哀しみの演歌と絶望のメタルを聴き漁るブログ

演歌とメタルをとおして、人生の理不尽さをみつめるブログ。

音楽番組の感想

第56回「歌謡チャリティーコンサート」の感想

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年に2回行われるNHKの「歌謡チャリティーコンサート」。

11月28日に放映(開催は10月13日、山梨県甲府市)

された分の感想を書いていきます。

こちらはいつもの「うたコン」と違って、

お客さんからおカネをとって(3000円~7000円)みせる番組。

当然、それだけのクオリティを要求されますし、

私もそれなりに期待して観るわけですが・・・

 

今回の出演者は、

市川由紀乃、丘みどり、クリス・ハート、香西かおり、鈴木壮麻、鳥羽一郎、
長山洋子、平原綾香、福田こうへい、藤あや子、藤澤ノリマサ、松原健之、宮澤エマ、
宮沢和史、三山ひろし、miwa、屋比久知奈、Little Glee Monster。

演奏は東京フィルハーモニー交響楽団、指揮は藤野浩一。

司会は谷原章介と塚原愛アナウンサー。

塚原アナは金曜の「ごごウタ」にも司会として出ていますが・・

美人ですね。40過ぎとはとても思えません。

選曲は無難でとくに文句はなし。しかし・・・

今回の曲目は以下の通りでした。

 

オープニング~「風林火山」

「武田節」・・・・・・・・・・・・・・三山ひろし

「たてがみ」・・・・・・・・・・・・・長山洋子

「Sailing My Life」・・・・・・・・・・藤澤ノリマサ&平原綾香

「島唄」・・・・・・・・・・・・・・・宮沢和史

「美女と野獣」・・・・・・・・・・・・クリス・ハート&平原綾香

「ホール・ニュー・ワールド」・・・・・鈴木壮麻&宮澤エマ

「どこまでも~How Far I'll Go~」・・・屋比久知奈

「君のようになりたい」・・・・・・・・Little Gree Monster

「星に願いを」・・・・・・・・・・・・全員?

「柔」・・・・・・・・・・・・・・・・福田こうへい

「悲しき口笛」・・・・・・・・・・・・丘みどり

「リンゴ追分」・・・・・・・・・・・・松原健之

「港町十三番地」・・・・・・・・・・・市川由紀乃&福田こうへい&松原健之&丘みどり

「片想い」・・・・・・・・・・・・・・miwa

「流恋草」・・・・・・・・・・・・・・香西かおり

「雪 深深」・・・・・・・・・・・・・藤あや子

「別れの一本杉」・・・・・・・・・・・鳥羽一郎

 

選曲や歌手との組み合わせにはとくにビックリするようなものはなく、

無難で落ち着いたものになってよかったんじゃないかと思いました。

が・・福田こうへいや丘みどりや市川由紀乃や松原健之が

美空ひばりのカバーだけで終わってしまったのはちょっと残念。

それぞれ素晴らしい最新曲

(とくに丘みどりの「佐渡の夕笛」はいまのところ個人的2017年演歌ベストチューン)

があるのに!

チャリティ番組なので、カネを払わずにテレビでみるだけでは

文句を言う立場ではありませんけどね。

三山ひろしの「武田節」はカッコよくてシビれた

開催地が山梨県甲府市ということで、

オープニングは大河ドラマ「風林火山」のテーマ曲

(ドラマ自体はあんまりおもしろくなかった印象ですけど、音楽はカッコよかった)、

それに続いて三山ひろしが「武田節」を熱唱。

 

いやあ、ここは三山ひろしが真価を発揮しましたね。

「武田節」の曲そのもののカッコよさもさることながら、

ふだんのコミカルなイメージとは反対の

男らしさのあふれるすばらしいパフォーマンスだったと思います。

 

