アメリカ、イギリスがロシア産の石油や天然ガスなどの禁輸を発表。
日本はどうするのかというと、やっぱりどっちつかずの「様子見て考えま~す」みたいな対応でしたね。
たしかに米英は自分の国で石油が出るし、同じようにやることは難しいっていうのは理解できるけれども、この問題にどう対処するのか、っていうことについて確固たる信念や方針というものがみえてこないのはいつもと変わりませんね。
バイデンさんは「平和と自由のためにはコストがかかるのだ」と言って、国民に「生活への影響は避けられないが我慢してくれ」と主張してましたが、首相もそれくらいのこと言えばいいのに。経済のためにはしょうがないから、ってことでロシアや中国と付き合ってきた結果がこれなのに。
戦争での解決は選択できない以上、経済的に干すっていうことしか日本にはできないんだから、ここはアメリカに追随したらどうか。エネルギー供給が・・・とかエネルギー価格が・・・とかいうのは、それこそ政治家がなんとかするべき問題でしょ。な~んにもせずに「ムリです」で終わっちゃうのはあまりに無能すぎるのでは。
我々国民も、中国やロシアのような人権抑圧国家の狂犬独裁者を世界から駆逐するためには多少のことは我慢する覚悟が必要なんでしょう。首相はそれを国民にもっと熱っぽく語れ。支持率のことしか考えてないから国民に痛みを与える政策をとりたくないんだな。「国益」と言いつつ、考えているのは自分たちの権力の座を盤石にしておくことだけ。さすがは詐欺師政権。
SURVIVOR「SURVIVOR」
映画「ロッキー」の主題歌「Eye Of The Tiger」で超有名なUSのハード・ロックバンド、SURVIVORの1st。1979年作。
このアルバムは初めて聴きました。この手のいわゆる「産業ロック」はBGMとして聴くことはあってもわざわざ高いカネ出して聴こうとは思わないし。ラジオつけりゃあいくらでも流れてますしね。
安く仕入れたCDの山に入ってたからたまたま触れたんですけど・・・
ものすごく良くてビックリ。このアルバムなんで売れなかったんだろう。まあボーっと聴いてるとFOREIGNERを聴いてるような感覚に陥るので、その意味では個性がないっていうふうにも言えるんですが、なにしろ曲のデキはハンパじゃない。適度にハード、徹底的にキャッチー。「Let It Be Now」みたいな比較的ヘヴィな曲が好き。
おススメ度・・・★★★★
DREAMLORD「DISCIPLES OF WAR」
ギリシャのスラッシュ・メタルバンド、DREAMLORDの2nd?。2019年作。
意外にハイクオリティなバンドがいっぱいいいるギリシャ。バンド名はネオクラシカルなメタルっぽいけど、オールドスクールなスラッシュをやってるときいて期待して聴きました。
若き日のOVERKILLやTESTAMENTを彷彿とさせる、古臭いスラッシュ・メタル。いいねえ。歌メロもキャッチーさを意識しているし、たまに聴かせるギターソロも出てくる。きちんと考えられた曲をやっている。次作を聴きたいバンド!
おススメ度・・・★★★★
BURN DOWN EDEN「RUINS OF OBLIVION」
ドイツのデスメタルバンド、BURN DOWN EDENの1st。2016年作。
Amazon.co.jp Ruins of Oblivion
メロディックなリフが主体となって押しまくるデスメタルで、いわゆるメロディック・デスの範疇にはいるバンドだとは思うんですが・・・
そのメロディにキャッチーさはあんまりないし、な~んにも考えず思いつきで喚いてるだけにしか聴こえないヴォーカルがダメ。CHILDREN OF BODOMと同系統の退屈さ。なにを聴かせたいのか、もう少し頭を使ってほしい。このあと3枚出しているようなので、そっちは少しは進歩していることを期待。中古で100円とかだったら買ってみよう。
おススメ度・・・★★