河井元法相の公職選挙法違反事件について、自民党の二階幹事長が「党としても、これを他山の石として、しっかり対応していかなければ」と発言していましたね。
事件は河井が自民党にいたときに起こったことで、そもそも河井が選挙の時に使った買収の資金も自民党が出してたんだろ・・ということで、当然ながらこれには非難の声があがっていました。「他山の石」っていう言葉の意味を知らない(忘れちゃったのかな?そろそろ脳神経外科で検査を受けられたほうが・・・でもこういう人は検査で「100から7を順番に引いてください」とか言われたら「バカにするのか」とか言って怒るんだろうなあ)か、本気で「もう党員じゃないから他人」と思っているか。どちらにしても気が狂っている。社員が不祥事を起こした企業が、その社員をすでに解雇したからといって、それを「他山の石」と言ったとしたらあり得ないわけで、そういう一般的な感覚がもうないんだろうな。ムダに長いこと権力の座に座っているとそうなる。だから適当に政権交代が必要なのだ。
何度も言うけど、河井の問題も含め、これが自民党という組織ですよ。都合の悪いことにはウソや詭弁を駆使して「我々とは関係ない」というカオをして平気。反省しないからいつまでたっても同じ悪事をはたらく。その悪事が何度バレても、どうせ国民はバカばっかりだからテキトーなことを言ってごまかしてりゃあすぐに忘れると思ってる。で、実際に忘れちゃう国民。それが何十年も続いてきたから日本は絶望の国になっちゃった。
これでもまだ自民党に投票しますか?「危険」という意味では中国共産党や特殊詐欺集団となにも違わないでしょ。
それと、ようやく河井は自分の罪を認めたそうだけど、保身のために公然とウソをつくような奴が法務大臣だった、ということに国民は戦慄するべきです。まあ検事が証拠を捏造しても懲役1年半で済んじゃう国だからいまさら驚くことでもないか。こんな野郎が死刑執行命令の権限をもっていたというのは恐ろしいことです。彼の在職期間は短かったから執行はなかったけど、在職が長くなってればやったでしょ。法務大臣の犯罪を目の当たりにしてもまだ死刑存続を支持しますか?
ENFORCER「LIVE BY FIRE Ⅱ」
スウェーデンのヘヴィ・メタルバンド、ENFORCERの、先日発売されたばかりのライヴ・アルバム!
Amazon.co.jp ライヴ・バイ・ファイア II(デビュー作から最新アルバムまで満遍なく17曲収録したライヴ・アルバム)(日本語解説書封入)
2019年にメキシコで行われたライヴの模様を収録。
私が「フェイバリットバンド」とする数少ないバンドのひとつ。もちろん予約して買いました!
これは素晴らしい内容。演奏はライヴならではのアレンジが随所にあって楽しめるし、なにしろオーディエンスとの一体感が凄い。「From Beyond」では私も聴きながら思わずシンガロング。それに選曲がもう完璧。「Undying Evil」「Destroyer」そして私が最も好きな曲「Katana」もちゃんと入ってて(貼ったオフィシャル動画にはなぜか入ってないのが残念)文句ナシ。
メタルってやっぱイイなあ・・・とあらためて感じられる快作。ENFORCERを聴くといつも、ふだん触らないギターを引っ張り出してヘドバンしながらリフをかき鳴らしちゃう。メタルを知らない方にこそ体験してほしい。制作中だという新作にも大期待!
オススメ度・・・★★★★☆
CHROME DIVISION「DOOMSDAY ROCK 'N ROLL」
ノルウェーのシンフォニック・ブラックメタルバンド、DIMMU BORGIRのヴォーカルShagrathによるヘヴィ・メタルバンド、CHROME DIVISIONの1stアルバム。2006年作。
Amazon.co.jp Doomsday Rock N Roll
いつかも書いたけど私はDIMMU BORGIRは(ていうかいわゆるシンフォニックなんちゃらはほとんど全部)あまり好きじゃなくて、その意味でもこのプロジェクトは名前しか知らなくて興味がなかった。たまたまCDを手に入れたから聴いたのですが・・・
なんだこりゃあ。めちゃめちゃカッコいいじゃないか。MOTORHEADをメタル寄りにしたようなサウンド。MOTORHEADっぽいのは曲がキャッチーであるところも同じ。これはイイ。いままで無視してて損した。
こんなカッコいい曲をできるくせになんでDIMMU BORGIRが本業なのか。逆にすべきでしょ。アルバム5枚出して活動を終わった?という話なのが残念。ほかのアルバムも揃えなくては。
オススメ度・・・★★★★
浜圭介「憧れて」
先日の「新・BS日本のうた」で発売を知りすぐに買った浜圭介先生の新曲。
→令和3年2月21日のNHK BSプレミアム「新・BS日本のうた」
現時点ではまだまだ理解されない、ゲイの恋の苦しみをえがいた曲。LGBTについては私はなにも言えませんが、「他人と違う」ことに苦しむ、というのは私もわかる。ここにはそれについて詳しく書きたくないけど、多かれ少なかれ、それは誰にでもあることじゃないでしょうか。その意味では誰にとっても心に響いてくる曲。愛のかたちはひとつではない、ということだな。
ちなみにカップリングは名曲「北空港」。奥さんの奥村チヨとのデュエット。これがもう異常にカッコいい。もう1曲新曲にしてほしかった・・・と聴く前には思ったけど、このカッコよさを体験したらそんな気持ちは吹っ飛んじゃう。さすがだ。
オススメ度・・・★★★★
といったところで今回は終わり。また来週。