哀しみの演歌と絶望のメタルを聴き漁るブログ

演歌とメタルをとおして、人生の理不尽さをみつめるブログ。

新BS日本のうた

令和3年4月25日のNHK BSプレミアム「新・BS日本のうた」

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東京・大阪・京都・兵庫の4都府県でまたまた緊急事態宣言が発出されました。

緊急事態なのはそのとおりなんだろうけど、またしてもその内容が物議をかもしていますね。特定の業種だけを休業させる、っていうのいはいかにも不公平なのは間違いないわけだから、また国民にカネを配って「これでおとなしく家にいろ!」と強制するほうが、ある意味公平でいいのかも。この状況でも群れて外で遊んだり呑んだりしたがるような幼いオトナがいっぱいいるからいつまで経ってもおさまらないんでしょ。

で、ここのところいつも書いてるけど、オリンピックはまだやるつもりなのか。新聞などはもちろん、テレビでいつもズバッと思い切ったことを言っているようなコメンテーターとかでも、これに関して「いや中止しなきゃダメだろ」「無理に決まってるだろ」とはっきり言ってる人はいまのところ見ませんね。ソレを言っちゃったらクビになって業界から干される・・みたいなことにでもなってるのか。テレビをはじめ報道機関はすべからくしょせんそんなもん。

無観客でやるとしても外国人の選手や関係者が何万人も来るわけでしょ。確実に外国人選手が持ってくるし、帰るときには持って帰らせちゃいますよね。しかも、五輪の選手には(通常必要な)14日間の入国待機を免除して、入国初日から練習することを認めるんだって。正気なのかな。インドの変異株とか確実にいっぱい入ってきちゃうでしょ。

国民には「家でおとなしくしてろ!」と言う一方で「外国人選手いらっしゃい!」は矛盾そのもの。普通ならそれを「矛盾」とみんなが言いそうなものだけど誰も言わないっていうのは不気味ですらありますね。

 

で、今回の「新・BS日本のうた」は、富山県砺波市での開催。観客アリでした!お客さんうらやましい。

出演は、小林幸子、小柳ルミ子、鳥羽一郎、原田悠里、夏川りみ、秋元順子、山内惠介、一条貫太。

録画にてチェックしましたので遅くなりました。

コロナ以前の盛り上がりにはいつ戻れるのか・・・

今回の曲目は以下のようになっていました。

 

「赤城の子守唄」・・・山内惠介

「青い背広で」・・・・小林幸子

「男の港」・・・・・・鳥羽一郎

「テネシー・ワルツ」・・秋元順子

「大阪しぐれ」・・・・森山愛子

「涙くんさよなら」・・夏川りみ

「お月さん今晩わ」・・一条貫太

「君忘れじのブルース」・・原田悠里

「古傷」・・・・・・・山内惠介

「深夜零時、乱れ心」・・小柳ルミ子

「わかって下さい」・・秋元順子

「恋人よ」・・・・・・山内惠介

「for you...」・・・・小林幸子

「あんたのバラード」・・小柳ルミ子

「時の流れに身をまかせ」・・夏川りみ

「もしもピアノが弾けたなら」・・鳥羽一郎

「ラヴ・イズ・オーヴァー」・・小林幸子&山内惠介&夏川りみ

「だから言ったじゃないの」・・原田悠里

「有難や節」・・・・・一条貫太

「花街の母」・・・・・森山愛子

「霧子のタンゴ」・・・秋元順子

「子守唄(ファムレウタ)・・夏川りみ

「お久しぶりね」・・・小柳ルミ子

「夜明けのうた」・・・小林幸子

「港町シネマ」・・・・原田悠里

「男護り船」・・・・・鳥羽一郎

 

やっぱりお客さんが入ってるのはいいですねえ。間隔をあけて座り、声も出さない・・・のであれば、これで問題ない気がするけど、開催する側としては万が一そこでクラスター発生なんてことになったら責任を追及されるでしょうから及び腰になるのも仕方がないか。いつになったらもとに戻れるのかなあ。

名バラードが目白押しだったが・・・

昭和の名バラード特集ということで、名曲をたくさんやってくれました。

鳥羽一郎の「もしもピアノが弾けたなら」は、西田敏行とはまた違った朴訥さがあってカッコよかった。「鳥羽一郎らしくない歌」と言っていましたが、いやいや・・・そういう曲を「鳥羽一郎らしく」しちゃうところはさすがだ。

新曲「男護り船」は曲そのものは普通かな~という印象をもちましたが、なにしろ歌唱が雄々しくカッコイイので最後まで聴けちゃう。ケツの青い若手にはマネするのはムリ。この魅力は現時点では唯一無二ですなあ。

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バラード特集は、各歌手が自分で選曲した・・・ということでしたが、超絶名曲「恋人よ」はこのメンバーなら山内惠介ではなく秋元順子あたりにやってほしかったなあ~。

これ書くと怒って文句言ってくる人がたまにいるので(全力でシカトしますので言ってきてもムダです)なるべく控えようと思ってはいるんですけど、山内惠介はバラード、ていうか悲しい曲が最も似合わない歌手のひとりじゃないですかね。声に湿り気がないからっていうのもあるけど、なんで哀しみのバラードを歌いながらいつもニコニコしてるんだろう。別れの辛さをうたう「恋人よ」を歌いながらニコニコしてるのが理解できない。「古傷」もそうじゃないですかね。笑顔でうたう曲じゃないのでは。この軽さは、お風呂でのカラオケ、もしくは鼻歌を聴いてるみたいな感覚に陥らされる。

思うに、なにを歌ってもニコニコしてるから、その歌唱に深みや重みといったものが感じられないんじゃないのかなあ。美空ひばりなんかは歌いながらよく泣いていましたけど、その動画をみると私も必ずもらい泣きしちゃう。そういう感動に震える体験をしたいから歌を聴いてるのに。哀しい曲を歌っても表情がニコニコしてたら確実に歌の表現にも影響するでしょ。彼のファンは彼の歌唱にそういうものを求めていないんだろうからいいのかな・・・。「貴公子」っぽい雰囲気を意識してニコニコしてるのかな。いやいやいや、演歌は血と汗と涙にまみれた人生の辛さを表現してナンボでしょ。「貴公子」とか言われてそのつもりになっちゃダメじゃないの。そういうところは氷川きよしの影響を受けなくていいのに。

逆にいうと、乾いた軽い歌唱、ていうのが彼の唯一無二の持ち味ともいえるわけだから、水森英夫先生はそれに合った軽いラブソングみたいなのをもっと書いてあげたらどうか。

いずれにしろ、山内の「恋人よ」を聴いて、圧倒的表現力で寂寞たる凍てついたこころの世界を聴き手に叩きつけていた五輪真弓の凄さを再認識した次第。

 

といったところで今回はこれくらいで。

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