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今週聴いたもの:2023年6月1日~6月7日

最近になって、子どものあいだでさまざまな感染症がいつもより流行っているという話。

NHK NEWS WEB 新型コロナ5類移行1か月 子どもの感染症が増加

上に貼った記事によると「コロナ禍での感染対策の徹底で、免疫を持たない子どもが増えた影響ではないか」という医師もいるとのこと。

先日みたテレビでもこの話をしていて、そこでは「専門家」が「場面に合わせた適切な感染対策を継続することが大切」とかぬかしてて、こういう奴にこそ責任とって死んでもらいたい、と心の底から怒りをおぼえました。

いやいやいや、子どもはコロナにかかりにくいしかかっても重症化しない、っていうのは最初から言われていて、子どもにとってはコロナは風邪同然である、っていうのはわかっていたこと。それなのにお前ら「専門家」や政治家が小さな子どもに過剰な感染対策を強制してきたからこんなことになったんだろ。全部お前らのせいじゃないか。感染対策の弊害で感染症への抵抗力が落ちたり、本来かかっておくべき病気にかからずに免疫を獲得できないまま大きくなってしまうということが起こる、ってのも最初から言われていたこと。「我々が過剰な感染対策を推奨したからこんなことに。間違っていました。すみませんでした」と言えよ。この期におよんでもまだ「基本的な感染対策を!」とか言ってる姿をみるとほんと吐き気を催す。

近所の小中高校では通学風景をみるかぎり子どもたちはほとんどがマスクしてる。しかしそれでも今年は季節外れのインフルエンザが流行っているという。するとみんながず~っとマスクしていたコロナ禍のあいだにインフルエンザが流行らなかったのはマスクの効果じゃなかったと理解するべきなんでしょう。似たようなウィルスが流行っているともう一方の似たようなウィルスが入ってこられなくなるっていうことがあるらしいので、コロナウィルスがいなくなったからインフルエンザウィルスが進出してきた、ということか。マスクには感染防止効果が少しはあるんだろうから、それを(健康体であるのに)ず~っと継続すればウィルスへの抵抗力は落ちるでしょう。そのせいで感染症にかかりやすくなったとすればまさに本末転倒。それなら「専門家」は「健康な子どもマスクさせることは目先のメリットよりも長い目でみたデメリットのほうが大きい。できるだけ外させろ。消毒も神経質にやらなくていい」と声高に言うべきなんじゃないのか。

10日の読売新聞の「コボちゃん」で、「子どもの感染症が流行っている」という話をしてて、3コマ目でママが子どもたちに「もうしばらく出かける時はつけるのよ」とマスクを渡す描写があったんですけど、コロナ以前は、「自分が風邪ひいたから他人にうつさないためにマスク着ける」っていうのはあったけれど「周りで風邪が流行っているからマスクつけろ」というのはあんまりなかった気がする。そのへんの意識が悪いほうに変わって、健康な人も年中マスク着けるようになったから免疫力が低下してしまった。これはすべて「マスクは有効マスクは有効マスクは有効」と一つ覚えのようにぬかし続けてきた「専門家」たちと、その「専門家」の言うことをそのまま採用した政治家のせい。「専門家」や政治家は今からでもいいから「健康な人はマスクつけないほうがいい」「過剰な消毒は逆効果」と主張してほしい。

VISIONS OF ATLANTIS「TRINITY」

オーストリアのシンフォニック・メタルバンド、VISIONS OF ATLANTISの3作目。2007年作。

Amazon.co.jp トリニティ

現在も元気に活動中の、すでのベテランという域に達した男女ツインヴォーカルのバンド。このバンドはなにかのアルバムを聴いたような。あまり覚えてないってことは印象薄かったってことだと思うんですけど、このアルバムに関していえばそのクオリティはなかなか高い。私の大嫌いな「クリーンな女性ヴォーカル+吠える男ヴォーカル」っていうのじゃなく、男もきちんと歌っているのがイイ。女性ヴォーカルはよくあるタイプながら、男のほうはなかなか魅力的な声と歌唱。

曲もムダに長い曲はなくコンパクトで悪くないし、NIGHTWISHあたりが好きなら刺さるサウンドでしょう!私の大嫌いなCHILDREN OF BODOMみたいなフレーズで始まる5曲目はちょっと勘弁してほしかったけど。

おススメ度・・・★★★☆

VALIANCE「WAYFARING」

こちらもシンフォニックなバンド。イタリアのVALIANCEの2nd。2002年作。

Amazon.co.jp ウェイフェアリング

シンフォニックな味付けながらさっきのVISIONS OF ATLANTISとは違って基本はスピード・メタル。ズダズダズダと疾走する曲にブアツいコーラスがのるサウンドはなかなか気持ちイイ。

しかし個人的には文句のほうが多く出てくる。せっかく気持ちのイイ展開で「おぉ~」となって「ここからさらに盛り上げてくれ!」と期待したところへ、バタバタバタ~って無用なテンポチェンジしてみたりっていうのが多くて、なんか消化不良な気になっちゃう。しかも演奏の安定度はあんまり高くないのでますますストレスを感じる。難しいこと考えなくていいから、問答無用で震えられるような曲を追求してほしかった。

おススメ度・・・★★★

ARKHON INFAUSTUS「PERDITION INSANABILIS」

フランスのブラッケンド・デスメタルバンド、ARKHON INFAUSTUSの2004年作。4作目?

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ジャケットはシンプルなデザインながらよく見るとなんだかよくわからない文字がいっぱい書いてあったり、ブックレットのなかの1ページはびっしり「error」って文字で埋め尽くされていたり。メンバーは薄気味悪い仮面をかぶってて、これは筋金入りの凶悪デスメタルか・・・との予感を抱きながらCDをプレイしますと、

その予想を裏切ることなく、暗黒のデスメタルが襲ってきました! まあ同じスタイルのバンドは掃いて捨てるほどいるし、それほど独自性が感じられるわけではないけど、このイッちゃってる感はなかなかのもの。いっぽうで随所に聴かせるフレーズを挿入したりもしてて、デスメタルとしてのクオリティは高い。

しかし「聴かせる」部分がちょっと中途半端だし、なにかというとすぐにブラストに持っていこうとするので、だいたい全部が同じに聴こえるってのが気になるかな。しかしこういうバンドは「轟音に身を任せているだけで快感」っていうふうになれば病みつきになるもので、この作品はその域に達するまでもう少し!というところ。ほかの作品も要チェックか。

おススメ度・・・★★★☆

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