哀しみの演歌と絶望のメタルを聴き漁るブログ

演歌とメタルをとおして、人生の理不尽さをみつめるブログ。

ヘヴィ・メタル 思い出の名盤・名曲

思い出の名盤:スラッシュ・メタルへの傾倒を決定づけられた名作コンピレーション~「SPEED KILLS~THE VERY BEST IN SPEED METAL~」

投稿日:

私が若かりし頃に影響された思い出の名盤をふりかえる記事の続きです。

今回はイギリスのメタル専門レーベル、

MUSIC FOR NATIONSが

1985年にリリースしたコンピレーション・アルバム、

「SPEED KILLS~THE VERY BEST IN SPEED METAL~」。

私は高校に入ったばかり、

SLAYERやMETALLICAを知り、

スラッシュ・メタルに興味を持ったころ。

西新宿の「ディスク・ランド KINNIE」ではじめて買ったメタルLP

それまでは貸しレコード店をハシゴして

メタルのレコードを漁っていた私でしたが、

高校で知り合ったメタルに詳しい友達に教えてもらって、

当時メタルやパンク、ニューウェイヴ系の専門のレコード店などが集結していた

(いまはどうなってるんですかね)西新宿へ。

UK EDISONや新宿レコードなどにもお世話になりましたが、

一番最初に行ったのが「ディスク・ランド KINNIE」。

 

大音量で流れるスラッシュ・メタルをバックに、

超狭い店内で長髪のアンちゃんたちがワサワサと

レコードを漁っている様子は

ガキだった私にはとても異様、

しかし血沸き肉躍るものがありました。

 

ガキでカネのなかった私はさんざん迷ったあげく2枚だけ買いました。

WARFAREの「METAL ANARCHY」と(←これについてもいつか記事にします)、

今回紹介するMUSIC FOR NATIONSのコンピレーション、

「SPEED KILLS~THE VERY BEST IN SPEED METAL~」。

↑所有しているものを撮ったので斜めなのはご容赦を。

当時盛り上がりつつあったスラッシュ/スピード・メタルのムーブメントのなか、

レーベルの垣根を越えて選りすぐられた、

スラッシュ/スピード・メタルのカタログ的作品。

私にとってはバイブルであり、指標でもありました。

スラッシュ・メタル草創期の重要バンドが詰め込まれていた

収録されていたバンドと曲は以下の通り。

なかなか錚々たるメンツです。

A1  HALLOWS EVE:Metal Merchants
A2  EXODUS          : A Lesson In Violence
A3  DESTRUCTION : Bestial Invasion
A4  BULLDOZER     :Insurrection Of The Living Damned
A5  METALLICA      :Fight Fire With Fire
A6  SLAYER           : Evil Has No Boundaries (Live)
B1  POSSESSED     : Pentagram
B2  EXCITER          : Riders From Darkness
B3  VENOM            : Black Metal (New Version)
B4  VOIVOD           : War And Pain
B5 MEGADETH        :Rattlehead
B6 CELTIC FROST   :Into The Crypts Of Rays

 

BULLDOZER以外はのちにアルバムを買い求めることになり、

まさに私のスラッシュ・メタルへの傾倒を決定づけたレコードでした。

METALLICAとSLAYERは知っていましたがそれ以外はどんなバンドなのか

全然知らず、新鮮な驚きが詰まっていました。

↑インナー・スリーヴには各バンドのまだ若い(そして今見るとちょっと恥ずかしいかも)姿が。POSSESSEDといいDESTRUCTIONといいEXODUSといい、ヘンなカオとポーズで写真に納まるのはこの時代のスラッシュ・メタルバンドのお約束でしたね。そう考えるとVENOMの写真がマトモなのが逆にヘン。CELTIC FROSTはカッコいい。

 

収録されていたのは既発曲ばかりでしたが目玉となっていたのは、

SLAYERの「Evil Has No Boundaries」の未発表ライヴバージョン

(のちに「LIVE UNDEAD」に収録されるスタジオ・ライヴ)、

VENOMの「Black Metal」のニュー・バージョン、

EXCITERの未発表曲。

 

VENOMの「Black Metal」も凄い迫力(崩壊寸前の演奏だけれど、そんなことはどうでもよくなる)

でしたが、私が最も衝撃を受けたのはやはりSLAYERでした。

このとき私はまだ2ndの「HELL AWAITS」しか聴いてなくて、

「Evil Has No Boundaries」は知らなかった

(1stの「SHOW NO MERCY」の収録曲)のですが、

もうこのスピード、カッコよさにはヤラれた。

のちに「SHOW NO MERCY」アルバムを聴いて、

オリジナル・テイクのスローさ

(というか、ライヴ・テイクの速さ)にビックリしたのをおぼえています。

いまあらためてこのコンピレーションを聴くと、

この当時からSLAYERとMETALLICAは頭一つ抜けた存在だったんだなとよくわかります。

 

それはともかく、高校生だった私は

「SPEED KILLS」を手に入れてからしばらくは

ヒマさえあれば大音量のステレオの前で

「EVIL!!!」と叫びながらヘッドバンギングする

生活が続きました。

レコードを買いたいがためにバイトを始めた

他のバンドも

「こりゃあレコードを買って聴いてみたい・・・」

と思わせるものがいくつもありまして、

(とくにCELTIC FROSTの邪悪さと、HALLOWS EVEのIRON MAIDENっぽさに惹かれた)

しかしガキだった私にはそんなにたくさんのレコードは買えない・・というわけで、

バイトを始めました。

昭和の末のころでしたから

時給は540円とかでしたが、

それでも月に数万円の給料をもらい、

給料をもらうとレコードを漁りに行くようになり、

さらにヘヴィ・メタルの深淵なる世界にハマっていきました。

 

この「SPEED KILLS」はその後シリーズ化して、

たしか7作目くらいまで出たと記憶していますが、

買う価値があったのはこの次の「Ⅱ」まででした。

「Ⅱ」についてもいつか記事にしてみます。

-ヘヴィ・メタル, 思い出の名盤・名曲
-, , , , , , , , , ,

Copyright© 哀しみの演歌と絶望のメタルを聴き漁るブログ , 2018 All Rights Reserved Powered by STINGER.