BSフジでたまにやってる
「名歌復活!~弾き語り 昭和のメロディー~」。
猛烈に多忙であろう大御所作曲家4人がメインキャストですから仕方がないんですけど放送が不定期で、
やってると思うと過去の分の再放送だったりで私も細かくチェックできてない。
今回が第7弾ということらしく、私が昨年記事にしたのが第5弾だったので、どうやら第6弾を見逃したらしい。
→平成30年7月14日のBSフジ「名歌復活!~弾き語り 昭和のメロディ」#5 がまたまたカッコよすぎた
演歌・歌謡曲界のGODともいうべき大作曲家4人が弾き語りするという貴重な番組なんだから、
見逃すと死にたくなるのでもうDVD化してくれよ・・と思っているくらい、
演歌ファンなら絶対にチェックしておくべき番組。
今回はちゃんと観ることができました!
<出演者>
【作曲家】弦哲也・徳久広司・杉本眞人・岡千秋
【特別ゲスト】喜多條忠
【歌手】秋元順子・桜井くみ子
進行:松本明子・小西良太郎(音楽評論家)。
「親父のワルツ」が聴けて嬉しい
今回の曲目は以下のようになっていました。
「ふたり酒」・・・・弦哲也
「人恋酒」・・・・・徳久広司
「転がる石」・・・・杉本眞人
「河内おとこ節」・・岡千秋
「おまえの港」・・・徳久広司
「親父のワルツ」・・弦哲也
「神田川」・・・・・徳久広司
「リバーサイドホテル」・・杉本眞人
「リンゴ追分」・・・弦哲也
「港町ブルース」・・岡千秋
「海宿」・・・・・・桜井くみ子&弦哲也
「たそがれ坂の二日月」・・秋元順子&杉本眞人
「女郎花」・・・・・岡千秋
「カトレア」・・・・杉本眞人
「歌謡組曲『恋猫』~猫とあたいとあの人と~」・・松本明子小西良太郎&杉岡弦徳
今回も全員がカッコよすぎた。
それぞれの曲が名曲ばかりで、作曲家として凄いのはもう当然なんですけど、
それと同じくらいに歌唱が魅力的なのが凄い。
岡先生のだみ声はなにを歌っても独特の渋みが気持ちイイし、
徳久先生の歌唱はあまりにエモーショナルかつ男らしくて素敵。
弦哲也先生が「ふたり酒」のヒットを機に風呂付のアパートにようやく引っ越すことができた・・・という話は知っていましたが、
売れる前はカネがなくて赤ちゃんだった息子さんをご両親に預けた・・という話は知りませんでした。
その息子さんへの想いを歌った「親父のワルツ」を今回歌ってくれていましたが、
この曲は音源が超入手困難で私も持ってない。
YOU TUBEにあがってたものしか聴いたことなかったので、
今回は聴けてとても嬉しかったですね。
さらに桜井くみ子が「海宿」(弦先生の作曲)を弦先生のギターをバックに歌唱。
この曲は発売されている音源のバージョンもめちゃめちゃカッコイイんですが、
弦先生のギター伴奏だけをバックに歌うとそれと同等、いやそれ以上にクールになっちゃう。
さすがだ・・・
「杉岡弦徳」の歌謡組曲「恋猫」!!
この番組で話が持ちあがった、
4人の作曲家が曲を共作するプロジェクト、「杉岡弦徳」(それぞれの頭文字を組み合わせた名前)。
その曲が12月11日に発売されます。
今回ゲストに来ていた作詞家の喜多條忠先生が各作曲家のイメージに合わせた4曲分の歌詞を用意し、
さらに「全員」をイメージした「5番」をプラスした、5曲からなる組曲。
今回のハイライトはこれを聴けるということでしたね。
Amazon.co.jp 歌謡組曲「恋猫」~猫とあたいとあの人と~
これはなんだかんだ感想を述べるためにはきちんと聴き込んでみないと。
なのでここでは細かく書きませんが、
各曲に各作曲家の「らしさ」が滲みでているにもかかわらず、
トータルで聴いてもまったく「いろいろ詰め込んでみました」というごった煮感は感じることはなくスムーズに心に染み入ってくる・・というところは、
さすが神作曲家4人がつくった曲・・・という気がしました!
できうれば(松本明子の歌も悪くはないけれども)
あさみちゆきとか門倉有希とか山口かおるあたりが歌うバージョンが聴いてみたいな。
といったところで、まだまだ書き尽くせませんが今回はこのへんにしておきます。
今回も文句ナシの内容でした!
次回も見逃さないようにきちんとチェックしなくては・・・
ていうか本当に映像ソフト化してくんないかな!