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今週聴いたもの:2021年4月29日~5月5日

飛び込み競技でオリンピックでの活躍が期待されてる中学生が話題になっていますね。

あの腹筋をみるにつけ、それはそれはとてつもない努力をしてるんだろう・・と感心するし、オリンピック出る(ほんとうに開催するのか?)なら頑張ってほしいけど、報道によれば、学校での体育の授業での球技は「ケガ防止のため」見学しているんだって。

テレビではこれを「ストイック」などといって褒めていましたが、いやいや・・・それは「はぁ~?」って疑問を呈すのが普通の感覚のような気がします。

学校と先生の面目丸つぶれでしょ。「オリンピックがすべてなんで、体育なんてやってられません」っていうわけでしょ。不登校YOU TUBERを肯定する人たちもそうだけど、なんでこう学校を軽視する風潮が蔓延しているんだろう。まあたしかに、サッカーの授業でケガしたからオリンピック出られません、なんてなったら学校は批判されるかもしれませんが、それは批判するほうが間違っている。学校は教育を施すのが仕事なんだから。ケガしないために見学?まだ子どものくせに、白鵬みたいな思考だな。

それに、同じクラスのほかの生徒が同じこと言い出したらどうするのか。「自分には体育よりも大事なことがあるので、ケガしたら大変だから球技には参加しません」ってみんなが言い出したら、先生は言い返せないでしょ。そこで先生が「お前はオリンピック出ないんだから体育出ろ。オリンピック出るやつは特別なんだから」と言おうものなら、それはまさに差別そのものじゃないのか。そして生徒たちには、「勝てばなんでも許される」「優れた人間は優遇され、劣っている奴は差別されるのが当たり前」という思考が身についてしまうわけだ。ほかの生徒や保護者は「オリンピック出るくれえのことがそんなに特別なことなのか!」って怒れ。

私が本人の親なら「体育もできねえなら飛び込みなんぞやめちまえよ」「そういう偉そうなことはプロになってから言うもんだよ」って言いますけどね。まあおそらくは親やコーチがそうさせてるんでしょうが・・・よくテレビでしゃべってる教育評論家なんかはなんで黙ってるんだろう。どうしても学校に行くことができない不登校の子とか、からだに障害があって体育できないとかいうんならともかく、健康でちゃんと学校行ってるくせに「ケガしたくないからやりませ~ん」って・・・・。自分も球技をやりたくないのに「あいつだけ特別扱いされてずるい」と思っている生徒も必ずいるはずだ。

・・・って、私が同じクラスの子どもの親なら文句言いますね。先生たちは大変だろうなあ。

AIRBORN「AGAINST THE WORLD」

イタリアのメロディック・パワーメタルバンド、AIRBORNの1stアルバム。2001年作。

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オーストラリアのハード・ロックバンド、AIRBOURNEとはもちろん別のバンド。90年代なかばから活動しているベテラン。

このアルバムでは、IRON SAVIOURのピート・シールクがプロデュースをしていて、サウンドもまさにそのことから想像されるとおり。初期HELLOWEENを彷彿と(ていうかまるっきりHELLOWEEN)させる、スピードあふれるメロディック・パワーメタル。イイですね。

しかし、胸に迫ってくるメロディの量は、近作よりはやっぱり少ないかな。ツイン・リードのハモリは一生懸命やってるけど歌メロはイマイチ・・・っていう曲が多い。まあまだ若かったから・・ということでしょう。近作はみんな素晴らしいので、追々記事にしていきましょう。

おススメ度・・・★★★☆

METAL INQUISITOR「ULTIMA RATIO REGIS」

ドイツのヘヴィ・メタルバンド、METAL INQUISITORの4thアルバム。2013年作。

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このバンドの作品はいくつか聴いた記憶が。NWOBHMの香りの漂う正統派メタル・・という印象をもったのをおぼえていますが、このアルバムも期待を裏切らず・・・まっすぐなピュア・メタル!ブックレットにはメタルTシャツと革ジャンに身を包んだオッサンが5人。それみるだけでうれしくなっちゃう。

 

↑いいねえ。ヴォーカルの声域はわりと狭いみたいで、歌メロに印象的なものがイマイチ少ないのは気になるし、ギターソロとかも「ここで終わっちゃうの?」って感じで中途半端なところもあるんですけど、個人的好みでいえば文句なし。レトロなメタルが好きなら、音源を持っておくべきでしょう。

おススメ度・・・★★★★

SOPHICIDE「PERDITION OF THE SUBLIME」

ドイツのテクニカル・デスメタルバンド、SOPHICIDEの1stアルバム。2012年作。

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全然知らないがどうやらギタリストが中心人物であるらしい。

なかなか人間離れしたテクニカル・デス。ドラムスは打ち込みらしい。

 

たま~に後期のDEATHみたいな雰囲気の曲もあったりで、けっこう悪くない・・・・・でも、そのカッコよさに鳥肌がたつ、というような曲はとくにないので、私にとってはほかにいっぱいいるテクニカル・デスの十把一絡げのなかのひとつ、という以上のものにはならないかな。「Of Lust And Vengeance」なんかはかなりいい雰囲気なのにやたらと複雑な展開でなにかというとすぐにひとつ覚えのようにブラストしたがるからブチ壊しになってたりもしてて、そのへんは「わかってねえなあ・・・」となっちゃう。演奏技術を磨くのもいいけど、もっと他人のメタル作品も聴いて、「こうすればカッコよくなる」っていうのを勉強したほうが・・・と言いたくなる。

おススメ度・・・★★★

 

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