哀しみの演歌と絶望のメタルを聴き漁るブログ

演歌とメタルをとおして、人生の理不尽さをみつめるブログ。

丘みどり 新BS日本のうた

令和4年6月26日のNHK BSプレミアム「新・BS日本のうた」

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1979年に起こったいわゆる「大崎事件」で逮捕され有罪が確定、服役した原口アヤ子さん(95)が無実を訴えて最新を求めていた件。

過去に何度も再審請求され、第3次再審請求では地裁も高裁も再審開始を認めたのに検察が抗告し、最高裁で蹴っ飛ばされてしまった。

そして先日、第4次再審請求を鹿児島地裁が棄却、というニュースを見ました。

ひどい。事件の真相はわたしにはわかりませんが、刑期を終えてもなお無罪を主張して戦い続けるっていうのは、おそらくほんとうの犯人だったらできないであろうと想像できますね。ほんとうにやってれば、刑期が終わればもうすべて忘れてやりなおしたいと思って、もう事件のことには触れたくないし触れられたくないと考えるのがふつうでしょう。95にもなっていまなお戦い続けているっていうこと自体が、えん罪である可能性が濃厚であることを示している。

もちろんそれだけで「えん罪!」と決めつけることはできませんが、いまよりももっとデタラメだった昭和の時代の警察や検察の捜査を想像すれば、このようなえん罪事件はこの事件にかぎらずいっぱい起こっていたんでしょう。ていうか確実に起こってた。なにしろ動機も物証もないのに「状況証拠」だけで死刑にしちゃうという、全体主義国家なみにおそろしい刑事司法がふつうにまかりとおっている国ですからね。先進国のはずの日本でこれまでにえん罪でどれだけの人が吊るされたか、想像するだに恐ろしい。

警察検察は密室で取り調べをし(弁護士も立ち会えない。そして録画が義務付けられているのはごく一部の事件だけ)、「認めないと帰れないよ。認めれば罪が軽くて済むよ」と脅迫した結果得た自白を証拠とし、その気になればどんな犯人もでっちあげることができる。そのようにして数々の再審無罪が起こったのを少しでも反省する能力が国家権力側にあるなら、検察による不服申し立てなんてのは禁止にしなければダメ。

裁判所が「疑わしいからもう1回裁判やるぞ」って言ってるのに、検察は「そんな必要ない!ヽ(`Д´)ノプンプン」って言って駄々こねたわけでしょう。「疑わしきは被告人の利益に」が刑事裁判の原則なんじゃないのか? 文句があるなら再審のなかで主張すればいいだろ。 どうせ再審無罪とかになったら自分たちの点数と出世にかかわるからイヤっていうだけなんだろうなあ。マジでゴミだな。人の人生や命をなんだと思ってるんだ。っていうか何のために仕事してんの?

「特別抗告」だの(あと、検察による上訴も)というクソ制度があるから、無罪と思われる人の救済が遅れるんだろ。遅れたほうが都合がいいからわざとやるんだろうけど、検察の不服申し立てによる人権侵害なんかがふつうにあるのは自由主義国家では日本だけなんじゃないか。もう絶対に禁止してほしい。でも、そういうことのために働くまともな政治家はどうせいないんだろうから実現までには100年くらいかかりそう。そこを考えると、カルロス・ゴーンが逃げて日本の刑事司法を批判したとき、そういう国際的な批判がもっと沸き起こってればよかった気も。ゴーン自身がとてつもなく胡散臭い人間だったからそうはならなかったのがある意味不幸だった。

いずれにしろこういう再審の話題っていうのはなぜかあまり大きく報じられないし話題にもあまりのぼらないっていうのが、日本が人権後進国たるところですね。私の兄なんか「袴田事件」って言っても知らなかったですからね。バカで恥ずかしい。これはやっぱり、お上の言うことやることに疑いをもたない人が多い(だから死刑廃止の機運が生まれない)っていうのと、自分は警察検察のお世話になるようなことはしないと思ってるから「刑事裁判なんか自分には関係ない」となっちゃう人が多いからなんでしょうね。

