先週の「うたコン」の記事でも
大相撲のことを書きましたから
ついでに続きを。
玉鷲の初優勝は良かったんですけどね、
鶴竜や白鵬の休場はいったいなんなの?という感じ。
白鵬は「ケガが痛い」とか言っていたようですが、
連勝が止まってなかったら間違いなくそのまま出場してたでしょう。
負けて優勝の見込みが薄くなってきたから
「どうせ優勝はムリっぽいからめんどくせえし、これ以上負けたらウルサイこと言われるから休んじまおう。オリンピックまで横綱を続けるためには、休んでも格下げにならないという横綱の特権はフル活用しないと。」
と考えたんだろ・・・と勘ぐられても仕方がない休み方。
負けが込んだら引退しろとか言われちゃうけど、ちょっと休場する分にはそこまで言われませんからね。
すぐに職場放棄する横綱にこそ、引退勧告をするべきです。
これで横綱審議委員会が「お前、横綱という立場をなめてるだろ!」
と叱らないなら、横審など存在価値はゼロですね。
それはともかく、今回の「うたコン」は
「ロマンチックで切なくて…雪の名曲集」。
m.c.A・T,辰巳ゆうと,徳永ゆうき,中島美嘉,新沼謙治,西川貴教,Beverly,藤あや子,藤巻亮太,May J。
手堅い選曲で満足
今回は以下のような内容でした。
「雪の華」・・・・・・中島美嘉
「White Love」・・・・May j. & Beverly
「粉雪」・・・・・・・藤巻亮太
「雪 深々」・・・・・藤 あや子
「雪國」・・・・・・・辰巳ゆうと&徳永ゆうき
「ゲレンデがとけるほど恋したい」・・・・Beverly
「白い恋人達」・・・・西川貴教
「津軽恋女」・・・・・新沼謙治
「レット・イット・ゴー~ありのままで~」・・May J.
「秋田音頭 -AKITA・ONDO-」・・・・・・・藤あや子&m.c.A・T
「彩恋~SAI_REN~」・・中島美嘉
「UNBROKEN」・・・・・西川貴教
「雪の名曲」で、新沼謙治や藤あや子が出るとなれば、
「ああ、あの曲なんだな」と予想していたら
やはりそのとおりの内容に。
ほかの曲も、誰もが知る名曲をそれを歌うにふさわしい実力派の歌手たちが歌った・・・
ということで、「斬新さ」をウリにする「うたコン」らしくはないものの、
私は「いいよいいよ、これでいいよ!」という感想を持ちました。
藤あや子には演歌をやってほしいのになあ~
で、その「斬新」なことに相変わらずチャレンジしていたのが
藤あや子。
音楽プロデューサーのm.c.A・Tと組んで
すでに発売されている、
ヒップホップ風にアレンジされた「秋田音頭」を披露。
ラップだのヒップホップだのが大嫌いな私としては
あまり興味がない曲でしたが、
ヒップホップ感よりも民謡テイストのほうがまさっているアレンジで、悪くなかったと思います。
藤あや子の冴えわたる高音の伸びがキモチいい。
最近の藤あや子は演歌というワクにおさまらない曲をやっていて、
それはそれでとても素晴らしいことだと思うんですが・・・
私としては「ド演歌」をやってほしいと願っています。
↑私がまだ20代前半、社会に出たてのガキだったころに
そのあまりの美しさにシビれた、若かりし頃の藤あや子。
美しいだけじゃなく、曲も歌唱もとにかく素晴らしかった。
私が演歌好きになったのは藤あや子と綾世一美→思い出の名盤②~「綾世一美全曲集」(’93年)編~
のおかげみたいなもので、
藤あや子の「むらさき雨情」や「こころ酒」などは
私にとって永遠に色あせない名曲。
このあたりの、さわやかな哀愁をただよわせるような演歌を、
もっとやってほしいんですが・・・。
ていうか、年齢をかさねた今こそ、こういう落ち着いた曲をやるべきでは。
それでは売れないのかな。
あとはとくにこれといって言及したいことは・・・
ああ、Beverlyは高音をはりあげる曲だとものすごくハマるなあ~と感心。広瀬香美の曲はピッタリの選曲でしたね。
中島美嘉は若干苦しく感じられるところがあったけれど、耳の病気がまだ悪いのかな?・・・
といったところが気になりました。
ではまた次回。来週は真田ナオキが出るらしいですよ。
あのカッコいいダミ声でなにをやってくれるのか・・・ちょっと期待。