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SATAN「SONGS IN CRIMSON」を聴いた!

イギリス出身のヘヴィメタルバンド、SATANが同バンド名義としては7作目となるニューアルバムを発売。タイトルは「SONGS IN CRIMSON」。

Amazon.co.jp Songs in Crimson

出ることを知ったときにそれについてここにも書き、→今週聴いたもの:2024年8月1日~8月7日(FROSTTIDE、INFERNAL BEAUTY、DEMENTOR) すぐにAmazonでポチって予約しておいたのですが、いつまでたっても来ない。サイトをみると「一時的に在庫切れ。入荷時期は未定です」になっていた。いやいやいやふざけんな。予約してたのに在庫切れとか使えなさすぎだろ。Amazonで輸入盤を予約するとけっこうな頻度でこういうことが起こる。それですみませんでしたの一言もないんだから、ほんと殿様商売してるなあとあきれる。

品切れで来てないってのに気づいたのがついこないだ(メールをくれたかもしれないけどAmazonがくれるメールは大半がしょうもない内容なのでいちいちチェックなどしてられない。このへんもなんとかしてほしい)で、しょうがないから別の場所で注文しなおしました。そっちはデジパック仕様。デジパックは管理が面倒くさいからあまり好きじゃないんですけどね。そういえば最近は無駄に豪華な紙ジャケとかでCDを出すアーティストが多くなりましたね。

そんな事情があって、ほんとうは9月に聴けたはずのものをようやく聴けたのがつい先日。現時点での感想を書いておきましょう。

いつもと変わりなし! 変わらないのはいいことだ!

再結成以降の作品はどれもすべて、メロディアスなリフがスピードにのって突っ走り、そこにブライアン・ロスがジメジメした歌をのっけるパワーメタル・・というスタイルで一貫していました。

まあ今回もそうなんだろうな、ていうかそうじゃなきゃ困るよ・・・という気持ちで聴いてみたのですが、

 

その期待どおり、まったく変わってなかった。メンバーはすっかりオジサン、ていうかオジイサンといったほうがいい年齢と風貌になったけれど、サウンドはまるっきり昔のまま。スゴイなあ。とくにブライアン・ロスはヴォーカルなだけに年齢がパフォーマンスにあたえる影響は小さくないはずだと思うんですが、そんなことは全然感じさせない。

しかし表情豊かであるとか声域がものすごく広いとかいうわけではないので、どうしても歌メロは似たような感じになる、とも言えるんですけど、それを補ってあまりある声そのものの魅力と、キャッチーでメロディアスなリフのカッコよさのおかげで、そんなことはマイナスポイントにはならない。

歌よりもリフで「あ、あの曲」とわかり、「あのリフが聴きたい」と思って曲を選択するようになるくらい、とにかくリフが魅力的。SATANの作品を聴くと、いつもはしまってあるギターを引っ張り出してリフをコピーしてみなきゃあという気にさせられる。個人的には4曲目「Sacramental Rites」がいちばんシビレました!

 

キラー・リフの洪水に身を任せているだけであっというまに聴き終わっちゃう快作! 過去作より飛びぬけていいとかいうことはないけれど、過去作と同様にカッコいいメタルアルバムになっています! 手に入るうちに買っておくべきでしょう!

 

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