さる2月13日にNHKホールで行われた特集番組「演歌フェス2021」。
私も観覧に応募していましたが、残念ながら公開中止、無観客での開催ということになりました。
う~ん、寂しいなあ。まあ当たるとは限らなかったわけだから仕方がないんですけど、この状況はいったいいつまで続くのか。応募した時点ではコロナ感染者がだいぶ減っていたから期待してたんだけどなあ。
なのでテレビでの観覧となりました。我が家のテレビではBS4Kを観られないので、今年もBSプレミアムでの再放送を観ることに。こちらではカットされる部分がだいぶあると思われますが、とりあえずそれを観た感想を。録画にてチェックしたので遅くなりました。
無観客で盛り上がりはイマイチだったが・・・
第1部の曲目は以下のようになっていました。
「お祭りマンボ」・・・・・・全員
「恋する街角」・・・・・・・山内惠介
「冬枯れのヴィオラ」・・・・山内惠介
「流転の波止場」・・・・・・山内惠介
「古傷」・・・・・・・・・・山内惠介
「ふたり酒」・・・・・・・・川中美幸
「二輪草」・・・・・・・・・川中美幸&弦哲也
「演歌(エレジー)」・・・・弦哲也
「恋情歌」・・・・・・・・・川中美幸
「ちょうちんの花」・・・・・川中美幸
「南部蝉しぐれ」・・・・・・福田こうへい
「かえり船」・・・・・・・・福田こうへい&五木ひろし
「ひとりじゃないから」・・・福田こうへい&五木ひろし
「かんべんナ」・・・・・・・福田こうへい
「女のみち」・・・・・・・・・五木&山内&川中&福田&弦
「およげ!たいやきくん」・・・みちのく娘!
「星のフラメンコ」・・・・・・五ツ星演歌男子
「恋をするなら」・・・・・・・五ツ星演歌男子
「修学旅行」・・・・・・・・・五ツ星演歌男子
「青いリンゴ」・・・・・・・・五ツ星演歌男子
「傷だらけのローラ」・・・・・五ツ星演歌男子
「GOLDFINGER '99」・・・・五ツ星演歌男子
「暖簾」・・・・・・・・・・・五木ひろし
「夜明けのブルース」・・・・・五木ひろし
「夜空」・・・・・・・・・・・五木ひろし
「遠き昭和の・・・」・・・・・五木ひろし
「ふるさと」・・・・・・・・・五木&山内&川中&福田
みちのく娘!は1曲だけだったけど、やはりカットされてるのかな?第2部以降でまたやってくれるのかな?個人的には山内惠介の出番を削ってみちのく娘!のメンバーの曲を増やしてほしかったなあ。
山内惠介は、いつも曲自体はすんごくいい曲なのに、なんでもかんでもあのニコニコした顔でオーバーアクションで歌われるとなんかムカついてきちゃうんですよねえ。聴かせるというよりも、なんか自分だけでキモチよくなっちゃってるようにしか感じられない。なにも伝わってこない。こういうこと書くと怒られるから(怒られても全力で無視するけど)あまり書きたくないんですけどね、本当のことだから仕方がない。これはもう、生理的に受け付けない、という感じ。あの重みのない乾いた声もどうしてもダメ。
それはともかく、いつも言うけどガラガラの客席が映し出されるときのその違和感というか異様さには、いつまでたっても慣れることができないなあ。みちのく娘!の「およげ!たいやきくん」は観客席でやっていましたが、お客さんが入ってればさぞかし盛り上がっただろうになあ。
弦哲也先生が出演!観に行きたかった!
しかし、この豪華すぎるメンバーが、それぞれの名曲や新曲をバンバンやってくれて、さすがのパフォーマンスをみせてくれて凄くよかったと思います。
なかでも五木ひろしと川中美幸の衰え知らずの歌唱は素晴らしかった。さすがだ。
あと、弦哲也先生が「演歌(エレジー)」をやってくれたのは嬉しかった。ここはギターだけの弾き語りバージョンが聴きたかったかな。この曲が入ったアルバム「旅のあとさき」はとてつもなく素晴らしいので未聴の方はいますぐ買うべし。
その弦先生が書いた川中美幸の新曲「恋情歌」は今回初めて聴きました。
こりゃあカッコいい。曲自体はそれほどでもない気もするけど、独特のヴィブラートに身を任せているだけで、心地よさを感じると同時に感情が揺さぶられてくる。こういうふうに、なにを歌っても独自の世界観を構築してカッコよくしちゃう歌手っていうのは実はそんなに多くない。
といったところで今回はこのへんで。「第2部」を観たらまた続きを書きます。