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令和5年10月8日のNHK BSプレミアム「新・BS日本のうた」

与党である自民・公明両党が物価高対策についての政府への提言をとりまとめるなかで、税収が増えた分を国民に還元する観点で所得税の減税などを行うべきだという意見が出ているらしい。自民党の世耕とかいうかつて「フルスペックの人権」などという意味不明・史上最悪クラスの妄言を吐いた人権感覚ゼロの勘違い野郎なんかは「法人税や所得税の減税も検討の対象になりうる」とぬかしたそうですよ。

まあこれはたぶん、最近岸田がネット上などで「増税メガネ」などと呼ばれだしていることや、「減税」には国民の審判が必要、ということにしてそれを解散総選挙の大義、争点にしたいという思惑があるというだけであって、べつに我々一般市民の懐具合を心配してなにかしようとしているわけではない、と理解するべきです。「減税」って言えば誰も文句いわねえだろ、これで選挙も安心・・という国民をなめきった発言。

こんな詐欺師のマヤカシに騙されてはいけませんよ。なんで減税の対象が法人税や所得税なんだよ。法人税なんかどんだけ下げりゃあ気が済むんだよ。法人税下げたところで大企業の無能経営者どもはたいした賃上げなんかしないってのはもう実証済みでしょ。法人税と所得税を減税、なんてのは大企業や金持ちはさらに減税します、っていうだけのこと。所得税なんか払ってない、もしくはわずかしか払ってないような人がこそが消費税と物価高で苦しむことになっているんだから、下げるなら消費税しかありえない。そんなもんは誰でもわかることでは? 「税収が増えた分を還元」?重税で苦しむ庶民からすれば「はあ~?」ってなもんでしょう。

消費税が下がればみんなカネ使うだろうし低所得の人にも、っていうか低所得であればあるほど圧倒的に恩恵が感じられるでしょ。5%に下げるだけとしてもすべてのモノとサービスが5%引きになるんだから、これほど物価高対策として効果があるものはないはず。私だって消費税が時限的にでも下がれば「この機会に大きな買い物をしておくか・・」と考える。でも所得税が少し下がったところでそんな気持ちには1ミリもならない。そもそも、無能政治家や無能経営者のせいで所得が増えないんだから、所得税を減らしたからってそれがどうしたという話にしかならないのでは。

公明党の石井とかいう奴は「即効性があるのは給付」「消費税の減税はシステムの変更や周知に時間がかかる」などと否定的な見解を示しているらしい。さすがコバンザメ与党の幹部だな。あまりの愚かしさにあきれるしかないけど、どうしても消費税は下げたくない、給付にしたほうが自分たちや「お友達」が手数料で公金をチューチュー吸い上げられる・・ということなんでしょう。誰がどう考えても即効性があるのは消費税減税だろ。時間がかかる?そこをなんとかするのがお前らの仕事じゃないのか。それをやるためにお前らに強大な権力と多額のカネが与えられている。そういうことは寝ずに働いてから言え。できない、やらないのならいますぐ辞めろ。

「即効性があるのは給付」? お前らが長老としていまだにありがたくいただいてる自民党の麻生とかいうおじいちゃんはコロナ給付金10万円について「貯金が10万円増えただけ」とかいって給付には意味がないって吠えてなかったか。お前らみたいな無能が政権の座にいるかぎり、その場限りのわずかな給付をもらったところで一般庶民は安心できないんだ、ってのがこいつらにはわからないんだなあ。

こいつらみたいに国庫のカネを自分たちのお小遣い、票を得るための資金と勘違いしてる奴らが給付とかいって野放図にカネを使うから、世界から「こりゃあ日本はもうダメだ」と思われ円の価値が下がり円安になって、その結果物価高になっている。そう考えれば、最上の経済対策は「選挙で自公政権をぶっ壊すこと」であるのは明らかでしょう。

いま中国も経済がたいへんなことになってますけど、一党支配している共産党に文句言うことは許されない中国国民と違って、日本国民には選挙で政治家を選ぶ自由があるのですよ。金持ち優遇しか考えてない政党に金持ちでもないくせに投票する人がいっぱいいるってのがマジで不思議で仕方がない。消費税を下げたら財源はどうするんだ!とかいう妄言を信じてはいけませんよ。コロナ対策で100兆円もひねり出したことからもわかるように、そんなものはどうにでもなるのです。コロナのときはそれを出さないと自分たちの票にかかわる、と思ったから出した。消費税は下げなくても選挙で勝てる、と思ってるから下げないのです。要は庶民をなめているというだけ。奴らが最も恐れるのは選挙で負けることなんだから、消費税下げないと選挙で落とすぞ、というのを投票行動で示せば消費税は下がり生活も楽になるのに、みんななぜそれをやらないのか。自民党に投票する一方で「物価が高くて苦しい」とか言うのは矛盾そのもの。

