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今週聴いたもの:2022年10月6日~10月12日

先日強行された故安倍晋三氏の国葬について、テレビ朝日の玉川徹氏が「これ電通入ってますからね」と番組で発言、それが事実誤認だったとわかり謝罪、謹慎させられてる問題。

私もどこかで国葬は電通がプロデュースするみたいな報道を見たのでそうだと思っていましたが実はそうではなかったらしい。玉川氏は番組で謝罪、電通のほうにも謝罪したそうですが、これについて自民党の西田とかいう議員が「誤って済む話じゃない」「極めて重大な問題で国政の場でも強く提起したい」「電通さんに謝罪したのはいいですけど、まず謝罪をしないといけないのは弔辞を述べた菅前総理だし、昭恵夫人らご遺族に対してでしょう」などとぬかしてかみついているらしい。

東スポWEB テレ朝・玉川徹氏謹慎も 自民・西田昌司議員「菅前首相への謝罪をすべき」

何言ってるのかさっぱりわからない。いちテレビ局の社員がこの程度の間違いをしたからといって国政の場で追及?どんだけヒマなんだよ。ほかにやることないのか。そんなヒマさ加減だから三権の長たる議長がセクハラしたり議員がパパ活したりするんだろ。お前ら議員は公約を達成することだけを考えてそのためだけに不眠不休で働くのが最優先のはず。こんなくだらねえことで騒いで存在感アピールしようだなんて、我々国民のほうが恥ずかしくなる。

それに菅や安倍夫人に謝罪しろとかいうのも意味不明。玉川氏は菅の弔辞についてこれを言ったんじゃなくて、彼に弔辞を読ませるという人選そのものについて「電通入ってます」と間違って言ったのであって、べつに菅本人や安倍夫人に失礼なこと言ったわけじゃないでしょ。ていうか自民党でやった内輪の葬儀ならともかくあれは「国葬」という国が行う公式イベントだったんだから、主催者でもない自民党が謝れだとか騒ぐ資格ある?自民党がすなわち国家だと勘違いしてるんだろうなあ。

だいたいお前らが崇め奉って神格化しようとしている故安倍元首相がどれだけウソついたか、それ考えたら民間人がこの程度の事実誤認したくらいなんだと言うのか。安倍は事実誤認でなく明確にわざとウソついて、それについて一言も謝ってもいなかったしお前ら取り巻きもわかっていながらそらっとぼけていた(岸田首相は国会で安倍の虚偽答弁について野党から追及されても「ウソなどついてない!」と否定したりしませんでしたからね。ウソついてたってのは認めたってことでしょ)のに、ちょっと間違えて「間違えてましたすみませんでした」と謝ってる民間人についてはネチネチ攻撃するわけ?

自民党がほんとうに民主主義を理解しているまともな団体であったなら、イギリスのジョンソン前首相がウソがばれて辞任に追い込まれたのと同じように、安倍元首相も身内によって議員辞職に追い込まれなければならないはずだった。「総裁、ウソはいけません。辞職してください」という声が身内から湧き起こるべきだった。そうならなかったという点だけをみても、自民党が報道機関に「ウソやデタラメ言うな!」なんて文句言う資格はないってのは明らか。自分たちの身内のウソやデタラメは「言ってません」「撤回します」「訂正します」で済ませるくせに、他人に対しては「国政で追及する!」って騒ぐんだからねえ・・・。ほんと恥ずかしい。本人は恥ずかしいという自覚はないんだろうなあ。「俺はマスコミにも言うべきことを言ってるぜ!カッコいいだろ!」とドヤってるんだろうなあ。その意味では安倍を「国賊」と批判した村上のほうがよっぽどまとも。

RAZOR「CYCLE OF CONTEMPT」

カナダの伝説的スラッシュ・メタルバンドRAZORの、まさかの25年ぶりの新作!

Amazon.co.jp CYCLE OF CONTEMPT

新作をつくってるという話はちょくちょく聞いていたもののすっかり忘れていた。発売されてるのに気づかず慌てて購入!

RAZORといえば、EXCITERみたいなパワー・メタルをやってた最初期を除けば、いつのどの作品においてもザックザクの高速リフでひたすら突っ走る爆走スラッシュを貫いてきた漢の中の漢的なサウンドが魅力でしたよね!

思い出の名盤:スラッシュ・メタルはリフが命!RAZOR「EVIL INVADERS」!