「武田節」は私の亡父が好きだった曲で、

三橋美智也のレコードが家にあって、

父が聴いているのを子どもの私もいっしょに何百回も聴いたので

思い出深い曲。

当時は幼児でしたから歌詞の意味はまったくわからなかったですが、

曲のカッコよさは子どもでも感じるものがありましたね。

三山ひろしや福田こうへいはこういう路線で攻めてほしい。

平原綾香が本領を発揮

平原綾香は「Sailing My Life」を藤澤ノリマサと、

「美女と野獣」をクリス・ハートと共演。

 

「Sailing My Life」は2010年に音源が出ていますね。

amazon.co.jp セイリング・マイ・ライフ

この曲は聴けば誰でも知っているベートーベンのピアノソナタ「悲愴」

が元ネタになっています。

映画「オーシャンズ」のエンディングテーマだったらしいですが

観ていないので知りませんでした。

 

なので聴いたことなかったのですが、

いやあこれはカッコいい。

平原綾香はクラシック曲との相性がいいんでしょうかね。

クラシックが、というより、こういう壮大でドラマティックなアレンジが

似合うんでしょうね。さすがとしかいいようがないですね。

 

「美女と野獣」は

ディズニーアニメ80年、ということで

その歴史を歌でつづる・・・という流れで歌われました。

私はディズニー映画全般があまり好きじゃなくて

(幼いころに「ダンボ」を観て、あまりにもダンボがかわいそうで泣いたことだけは憶えています)、

「美女と野獣」のアニメもみるにはみたが特にこれといって・・・という感じ。

なので曲も全然おぼえてなかったのですが、

平原とクリス・ハートが歌ってるのを聴いて、

ああ、いい曲じゃないか・・・と。

 

クリス・ハートは日本の歌謡曲のカバーばっかり

(私が嫌いな曲ばっかり)やってる印象ですが、

英語の歌を歌うとカッコいいじゃないか。

彼は、売り方というか方向性を見直したほうが

いいんじゃないのかなあ~、といつも思いますね。

谷原章介の司会にはちょっと文句もアリ

miwaの「片想い」は数年前の、

まだ全然つまらかったころの曲

(熱心なファンはそう想わないんだろうけど)で、

最近の曲のほうが圧倒的にいい曲が多いのに

どうしてこの曲なんだろう・・・というのが正直なところでした。

 

で、藤あや子の「雪 深深」。

これは私も好きな曲

(「女泣川」のほうが好きですけど、最近はテレビではあんまり歌ってくれませんね)。

 

藤あや子が衰えを感じさせない、いい歌唱をきかせて、

曲が終わって余韻を演出するポーズをキメているところへ、

谷原が「雪深深。藤あや子さんでした」

と言葉をかけていました。

 

こういうの余計じゃないかな~と思うんですよね。

こういうときは黙っているべきなのでは。

細かいことばっかり気にしすぎですかね?

 

それと、エンディングでは

「チャリティに賛同してくださった歌手のみなさん、そしてオーケストラのみなさん、ありがとうございました」

と締めていました。

しかし、おカネを出したお客さんもチャリティに参加したわけなので、

そちらにもお礼を言わなくてはダメでは。

お客さんが来なきゃあチャリティは成り立たないんだから。

まあ、放送されない部分ではもちろん言ったでしょうけど。

 

いちいち言うことが細かいね!と怒られるかな・・

でも、どうも谷原さんの司会ぶりにはなにかギクシャクしたものを

いつまでたっても感るのです。

これは日曜日の「パネルクイズアタック25」でも同じ。

本来は俳優だからしょうがないのかな。

それとも、自由にのびのびやれないような制約をNHK側から受けるのか。

もっと自然にやってくれたほうが安心してみていられるんですけどね。

 

あとは、オーケストラの見せ場、聴かせどころがもっとあってもよかったな、

というところでしたが、トータルではさすがにハイクオリティで、

お客さんは数千円を払う価値はあったんじゃないでしょうか。

 

来年も期待します!

もし近くに来たら観に行きたいですね。

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