7月26日は丘みどりの誕生日。
36・・・いや、「永遠の24歳」って言ってたから、13回目の24歳の誕生日か。おめでとうございます。
この日、「バースデイ生配信ライブ ~演魅スペシャル~」と題して、ネット配信でのライブをやってくれました。
私もイープラスで料金を支払い、視聴しました!
ネットでの配信ライブを視聴するのはこれで2回目。先日は島津亜矢の配信ライブを観て、配信ライブもそれはそれで悪くない・・という印象をもったので今回は迷わず観ることに。
思ったことを書いておきます。
素晴らしい内容でした
オープニングは最新曲「白山雪舞い」。
おお~。そうきたか。個人的には「五島恋椿」よりもドラマティックなこっちのほうが好き。さすがのド迫力の歌唱をいつもどおり聴かせてくれます。そういや彼女がこの曲を歌っている姿をみるのはひょっとしてこれが初めてか?
演奏はふだんのライブと変わらない(らしい)フル体制。おお。配信だからって手を抜こうという姿勢はまったくないですね。素晴らしい。
シリアスな「白山雪舞い」が終わるといつもの美しい笑顔で挨拶のトークが入り、次は「転機になった曲」として、これまた必殺のミステリアス曲「佐渡の夕笛」が炸裂します。ステージで歌うというのは久しぶりのはずですが、なまっているようにはまったく感じない。さすがだ。
次はちょっと雰囲気が変わって「紙の鶴」。いいなあ。シングル曲のクオリティがどれもこれも半端じゃないから、本人も言っていたように「あの曲もやりたい、この曲もやりたい」というふうになるんだな。ここらへんは弦哲也マジックでしょうね。
そこからはカバー曲。「演魅」「演魅2」に入っていた曲が中心。「酒場にて」のインストから「紅とんぼ」になだれこむ流れはカッコよかった。「酒場にて」のインストは渋いサックスが最高でしたね。
CMをはさんで「幽玄組曲」。
イントロは櫻井亜木子による琵琶。平家物語か。すげえカッコいい。CDとか出してないのかな。
それに続き哀しみあふれる「それは恋」。スケールが大きいのにとてもせつない「願・一条戻り橋」、最後はドラマティックな「北の蛍」。う~ん、カッコいい!
「風の寺」を期待していましたのでちょっと肩透かしを喰らった感がありましたが、まあそれはアルバムで聴けるからいいか。
YOU TUBEの、白山を登る動画のお知らせが入ったあと、彼女の親族のみなさんによる「HAPPY BIRTHDAY」。姪っ子ちゃんかわいい。御父上は男前。ちょっと弦哲也先生に似ておられたような。
そして、ベストアルバムのファン投票で2位だった(1位は「別離の切符」だったそうです)という「何度も何度も~母への想い~」。「演魅2」と同じ、アコースティックギターの伴奏から盛り上がっていくアレンジ。スタジオ録音盤よりこっちのほうが断然イイですね。
最後は「花の旅・夢の旅」。ここだけコメントをONにして観たんですけど、「みどり!」と声をかける(はずの)部分ではコメントにバーっと「みどり」「みどり~」ってすごい量の「みどり」が流れて、なかなか感動的でした。みんな本当は会場で「みどり!」ってやりたいんだろうになあ。
曲目をまとめると以下のようになっていました。
・白山雪舞い
・佐渡の夕笛
・紙の鶴
・三味線ブギウギ
・奴さん
・紅とんぼ
・for you...
・化粧
・幽玄組曲
それは恋 ~願・一条戻り橋~ 北の蛍
・何度も何度も~母への想い~
・花の旅・夢の旅
3300円の価値はあった
内容は素晴らしかった。先日みた島津亜矢の配信コンサート「singer」は、「今日までリハーサルやってなかった」と言っていたように、なかなか集まることができない中で行われた、かなりブッツケみたいなライブで、それがある意味での緊張感を醸し出していた感じでしたが、今回の丘みどりの配信ライブは、実際のコンサートとできるだけ同じように・・ということで時間と手間をかけたようにみえました。
70分の配信ライブで3300円というのはちょっと高いなあ・・・と最初は思いましたが、このクオリティなら全然ありですね。
今回は翌日までアーカイブ配信で何度も観られるようになっていたし、70分の予定をかなりオーバーしてやってくれましたしね。
よく考えれば、私がコンサートなどを観に行くときには、基本的に遠方に出かけることになるので、交通費とかものすごいかかるんですよね。場所によっては泊りになる可能性もあるのでそれどころじゃないおカネがかかることもある。でも配信なら交通費ゼロなわけで、3300円で生配信が観られるというのは実はものすごくお得ともいえる。
しかし、はたして演るほうは3300円で儲けが出るのか。配信の画面にはヒトのマークの横に「500」くらいの数字が出ていましたが、これって観てる人の数だったのかな?そんなに少ない?それが観客数ならたいした儲けにはならないでしょうから、すると3300円は安すぎるということか。
それはともかく、この素晴らしい配信ライブ、コロナが終わらないようなら第二弾第三弾をやっていくとのことでしたので、そのときはまた観ることにします!