北海道出身の演歌歌手、走裕介の14枚目のシングル「男の駅」のCDを買いました!
いままでに彼の音源は買ったことがないのですが、
なぜ今回は買ったかというと理由はカンタン、
「男の駅」がめちゃめちゃカッコいいから。
今回はこのCDの感想など。
船村徹氏が彼のために書いた未発表曲
走裕介は1999年に作曲家の故船村徹氏に弟子入り、2009年に「流氷の駅」でデビュー。
「流氷の駅」は網走のことらしいし、北海道出身ということで、
「北国フェリー」「北国街道・日本海」「呼人駅」(←「よびとえき」北海道の網走にある駅)など、
北の地を題材にした曲が多いですね。
最近になってようやくテレビへの露出も多くなってきました。
デビュー以来私好みの哀愁あふれる曲をたくさん歌っていて、
曲自体には文句なしなのでもっと熱心に応援するべき人・・なのですが、
なぜかそうはなっていない。なんでなんだろ・・と考えてみると、
小綺麗というか、教科書的というかそういう歌声で、
苦しみ哀しみに胸をしめつけられて悶々とするような迫力がいまひとつ足らない、
と感じるんですよね。
しかし今回の「男の駅」は、彼の歌は相変わらずなものの、
それを補ってあまりあるくらい曲がカッコいい。
船村徹作品といわれれば、「ああ、たしかに船村さんっぽいね」という感じですね。
ふかい哀愁をたたえながらもキャッチーさもあるという、
演歌がヒットする要素をきちんともったいい曲ですね。
カップリング曲が魅力的でおトク
カップリング曲が3曲も入っていて非常にお得感のあるシングルになっています。
「なみだの宿」(大下八郎)
「のぞみ(希望)」(船村徹)
「その人は昔」(舟木一夫)
すべて船村徹作品。
「のぞみ(希望)」以外は知りませんでしたが、
どれもすばらしい曲で、へんなアレンジを加えない
まじめな?走の歌もいいですね。
「のぞみ(希望)」は船村作品の中でダントツに好きな曲。
これについてはやはりオリジナルである船村氏のバージョンが至高ですね。
聴けば必ず涙をこらえることになります。
この曲でブレイクして一皮むけてほしい
ともかく、「男の駅」はカッコいいので、
ぜひともヒットさせてもらって、演歌・歌謡曲界を盛り上げてほしいと思います。
船村氏が亡くなり、今後はどんな曲を歌っていくのか注目です。
あと、どうでもいい話。
「男の駅」のジャケット写真、イケメンでカッコいいんだけれど、
なんか皇太子妃の雅子さまにソックリ・・と思ったのは私だけ?