哀しみの演歌と絶望のメタルを聴き漁るブログ

演歌とメタルをとおして、人生の理不尽さをみつめるブログ。

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今週聴いたもの:2022年6月23日~6月29日

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「ボヘミアン」などのヒット曲で知られる歌手の葛城ユキさんがお亡くなりに。心よりお悔やみ申し上げます。

「ボヘミアン」が大ヒットした1983年ころ私は中学生。ヘヴィ・メタルを知るちょっと前くらいだったので、あのダミ声はものすごく新鮮でしたね。現在にいたるまで、日本の歌謡界においては彼女ともんたよしのりに匹敵するカッコいいダミ声の人は出現してない気が。

↑イントロのフレーズを中学校の音楽室のオルガンで友達とマネしてたのを思い出しました。昭和の名曲をきくと若かりしときの(それなりに)美しい思い出があざやかによみがえってくる。そういう力をもつ曲こそが名曲っていうんだなあ。

編曲もヴォーカルもオリジナルの大友裕子バージョンよりもこっちのが好き。カッコいいなあ。売れ線でありながら心に響くこういう曲がいつもそこらじゅうにあった昭和っていう時代はやっぱり偉大だった。いま音楽が売れないっていうのは結局のところ「曲がつまらないから」だというのがよくわかる。いや、つまらない曲がたまにネットとかで売れちゃったりするから、みんな同じようなつまらない曲で商売しようとするのか。

水森かおり「九十九里浜」タイプC・タイプD

水森かおりの目下の最新曲、「九十九里浜」のシングルCDの新バージョン。

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「九十九里浜」がカッコいいのはもう前にも書いたからいいとして→水森かおり「九十九里浜」を聴いた、やっぱり注目はカップリング曲がどんなのなのか、ってところ。

タイプCには「若狭夕焼け日本海」。さわやかな哀愁をただよわせる旅情演歌で、まあいつもこういう曲やってるよね、って感じ。悪くないけど別に驚きはない。

タイプDは「バージン・ロード」。オヨメに行く曲は弦哲也先生とのデュエット「幸せの子守歌」がめちゃめちゃイイのでそっちも要チェックなんですが、

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そっちは父と娘の曲ですからね、今回の「バージン・ロード」はオヨメになる本人の目線の歌。まったく別物ですね。

曲自体もまったく別物。演歌色はゼロ。イントロが1秒くらいなのもいかにも現代的ですね。作曲の青木沙也果ってだれ・・と思ってさがしたら、「本人が歌うところも見たいのだが・・・」っていうくらいの若くてキレイな人が出てきた。

こちらもとくにビックリするような曲ではないけど、お幸せに、と素直に言いたくなるようなやさしいメロディはなかなか良い。カップリング曲に若い作曲家を起用するってのは今後もどんどんやってほしいですね。

ていうか今に至ってもこういう曲を歌ってちゃんとサマになる水森かおりはやっぱりスゴイ。超絶ドラマティック演歌をド迫力で「歌いあげる」のも、こういう曲を「歌いあげないで歌う」っていうのもどっちも魅力的、っていうのが、歌謡界の第一人者たるところなんでしょう。

おススメ度・・・★★★★

PANIKK「DISCARDED EXISTENCE」

スロベニアのスラッシュ・メタルバンド、PANIKKの2作目。2017年作。

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HAVOKあたりを彷彿とさせるクールなリフの洪水がなかなかステキなスラッシュ・メタル。ザックザクにクランチのきいたリフは聴いてるだけで快感!

しかし・・・ヴォーカルがイマイチだなあ。いやヘタであるとかのっぺりした声がカッコよくないとか、そんなのは別にいいんだけど、テキトーに声をのせているだけで、キャッチーなフレーズにしてみようとかそういう工夫がいっさい感じられないってのが嫌。HAVOKなんかはそこらへんが一流なわけで・・。スロベニアあたりでは超一流なのであろうと思わせるクオリティではあるけれども。中古で安ければ買ってもいいのでは、っていうくらいか。同じことをやってるバンドはほかにもいっぱいいますしね。

おススメ度・・・★★★

AZRAEL「DIMENSION Ⅳ」

スペインのメロディック・パワーメタルバンド、AZRAELの4作目(?)。2001年作。

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90年代から活動しているベテラン。ほかの作品は聴いたことあったかな?同じような名前のバンドがいっぱいいるからよくわからない。

ともかく聴いてみると、いわゆるメロパワ風味のまぶされた正統派メタル・・って感じのサウンド。音質はあまり良くない。

スペイン語の響きはなんとなくハンガリーやロシア、もしくは韓国語っぽく聴こえたりもして、なかなか味があるというか、嫌いじゃない。

曲のほうも思いのほかカッコよくてうれしい誤算。ギターはテクニシャンがふたり(クレジットが読めないからわからないけど6人編成だからたぶん)いるんだからもう少し工夫してほしいと思うところもあるけど、聴かせどころを意識してるのは随所に感じられる。6人という大所帯ならではというべきか、分厚いコーラスを配置してる曲もあってそこもプラスポイント。

あとはヴォーカルにもうちょっと頑張ってもらいたいかな。4曲目や6曲目みたいな長尺ドラマティック曲も、歌がもうちょっと表情豊かだったらもっと良かったのになあ~。でもいいバンド!

おススメ度・・・★★★☆

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