨情/函館夜景(ミント盤)
杜このみの「音頭」ものというのは
初めてじゃないでしょうか。
個人的には音頭ものは
嫌いじゃないけどとくに欲しない、
というくらいのもので、
あまり期待してなかったのですが
なかなかいいんじゃないかと思いました。
さりげなく「こ!の!み!」なんていう合いの手も
入ってたり。
歌唱そのものは民謡出身歌手ならではの実力を発揮しまくりで、
いうまでもなく素晴らしい。
ファンならば買っておくべきでしょう。
音頭なら踊りもみたい
しかし・・・どうせ新タイプとして出すんなら、
杜このみ本人がこの曲で踊っている映像と
振付を指南する映像が入ったDVDをつけて2枚組で出すとか、
それくらいのことをしてくんないかなあ。
そこまでやってくれれば1200円どころか2000円くらいでも
お値打ち感があるというものなのに。
前に→水森かおり「水に咲く花・支笏湖へ」のタイプC・D・Eが7月25日に発売予定!
の記事でも書きましたが、
同じ曲のシングルをこうたくさんのバリエーションで出されると、
喜ぶファンもいるかもしれないけど
私のように「こんなことされるとカネがもたないし、カップリング曲1曲のために1200円は高い」
と感じる人間もいるわけです。
レコード会社は、ファンが「これはCDの現物を手に入れなくては!」と狂喜乱舞するくらいの
お値打ち感をもたせるようによく考えるべきでしょう(握手券だのといった安直なオマケは論外だけど)。
ここからは余談。
歌謡界で「音頭」といえば
三波春夫がまっさきに思い出されますかね。
2020年東京五輪に向け、
「東京五輪音頭」が引き合いに出されることが
多くなってくるでしょうが、
「交通安全音頭」「ニッコリ音頭」など、
ほかにもさまざまな「音頭」をやっていて、
曲名だけをきくと「おふざけの曲なの?」と思っちゃう曲でも
実際に聴くとその歌唱の凄さに唸ってしまう。
音頭系の曲をあつめたベスト盤も出ていたようですが、
現在は入手困難な模様ですね。↓
文句も言ったけれど、ぜひとも爆発的に売れてもらって
(とくに「函館夜景」は超絶カッコいいのに、ラジオでもあまり流れませんね。これが大ヒットにならない日本の歌謡界は不思議、というかおかしい)、
杜このみの大ブレイクを期待したいと思ってます!