哀しみの演歌と絶望のメタルを聴き漁るブログ

演歌とメタルをとおして、人生の理不尽さをみつめるブログ。

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ANGEL WITCHの新作「ANGEL OF LIGHT」を聴いた

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1970年代末~1980年代初頭にかけて勃興したいわゆる

「NWOBHM」(「New Wave Of British Heavy Metal」)のムーブメントを代表するバンドのひとつ、

ANGEL WITCHの5枚目のオリジナル・アルバム、

「ANGEL OF LIGHT」が先日発売され、

私も聴きました!

これがめちゃめちゃカッコよかったので記事にしておきます!

ダークかつヘヴィかつキャッチーなヘヴィ・メタル

ANGEL WITCHといえば、

名盤の誉れ高き1stアルバム「ANGEL WITCH」(1980年)、

そしてそのトップを飾る名曲「Angel Witch」があまりにも有名ですね。

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暗く重いリフをバックに、適度に哀愁をふくむキャッチーな(そして少し風変わりな)メロディーを

少年みたいでありながらマジカルでミステリアスでイーヴルな、不思議な雰囲気の声の

ケヴィン・ヘイボーン(バンドの創設者、ギター&ヴォーカル)が歌いあげるサウンド。

問答無用の名作ですね。

 

2ndアルバム「SCREAMIN'N'BLEEDIN'」(1985年)では専任ヴォーカルが加入、

暗さと重さはそのままながらも今で言うところのメロディアス・ハードみたいなサウンドに変化。

専任ヴォーカルがジッメジメに湿ったじつに魅力的な声質の人で、

じつは私は1stよりも2ndのほうが好きだったりします(これは過小評価された隠れた名盤なのでいつか記事にします)。

3rd(1986年)も2ndと同じ路線でしたが、そっちは残念ながら曲はイマイチなものばかりで、音質も劣悪だったし、ちょっと残念でした。

 

長いブランクの後、2012年に4thアルバム「AS ABOVE,SO BELOW」を発表。

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ケヴィンがヴォーカルに戻り、サウンドも1stのようなリフ主体のNWOBHMサウンドに回帰。

これも素晴らしい作品でした。

前作の流れをくむ、ファンがもとめる「らしさ」を体現した新作

で、今回の「ANGEL OF LIGHT」。

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リード・トラックとして先行発表されていた「Don't Turn Your Back」が、

イントロのリフからもう圧倒的にカッコよくて、

哀愁をふくむキャッチーな歌メロをもつ恐ろしく素晴らしい曲で、

アルバム発売を心待ちにしていましたが・・・

アルバム全編、1st「ANGEL WITCH」、前作「AS ABOVE,SO BELOW」の流れをくむ、

神秘的でちょっぴり邪悪な香りをただよわせながらドラマティックに展開する

素晴らしい曲ばかりでした!

 

個人的にはヘヴィなリズムとリフが異常にクールな2曲目「Death From Andromeda」、

長尺ギター・ソロが素敵な7曲目「I Am Infamy」などがとくに気に入りました。

と思ってたら、つい昨日「Death From Andromeda」のオフィシャル・ビデオが公開されていました。映像もカッコいい。芝居は少な目にして演奏してるシーンをもっと増やしてほしかった気もするけど。

う~ん。カッコいいなあ。

オッサンになってもまったく変わらないケヴィンのヴォーカルも凄いし、

このキラー・リフの洪水ともいうべきまさにヘヴィ・メタル本来のカッコよさを凝縮したサウンドを聴くと、

やっぱりメタルはこうでなくちゃあ!と歓喜の声を上げたくなります。

 

といったところで、期待以上の凄い作品を聴くことができて大満足。

今後もこの方向性でブレずに頑張ってほしいと思います。

そして、こういうほんもののメタルが絶滅しないために・・・このアルバムはとにかく買うべきです!

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