いやいやいや、アクセルとブレーキ踏み間違えて誰かを傷つけようものならそれが純粋なミスであって逃亡の恐れもなさそうであってもとりあえず逮捕されちゃうんですよ。家の近くでなにか事件が起こって、周辺の防犯カメラにでも偶然自分が写ってたりして、ほかに犯人と考えられそうな人を警察が無能なばっかりに見つけられなかったりしたら、動機も物証もなくても「お前しか考えられないよね」っていうことで捕まるかもしれない。そう考えれば悪いことをしなくても誰しも明日にでも被疑者になって警察に取り調べられる可能性があるわけで、他人がえん罪になろうが関係ないっていうのはあまりに想像力が足らなすぎる。

いずれにしろ原口さんの件はまずは再審の道がひらかれてほしい。検察は有罪を確信してるなら再審で堂々と戦え。

 

で、今回の「新・BS日本のうた」。埼玉県川越市での開催。

出演は、大橋純子、藤あや子、田川寿美、岩出和也、小桜麻衣子、丘みどり、北川大介、藤井香愛、彩青。

古めの選曲で地味な内容だったが・・・

今回の曲目は以下のようになっていました。

 

「おひまなら来てね」・・・藤あや子

「四つのお願い」・・・・・丘みどり

「白鷺三味線」・・・・・・彩青

「三味線姉妹」・・・・・・藤井香愛&小桜舞子

「あなたにあげる」・・・・藤井香愛

「五月のバラ」・・・・・・岩出和也

「お嫁においで」・・・・・北川大介

「しのぶ」・・・・・・・・小桜舞子

「ちょうど時間となりました」・・田川寿美

「北の宿から」・・・・・・・藤あや子

「ここに幸あり」・・・・・・丘みどり

「時代」・・・・・・・・・・大橋純子

「黒百合の歌」・・・・・・・田川寿美

「長良川艶歌」・・・・・・・丘みどり

「積木の部屋」・・・・・・・田川寿美

「奥飛騨慕情」・・・・・・・藤あや子

「季節の中で」・・・・・・・大橋純子

「佐渡の夕笛」・・・・・・・丘みどり

「哀愁港」・・・・・・・・・田川寿美

「シルエット・ロマンス」・・大橋純子

「雪 深深」・・・・・・・・藤あや子

「沓掛道中」・・・・・・・・彩青

「一夜桃色」・・・・・・・・藤井香愛

「ずーっと ふたり」・・・・北川大介

「都会の迷子」・・・・・・・岩出和也

 

小桜舞子は相変わらずカオ小さいなあ。あのヴィジュアルであまり力強くない儚げな声で歌うんだからほんと魅力的。演歌界最強美人は小桜舞子か丘みどりか、ってなもんで、今回はその両方がみられてオトクな回でしたね。

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↑最新曲は今回は聴けなくて残念(1月9日の回で歌唱)。→令和4年1月9日のNHK BSプレミアム「新・BS日本のうた」

 

丘みどりは「佐渡の夕笛」かあ。大橋純子が「シルエット・ロマンス」、藤あや子が「雪 深深」を選んだなかでこれなんだから、やっぱり「佐渡の夕笛」は特別な曲なんでしょうね。私も大好き。このカッコよさは丘みどり&弦哲也先生の組み合わせでしかムリでしょ!

 

岩出和也はもう50過ぎのくせにやたらカッコいいし(同世代としてはあの髪が自前なのかどうかがいつも気になる!ロン毛はもうやめたのか)、逆に彩青はまだ19のくせにいつもどおりの貫禄十分のパフォーマンス。このまま股旅路線で行くんだろうか。このへんで毛色の違う曲をちょっとやってもいいのでは。

 

といったところで今回はこのくらいで。

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