羽山みずき、津吹みゆ、工藤あやのの
東北出身の若手女性歌手3人によるユニット
「みちのく娘!」。
これが結成された話をきいたときは、
音楽番組などでカバーを披露したりするくらいの活動をするのかな
と思っていましたが、まさかのオリジナル曲が
シングルCDとなって発売されました!
タイトルは「春ッコわらし」。
カップリングには言わずと知れた千昌夫の名曲「北国の春」。
童謡テイストなほんわかしたふるさと歌謡を想像していたが・・・
タイトルからして、ほんわかした野暮ったい曲を予想していたら、
いい意味で裏切られました。
一聴して「キャンディーズみたいな曲」と感じられたのは、
作詞が喜多條忠氏(キャンディーズの「やさしい悪魔」などの作詞者)だから、
というわけではないんでしょうが、昭和っぽいテイストが漂いまくっています。
「カモンカモンカモンカモナベイビー」とか「アイウォンチュー」といった
いかにも古臭くダサい言葉は、間違いなく狙ってつかったんでしょうね。
ちなみに作曲は「マツケンサンバⅡ」などで有名な宮川彬良氏。
冒頭の「冬の~」から、全編キャッチーかつダンサブルなメロディで、
聴けば必ずイッパツで覚えられ、カラオケでも人気になりそう。
YOU TUBEの日本クラウン公式チャンネルにあがっていた動画では
元気なダンスを繰り広げています。
イントロでモデルを気取ってカッコつけた表情をしてみせる津吹みゆが面白い。
DVD付きで発売すればよかったのに。
まあ、個人的にはダンスとかはあくまでもオマケ、
楽曲の良さが予想以上で、これは今後も続けてほしいな・・・と。
同じ3人組の「水雲ーMIZUMOー」のようにぶ厚いハモリで攻めるのではなく、
ハモリは最小限にとどめ基本はユニゾン、というのも
この曲に合ったアレンジでよかったと感じます。
まだまだ世間的な注目度は低いのが残念
(津吹みゆの最新曲「望郷さんさ」は、この曲で紅白に出ても不思議じゃないほどのカッコよさだったのに)
ですが、この曲が話題になり、それをきっかけに3人それぞれが注目されるようになってくれれば
いうことないですね。
4月にいわき市でライヴが予定されているようですが、
これはぜひともほかの地域でもやってほしいなあ。
この3人が集結してチケットが4000円以下とは・・安い。
→開運演歌女子日記 羽山みずきオフィシャルブログ みちのく娘!スペシャルライブ!
今後の活動に注目、期待です!
追記・11月18日放送の「新・BS日本のうた」でこの曲が披露されていました!激しく躍りながらもきちんと歌を聴かせていたのは流石でした!