哀しみの演歌と絶望のメタルを聴き漁るブログ

演歌とメタルをとおして、人生の理不尽さをみつめるブログ。

演歌・歌謡曲 音楽番組の感想

BS日テレ「歌謡プレミアム」に高山厳が出演!

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BS日テレで毎週月曜8:00~8:54で放映している

「歌謡プレミアム」に、

私の大好きな高山厳が出演。

なぜかNHKの歌番組にはあまり出てくれないので、

この人がうたっているところは久しぶりにみました。

売れなかったころの話は興味深かった

曲目は以下の通りでした。超名曲揃いで大満足。

 

「心凍らせて」・・・・・・・高山厳

「悲しみよ一粒の涙も」・・・高山厳

「時の流れに身をまかせ」・・高山厳

「池上線」・・・・・・・・・高山厳

「この街で」・・・・・・・・ブラザーズ5

「新宿の女」・・・・・・・・出光仁美

 

彼が「心凍らせて」の大ヒットでブレイクしたのは

周知のことですが、それまでは工場でバイトしながら歌っていたとか、

親が貧乏だと知っていた娘にいろいろ気をつかわせてしまった話とか、

40歳を迎えてまだ売れずに奥さんに「40になったけどどうするの?」ってきかれて

自分の情けなさにキレてちゃぶ台をひっくり返した、とか、

売れなかったころの話がいろいろ聞けて興味深かったです。

バンバン

(ばんばひろふみらとやっていたフォークグループ。「『いちご白書』よもう一度」がヒット)

をなんで脱退したの?って訊かれて

「ヒットするとわかっていたらやめなかったですよ!」

と答えたくだりにはちょっと笑ってしまいました。

 

歌と言うのはやはり、そういう苦労をかさね、

世の中の酸いも甘いも噛みわけた人がうたってこそ

説得力をもつのですね。

ハッピーな曲が似合わないという稀有な個性

これは個人的な考えですけど、

この人ほど、ハッピーな曲が似合わないというか、

せつなく哀しい曲が似合う人はなかなかいないんじゃないか。

 

「心凍らせて」はもちろん、

「悲しみよ一粒の涙も」とか

「愛は炎のように」とか

「泣くなよ」とか、

彼のヒット曲はみんなそうなんですけど

彼が歌うととにかく切ない。

 

聴いているとどうしようもない哀しみがこみあげてきて、

人生とはなんとつらいことばかりなのか、

という虚しさに襲われます。

と同時に、苦しみ哀しみを抱えているのは自分だけじゃない、

甘えていてはいけない・・・という前向きな気持ちにもなるのです。

↑西島三重子の「池上線」はいろんな人が歌っていますが、

だれがなんと言おうとも高山厳バージョンが至高です。

 

高山厳のような、苦しみや哀しみを切々と、ジメッとした湿り気をたたえて

歌う人は現在の歌謡界にはあまり見当たらないので、

とにかくもっと評価され、露出が増えてほしいと思っています。

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ブラザーズ5

「ブラザーズ5」とは、高山厳、杉田二郎、ばんばひろふみ、堀内孝雄、因幡晃の5人で

2014年に結成されたフォーク・ユニット。

私はフォークにはあんまり興味がなくて、

その存在は知っていたものの曲はチェックしていませんでした。

 

で、その「ブラザーズ5」が

新井満の「この街で」を歌うところが流れました。

私は、そういえばこの曲聴いたことある・・・というくらいだったのですが、

しみじみといい曲ですね。

でも、私の立場だとものすごい高確率で

「ひとりぽっちでおじいちゃんになる」と思うので、

聴いててちょっとかなしくなります。

 

というわけで、

高山厳の、オリジナルバージョンとはだいぶ異なった

「タメ」が過剰な歌い方はちょっと不満だったものの、

ひさしぶりに彼の名曲にふれられて

番組全体としてはとってもよかったです。

 

今後も機会があれば「うたコン」以外の歌番組についての

レビュー記事を書いていきたいと思ってます。

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