本ページのリンクには広告が含まれています 新BS日本のうた

NHK BSにて令和6年10月20日放送の「新・BS日本のうた」

いよいよ来週は衆議院議員選挙。それと最高裁判事国民審査も同時に行われます。

先日読売新聞に最高裁判事の紹介というかいろいろな質問への回答みたいなのが載っているのを見ましたが、どいつもこいつも「冤罪はなくさなくてはならない!気をつけま~す!」とかいうレベルの当たり障りのないようなことしか言ってなくて、こんなんで国民が審査する材料になるか!・・ってのは前にも何度か書いたっけ。しかも「趣味・休日の過ごし方」とかいう世界一どうでもいい質問もしてて呆れた。オッサンの趣味なんぞに興味ないんだよ。そんなゴミみたいな質問するスペースがあるなら「あなたの個人的な見解でいいから死刑について賛否をイエスかノーかでお答えください」とか、もっと大事ことを訊いたらどうなのか。いずれにしても、なんの信念信条も感じさせない作文的回答を並べてドヤってるだけのような奴らには全員「×」をつけなければダメです。こんな奴らに適当に任せておいた結果、袴田さんは死刑が確定して半世紀も苦しめられた。

で、衆議院議員選挙のほうは、当然やるべきことはひとつだけ。自民党以外の候補の名前と、自民党以外の政党の名前を書いて投票するだけです。こんな簡単なことをやるだけで今後の生活がいい方向へ変わるかもしれないのに、なぜやらないのですか?

自民党も石破が総裁になったから変わるかもしれない、なにかやってくれるかもしれない、とか期待しちゃって「自民党に投票しよう」とか考えている人は、なんとか考え直してほしい。

その石破自民党の「公約」をみましたか。驚くべきことに開口一番言うことが「ルールを守る」ですよ。小学校の学級委員か。そんなもんはオトナならできて当たり前のことだろ。そこからやり直さなきゃならないレベルの奴らが「日本を守る」とか、どんだけ自己評価が高く自信過剰なんだろう。どこかの高校の生徒会にやらせたほうがまだマシな政治をできるのでは? 高校の生徒会長選挙でも公約に「(自分が)ルールを守ります!」とか掲げる奴はまずいないでしょ。「そんなの当たり前だろ」と笑われるだけ。それをマジで言っちゃうのが自民党。ゴミすぎて笑うしかない。

「ルールをまもりま~す」と言うのなら、いままでルールを守ってなかったという自覚があるんだな?とふつうは思いますがこいつら自民党にはそんな通常の常識は通用しない。「ルール」を守らなかった裏金議員が「脱税じゃないか」と追及されれば「誰か逮捕されましたか?」とかぬかすし、裏金議員の大部分をふつうに公認している。

公認するってことはそいつのためにカネ(奴らのもっているカネは大部分が税金が原資ですよ)を出すし応援もするってこと。石破の論理ではそれで問題ないってことになるんでしょうが、それは一般国民の感覚とはかけはなれているんだってのがわからねえんだなあ。だから世襲野郎はダメなんだ。一般国民が脱税したら「修正しま~す」だけでは済まされないし、二度と浮かび上がれない、生活が破綻するくらいのペナルティを食らうのが普通、だからみんな税務調査を忌み嫌う。しかしそういうことを理解できる人間は自民党にはいない。自分たちは「修正しま~す」「事務的ミスで~す」で済むと思ってるし、みんな世襲で裕福に育ってまじめに税金のことなど考えたことない奴らですからね。

これで与党で過半数なんぞとらせたら、自民党の奴らはまた「裏金やってバレても総裁を代えればみんな忘れてくれるんだな!やっぱ国民なんてバカばっかりだ。ちょろいぜ」と調子にのって好き勝手やりますよ。こいつらを懲らしめる方法はただひとつ、選挙で落とすことだけです。

巷をにぎわせている闇バイト強盗集団を全滅させるのは警察が総力をあげてもそう簡単ではないようですが、自民党を壊滅させるのは難しくないし、それをやるために血も流れない。ただ選挙で全員落として議員をゼロにすればいいだけ。何度でも言うけど、物価が高いだの税金が高いだの給料が上がらないだの文句を言うのなら、そういう国にした自民党をまずは破壊するべきです。

 

で、今回の「新・BS日本のうた」は、千葉県柏市での公開収録。

出演は、

藤あや子、福田こうへい、山内惠介、純烈、松山優太、氷室一哉、竹野留里、里野鈴妹、佐藤ひらり、華MEN組。

初登場の人が続々。こういうのをいつもやれ!