80年代とはメンバーがだいぶ違うが、ギターのデイヴ・カルロさえいればそれはRAZOR。とにかく速いやつでお願いします!とワクワクしながらCDをプレイしますと・・・

 

「85年みたいなサウンドにするつもりはない。モダンなものなっている」ってデイヴが言ってるのを見たから、

OTOTU カナダのスラッシュ・メタル四天王の一角: レイザーが、実に25年振りとなる最新スタジオ・アルバム『サイクル・オブ・コンテンプト』をリリース! 総帥デイヴ・カルロとの長編インタビューを敢行!(↑このインタビューは興味深かった。「MALICIOUS INTENT」のドラムがヒドかった理由とか、「CUSTOM KILLING」が大作主義になっちゃった理由とかが知れる)

ひょっとしてモダン・ヘヴィネスをきかせた今風のサウンドになってたらどうしよう・・とちょっとだけ心配したものの、杞憂に終わりました!ギターサウンドは逆に低音が物足りないくらいの、チリチリとしたクランチを重視した音になっていた。全体的なサウンドプロダクションはいままででいちばんイイんじゃないか。

この1曲目を聴いて、とにかく速い曲なのが嬉しいね!いいじゃないか!と思ったのですが・・・

そのあとも速い曲で押して押して押しまくる!それ自体は嬉しいけど、以前よりもさらに「全部同じ曲」感が増したような。ちょっとだけスローダウンする曲もあったけど、ほとんどがこの1曲目と同じスピード、同じリズムで突っ走る曲。

まあ同じような曲ばっかりってのは前からそうだったから別にいいし(その意味では全曲がキャッチーなフック満載だった「EVIL INVADERS」はやっぱり別格の傑作)、それがRAZORらしさでもあるんだからそんな文句をたれるのは無粋というもの。なにも考えずに首を振り、伝説のスラッシュバンドの帰還を喜ぶべきでしょう!買っておくべし!

おススメ度・・・★★★☆

KOMMAND「SAVAGE OVERKILL」

今週のオールドスクール! USフロリダのブラック/スラッシュ・メタルバンド、KOMMANDの2作目。2019年作。同名バンドが西海岸にもいるらしくてややこしい。

Amazon.co.jp Savage Overkill

80年代B級そのものなジャケ絵にそそられる。メタルのジャケ絵はこれでいいんだよ。メンバーは「KOMMANDER Z.」「CARNAGE」「EXHUMER」の3人! いいねえ。期待させられちゃうねえ。

 

初期DESTRUCTIONを想起させるオールドなスラッシュ!たまに声をひっくり返すヴォーカルもシュミーヤっぽい。

基本は全力で突っ走るスラッシュでありながら、曲によっては(「UNDER THE SIGN OF THE BLACK MARK」のころの)BATHORYみたいなブラックな風味なのもあったり、「全部同じ曲」とは思わせないところもある。

もうちょっと曲を練ってほしい気もするし、とびぬけてカッコいい曲はなかったものの、こういうバンドが死滅したら私ももうメタルを見限るだろう、っていう気持ちのいいサウンド。応援したい!

おススメ度・・・★★★☆

THREAT SIGNAL「UNDER REPRISAL」

カナダのメロディック・デスメタル(?)バンド、THREAT SIGNALの1作目。2006年。

Amazon.co.jp アンダー・リプライザル

ライナー・ノーツの記載によると、バンドのフロントマンは「君がメタル・ファンならば、THREAT SIGNALを聴かないといけないと信じているよ」と語っていたそう。若者が自信満々なのは悪いことではないとしても、それはそこにちゃんと根拠があればの話。それがただの思い上がりなのか事実なのか、聴いてみますと・・・

 

いやいやいや、こんなもんやってる(やってた)バンドは掃いて捨てるほどいる(いた)でしょ。MESHUGGAHやSOILWORKやPANTERAのマネしてるだけじゃないか。個人的に大嫌いなスタイルのサウンドであることを割り引いても、曲自体がまったく退屈だしねえ。どうしてこう「ヘヴィなリフと絶叫スクリームを組み合わせればクール」っていう勘違いをしちゃう奴らが多いのか。こんなのが「メタル」を名乗るからメタルは斜陽になったのになあ。この手のバンドには滅んでもらったほうがメタル界のため。今も活動してるのかな?

まあとにかく全部同じ曲。買う価値は1ミリもない。1円で売ってたとしても買うのはもったいない。

おススメ度・・・★

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