 

で、今回の「新・BS日本のうた」は、

栃木県佐野市での公開収録。

出演は、

小林幸子、山川豊、市川由紀乃、大江裕、野中さおり、山口ひろみ、井上由美子、寺本圭佑、木村徹二。

 

ベテランが揃って安定の内容だったが・・・

今回の曲目は以下のようになっていました。

 

「もしかしてPARTⅡ」・・小林幸子&山川豊

「海峡」・・・・・・・大江裕

「夢追い酒」・・・・・木村徹二

「女の酒場」・・・・・寺本圭佑

「男惚れ」・・・・・・市川由紀乃

「旅愁」・・・・・・・井上由美子

「北へ」・・・・・・・木村徹二

「連絡船の唄」・・・・野中さおり

「空港」・・・・・・・山口ひろみ

「風雪ながれ旅」・・・大江裕

「悲しい酒」・・・・・小林幸子

「釧路の夜」・・・・・山川豊

「不如帰」・・・・・・市川由紀乃

「王将」・・・・・・山川豊

「メロディー」・・・市川由紀乃

「雪が降る」・・・・・大江裕

「昴~すばる~」・・小林幸子

「花わずらい」・・・市川由紀乃

「城崎しぐれ月」・・大江裕

「人生苦労坂」・・・山川豊

「幸せ」・・・・・・小林幸子

「三井の晩鐘」・・・山口ひろみ

「酔恋歌」・・・・・井上由美子

「花絆」・・・・・・野中さおり

 

今回はだいぶ平均年齢が高めだった? 昨年演歌デビューしたばかりの木村徹二も30代ですもんね。その木村が新人枠だったんだろうけど、毎回毎回ひとりくらいは「これ誰?」みたいな人がいるとか、それくらいにしたほうがいいと思うなあ~。あ、それが今回は寺本圭佑だったのか?。なんとこの番組出たことなかったのね。もう長いことやってるのに。「ひとりにしない」はカッコよかった。

 

ともかく、日本全国を回ってやるんだから、さがせばひとりくらいは才能があるけど埋もれちゃってるっていうご当地出身の人がみつかるでしょ。そういう手間をもっとかけてほしいなあ。

手間といえば、もうとっくのとうに誰もコロナなんぞ気にしてないのに、地元の一般市民の団体を出演させるとか、そういったコロナ前にいつもやっていた面白い企画もまだ復活させないしねえ。これ何回も書いてるけど、ひょっとして「カネも手間も余計にかかるからもうそれはやんなくていいや」と思ってないか。

申し訳程度にご当地の紹介したりご当地出身の歌手を呼んだりするだけでは面白くないよ。公開収録はタダだから文句言うなということか? いやいやいや、BSの受信料を視聴者からいくらとってるのか制作サイドは知ってるのか?

せっかく歌手たちが素晴らしいパフォーマンスをみせても、番組自体にマンネリ化が感じられてしまうようでは、民放のくだらん歌番組とたいして変わりない。まさか「のど自慢」と同じように「バンド演奏やめてカラオケ音源にしてみるかあ・・」とか考えてないだろうな!

 

という文句はもう何度も書いたからこのへんにしておくとして、出演者のパフォーマンスにはとくに文句なし。

個人的にはやっぱり大江裕の存在感が別格に感じられる。彼の「海峡」は初めて聴いたかな? 吉幾三のような湿り気のある歌唱とはちょっと趣が異なる、彼独自の味が発揮されたいい歌唱でしたね。もはや同年代のほかの歌手たちとは別次元に到達している感があります。

山口ひろみの「三井の晩鐘」も実はかなり気に入ってる曲で、今回聴けて嬉しかった。こういうもったいぶったイントロとドラマティックな曲展開こそが演歌っていうもんだよなあ~。

 

といったところで今回はこのへんで。次回は丘みどりがいっぱい歌ってくれるみたいで超期待!

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