自民党総裁、すなわち次の総理大臣には菅義偉氏が選出されましたね。
内閣の顔ぶれは?とりわけ官房長官は誰になるのか?・・なんてことをテレビでやっていて、その候補として何人かの自民党議員のカオが出ていましたが、まあどいつもこいつも1ミリも信用できない顔ぶれ。ほんと自民党はロクなのいねえなあ。このウソツキ集団に政党交付金などという意味不明のカネを税金から百何十億円も払ってやって、それなのに消費税が上げられてもまだ奴らを支持する国民が半数もいるんだから、ほんと日本人はおめでたい・・・
というのはともかく、菅さんが首相になろうが日本がいい方向に向かうことはありそうにないのは確か。いままでの無為無策政権の中枢にいた人間がどれだけカッコいいこと言ったってまったく響きませんね。それに安倍首相のデタラメ・ウソを官房長官としてシレっと擁護し続けてきたその罪は海よりも深い。演説で「政治空白は許されない」なんてぬかしていましたが、安倍政権の7年8か月が壮大な政治空白でしょ。なにも結果が出なかったんだから。
これまで安倍首相のデタラメに加担してきたことは間違っていました、これからは心を入れ替えてやります・・というんならともかく、もしそう思っていたとしても党だの選挙だのこれからの政権運営だののことを考えればそれもできないわけでしょ?政治家というのは良心に従っていては務まらない商売なんだな。そう考えると気の毒な人種とも言えますね。
で、日曜日は都合により帰宅が遅くなり、「新・BS日本のうた」は録画にて月曜日にチェックしました。
今回もNHKホールにて無観客で実施されたもの。出演は、堀内孝雄、角川博、三笠優子、服部浩子、村木弾、走裕介、野村美菜、徳永ゆうき、水雲ーMIZUMO-、海蔵亮太、小川みすず、水森かおり。
水森かおりと角川博の凄みがギラリと光っていた回でした
今回の曲目は以下のようになっていました。
「恋唄綴り」・・・・堀内孝雄
「旅愁」・・・・・・水森かおり
「無錫旅情」・・・・徳永ゆうき
「エリカの花散るとき」・・・水雲ーMIZUMO-
「船方さんょ」・・・角川博
「みちづれ」・・・・野村美菜
「下町育ち」・・・・服部浩子
「想いで迷子」・・・走裕介
「夫婦舟」・・・・・三笠優子
「車輪の夢」・・・・徳永ゆうき
「素敵な人よ」・・・海蔵亮太
「ほろろん演歌」・・村木弾
スペシャルステージ
「水に咲く花・支笏湖へ」・・・水森かおり
「宗谷岬」・・・・・走裕介
「塩屋崎」・・・・・服部浩子
「青葉城恋唄」・・・海蔵亮太
「あずさ2号」・・・角川博&堀内孝雄
「鉄道唱歌」・・・村木弾&徳永ゆうき
「伊豆の雨」・・・角川博
「なのにあなたは京都へゆくの」・・・水雲ーMIZUMO-
「京都から博多まで」・・水森かおり
「ふりむかないで・・走裕介&小川みすず&村木弾
「遠くで汽笛を聞きながら」・・堀内孝雄
「何でやねん」・・小川みすず
「天文館の夜」・・野村美菜
「雨の香林坊」・・角川博
水雲の「なのにあなたは京都へゆくの」はカッコよかったなあ。昭和歌謡との相性はバツグン。こういう曲をもっとやってほしいなあ。
堀内孝雄の「恋唄綴り」が名曲なのは私も異論はありませんが、本人が歌うのは聴きたくないなあ。いつも思うんですけど、あのマイクが唾だらけになってそうな発音の汚さはどうにかならないのかなあ。カッコいいと思ってやってるのかもしれないけど、汚らしいだけ。
徳永ゆうきの新曲は猛烈にガッカリ。ちょっとひどくない? そこらのYOU TUBERとかがやってそうな、どこかで聴いたような曲。せっかく格調高い声と素晴らしい歌唱力をもっているのに、情けないうえに似合わない裏声を駆使するつまらない曲でそれも台無し。こういうの、レーベルなり事務所なり本人なりが「なにこの曲?ふざけてるの?ボツ!」とか言ったりしないのかな。どこかで聴いたような・・という意味では海蔵亮太の曲も同じようなものでしたね。
そんなかんじでイマイチなこともありましたが、そのなかで水森かおりと角川博の歌声のすばらしさはもう突出していた感じ。村木弾と走裕介の歌声もカッコいいけど、このふたりが出ているとそれもかすんで聴こえちゃう。さすがだ。
旅の演歌といえばやはり水森かおりが第一人者
今回の放送のスペシャルステージは「旅」がテーマとなっていましたが、旅、演歌といえば水森かおり。この時期恒例のアルバム「歌謡紀行」の最新作が16日に発売となります!
Amazon.co.jp 歌謡紀行19~瀬戸内 小豆島~ (初回限定盤)
もちろん私もまだ聴いてないので内容についてはまだ書けません(聴いたら記事にします)が、いつもどおりのハイクオリティなアルバムであろうことは容易に想像できるので、ファンならずともぜひとも買っておきましょう・・・!ということで貼っておきます!
いまさらながら「瀬戸内 小豆島」はキャッチーなサビが耳にこびりつく佳曲。そのうえどれだけ聴いても飽きることはない中毒性があるのはほかの弦哲也楽曲と同様。
カッコいい。この凄みに震えつつ、「歌謡紀行19」を待つことにしましょう!
といったところで今回はこのへんで。