哀しみの演歌と絶望のメタルを聴き漁るブログ

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ロシアン・メタル思い出の1枚。

投稿日:2022年3月8日 更新日:

ロシアのウクライナ侵攻の状況が毎日報じられています。

ウクライナとロシアの関係性については私もよく知らないので、この侵攻についてなにか言うことはできませんが、とにかく戦争ははやくやめてほしい。

恐ろしいことに、この危機に際して安倍元首相は、アメリカの核を日本に配備する「核共有」を議論するべきだとぬかし始めているらしい。

いやいやいや、たしかに議論するのは自由だしそういう意見が出るのも当たり前だと思うけど、あなたは毎年毎年広島や長崎で「非核三原則を守りま~す」ってエラそうに言ってただろ。あれはウソ?官僚の書いた作文を読んだだけか。こんなウソツキ野郎に8年以上も首相をやらせちゃったから、日本は絶望の国になっちゃったんだよなあ。

無能政治家のことはともかく、今回のウクライナ侵攻をみるかぎり、核抑止力ってのはものすごく危なっかしくて、じつはあんまり意味がないってことがはっきりしたのでは。「同じ力を持てば攻撃されない」という論理でいろんな国がみんな核を持ち始めて、狂気に憑りつかれたどこかの国の独裁者が「もうなにもかも終わらせてやる。全部ぶっ壊す」とばかりに核を使っちゃったら世界はそれで滅亡。ひょっとしてプーチンはそんな感じになっちゃってるかもしれないわけで、そうなればどこの国が核持ってようがなにも関係ないでしょう。

理性的に考えるなら使うということはありえない、でもなにかの間違いが起こったら世界滅亡、などという兵器が世界中に拡散するなかで世界の均衡が保たれる、なんていうのはどう考えてもただの幻想。被爆国である日本はなにがなんでも核廃絶を訴えなければならないはずですが、元首相がこんなことを言い出すようではねえ。たしかに防衛については議論すべきことが山積みだけど、一足飛びに核共有なんてのはあまりに乱暴なのでは。

80年代ロシアン・メタルの名作!

それはともかく、今回はロシアン・メタルの思い出の名盤の話を。

最近のロシアのメタル事情は全然チェックしてないのでわかりませんが、ロシアのメタルといわれて私がまず思い出すのは、旧ソ連時代から活動していた、モスクワ出身の「KRUIZ」。

80年代初頭にはソフト・ロックをやってて、半ばには当時のソビエト共産党に解散させられ、その後ヘヴィ・メタルバンドとして復活した、という歴史をもつらしいバンド。

そのKRUIZの1986年作、「KRUIZ-1」。

↑私が所有するアナログ盤には曲目とクレジットだけは英語も表記されていて、そこではバンド名は「”CRUISE” ROCK GROUP」となっています。

 

これはどこで手に入れたんだったかなあ。学生の時にどこかの中古レコード店でみつけたんだと思うんですけど忘れた。ロシア語は読めないけどジャケット写真みればメタルバンドだとわかりますしね、予備知識ゼロで買ったんです。

 

聴いたらこれが・・・超絶カッコいいスピード・メタル。

アグレッシヴな正統派サウンドのなかにキャッチーさと哀愁を兼ね備えたメロディが詰め込まれてて、旧ソビエト連邦時代に西側のメタルを凌駕しちゃうクオリティの作品をつくってたのはほんとうに凄いと驚嘆しちゃう。

↑これのトップに入ってる曲(英語表記では「Rock Forever」)は、どうやら当局によって禁止されてしまったらしく、私が所有するアナログ盤には収録されておらず、かわりに動画のラストに入ってるインスト曲がトップに「Intro」というタイトルで入っています。いやあ、「Rock Forever」がいちばんカッコいい曲なのになあ。これは名曲ですよ。当時の北欧メタルみたいなドラマティックかつ哀愁たっぷりの曲展開に全身が震える。なにが問題で発禁になったんだろう。これが収録されているバージョンの音源を探しているんですがいまだに入手できず。

3曲目(英語表記「It Happend So」)の長尺ギターソロも最高だし、私のアナログ盤の1曲目になってた「Intro」も猛烈にカッコいい。当時の私はこのインストを聴いてイッパツでノックアウトされちゃった。この人たちがもし西側に生まれていれば・・と思うとものすごく残念。

↑この動画は今回記事にするにあたり見つけて初めて見ましたが、すごい盛り上がりですねえ。1986年ってことはゴルバチョフが書記長になってペレストロイカが始まるころか。でもやっぱり、当局の監視のもとで行われたんだろうなあ。

 

この次の作品を聴くと、さらにスピード・アップしてほとんどスラッシュ・メタル化したりしてましたが、メロディアスでキャッチーなところは変わらず魅力的でした。そのあとについては音源が手に入らず聴けてない。バンド自体が分裂していろいろ出したようでよくわからない。

ロシア本国とかではどうなのかわかりませんが、日本語や英語で検索するかぎり、レコードやCDを入手するのはなかなか困難な模様で、心あるレーベルが再発してくれるのを祈るばかり。もし中古盤をみつけたら問答無用で買うべき名作です!

 

報道をみてるとロシアが徹底的に悪者になってますけど、そのせいでロシアの音楽が聴けなくなったりしたら悲しいなあ。とにかく戦争がはやく終わることを祈りたい。

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