哀しみの演歌と絶望のメタルを聴き漁るブログ

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新譜レビュー 演歌・歌謡曲

水森かおり「高遠 さくら路」タイプC・タイプDを聴いた

投稿日:2019年7月20日 更新日:

水森かおりの目下の最新曲「高遠 さくら路」。

一聴したときのインパクトはそれほどでもないが

聴き込んでいくうちに味が出てくるかも・・・という話を

水森かおりの新曲「高遠 さくら路」!いつもの哀愁ご当地ソングで安定感抜群!

の記事で書きましたが、どうやらその予想通り。

聴けば聴くほどにその切なさにが胸に響いてくる曲ですね。

やはり弦哲也先生と水森かおりの組み合わせは無敵。

「期待を裏切る」ということがない。

 

その「高遠 さくら路」の特別盤、

「タイプC」と「タイプD」が発売され、

私も購入して聴きましたので記事にしておきます。

タイプC

今回もAmazonで買いました。

2枚セットで特典がついたものを注文。

特典はポストカードと切手が1枚づつ。

 

毎回毎回いろんな特典をつけてくれて、よく考えるなあ・・と感心するものの、

手紙など書かない私にはほとんど必要のないもの。

そもそも使うためのものではなくあくまでもマニア用・・ということなのかもしれないけど、

前にも書いたように私は実用的なもののほうがいいなあ。

 

特典の話はともかく、曲の話を。

まずはCタイプ。

Amazon.co.jp 高遠 さくら路(タイプC)

(↑ここに貼ったのは特典なしの通常盤です)

 

カップリング曲は「笑顔で遠回り」。

人気お笑いコンビ、サンドウィッチマンとコラボした曲。

知らなかったのですがサンドウィッチマンはかつて長良プロダクション(水森の所属する事務所)

にいたことがあるそうで、そのつながりでこのコラボが実現したとのこと。

寂し気な雰囲気ながらどこか懐かしい雰囲気のデュエット曲。

 

私はサンドウィッチマンの漫才は最高に面白いと思ってるし好きですが、

水森かおりと歌うと聞いたときは

「ふ~ん」といった感じでまったく期待してなかった。

 

しかし聴いてみると・・・

あれれ。そんなに悪くないじゃないか。

メインパートを歌っている伊達みきおの歌唱は、

朴訥とした感じで非常に好感がもてます。

お笑いの人など門外漢がへンに歌が上手すぎるとイヤミに感じてしまうこともあるんですけど、

彼の歌唱は上手すぎでもなくヘタでもなく、なかなかいい味だと感じました。

タイプD

タイプDのカップリング曲は

「笑顔の向こうに」。こっちも「笑顔」なんですね。

作曲は我らが演歌の神、弦哲也先生。

Amazon.co.jp 高遠 さくら路(タイプD)

彼女の座長公演のイメージソング。エンディングテーマとして使われているようです。

こちらはさわやかな曲調で徹底的に前向きな曲。

 

切なさ哀しさがあふれる「高遠 さくら路」と、

明るく前向きな「笑顔の向こうに」を続けて聴くと、

水森かおりがなぜ演歌界のトップを走り続けていられるかがよくわかりますね。

圧倒的表現力。たくさんの若手女性歌手が追いかけているけれども、しばらくは彼女の王座は安泰なのかも。

といったかんじで、

2枚で2600円の価値はじゅうぶんにあったかな、と満足。

 

9月には恒例の「歌謡紀行」シリーズのアルバムが出ます!

もちろん私も買いますので、聴いたら記事にします。

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