今回の曲目は以下のようになっていました。

 

「むらさき雨情」・・・・藤あや子

「一番マグロの謳」・・福田こうへい

「恋の手本」・・・・・山内惠介

「プロポーズ」・・・・純烈

「雪の花」・・・・・・藤あや子

「祝い船」・・・・・・福田こうへい&里野鈴妹

「バカ酒場」・・・・・里野鈴妹

「星降る街角」・・・・純烈&華MEN組

「華やかに抱きしめて」・・華MEN組

「愛燦燦」・・・・・・山内惠介&佐藤ひらり

「恩返し~満開の笑顔~」・・・佐藤ひらり

「舟唄」・・・・・・・山内惠介

「季節の中で」・・・・福田こうへい

「ソーラン節」・・・・福田こうへい&竹野留里

「どさんこ甚句」・・・竹野留里

「四季花鳥」・・・・・竹野留里

「恋の町 札幌」・・・藤あや子&氷室一哉

「アカシア挽歌」・・・氷室一哉

「カサブランカ・グッバイ」・・山内&松山優太

「恋花火」・・・・・松山優太

「西銀座駅前」・・・純烈

「一恵」・・・・・・藤あや子

「栄光の架橋」・・・全員

 

今回は番組初登場の人が6組登場。だいぶ前にも同じようなことやりましたね。こういうのどんどん、ていうか月に1回くらいはやってもいい。ふだんはこれ書きながら少なくない部分を「聞き流す」ような視聴のしかたをしている私であっても、やはり知らない人が出るとかじりつくようにして観る。新鮮な感動を与えてくれる人がいるかもしれませんからね。

で、今回はそういう人がいっぱいいた。「華MEN組」は「もうちょっと練習してからデビューしたほうが」としか言えないですけどね、そこは純烈もたいして変わらないから。

で、なかでもちょっと別次元だったのは、生まれつき全盲だというシンガーソングライター、佐藤ひらり。東京パラで国家独唱したのがこの人だったのを恥ずかしながら知りませんでしたが、その歌声の美しさと音域の広さは、障がい云々を抜きにしてもまさにダントツ。ラストの「栄光の架橋」でも際立っていましたよね。こんな凄い人がいたとは。

 

「日本のスティービー・ワンダー」になるのが目標だそうだけれども、それはつまり「全盲の」という枕詞なしで知られるようなシンガーソングライターになりたい、ということなんでしょうね。スティービー・ワンダーが盲目であることは誰もが知っているが「盲目の~」という枕詞付きで紹介されることはない。辻井伸行もいまさら「全盲のピアニスト」などとは紹介されない。そう言われていたのは少年時代だけ。見えていようがいまいがそんなことどうでもいい、と思わせるレベルに到達しているからでしょう。

生まれつき全盲という人がどのような環世界のなかを生きているのか、想像するのは難しいですが、人間の脳や能力というのはすごいもので、人によっては「音を見る」とか「色を聞く」とかいった感覚能力を獲得することもあるらしい。彼女の曲に「なないろの夢」というのがあってさっき聴いたけれども、この人もそういう感覚を獲得しているんでしょうね。こういう人たちをみると、人間にはやろうと本気で思えばできないことなどないんだなあ、と痛感し反省する。

 

それから、里野鈴妹(名前はぱっと見ではスズメと読めないから表記はひらがなでもよかった気はする)の「バカ酒場」は日本クラウンが猛プッシュしててラジオでしょっちゅう聴いたからすでに覚えこんでしまって、かなり気にいってる曲。

 

作曲は水森英夫先生か。本気出すとスゴイ曲がポーンと出てくるからやっぱりスゴイ。まあこれは歌詞の印象が強いのが成功しているってのもあるのかも。カタカナで「バカ」ってついてる曲はなかなかありませんよね。曲名のインパクトでいえば森進一の「厚化粧の女」以来かも。

 

カオがお笑いの粗品に似てる(?)のがちょっと気になる(好感度が低い人に似るのは歌手としてはちょっと不幸じゃないか)氷室一哉の曲は冒頭のセリフ部分がカッコよくてなかなかいい曲だったし、竹野留里の民謡の素養を活かした歌唱も素晴らしかった。

毎度毎度こういうふうに新鮮味あふれる内容でやってくれればいいのにな! 必ずしも初登場の人を呼ばなくても、いつも言ってるように地元のアマチュア集団を呼んだりしたって新鮮味は出せるんだし。つまりもっと毎回毎回いろいろ考えて違ったことをやってほしい!

-新BS日本のうた
-, , , , , ,