消費税が10%になって最初の週末でした。
キャッシュレス還元がオトクオトクとウルサイのにウンザリしつつ、
私もついにセブン・イレブンでnanacoカードをつくりました。
コンビニはあまり使いませんが、買い物するといちいちレジに「キャッシュレス還元 -○○円」と表示され、
現金で買い物するといかにもソンした気分にさせられてしまうのがとても嫌なので仕方なく。
コンビニはそもそもの値段が高いので、還元してくれたところでそれがどうしたという話で、
ほんとうに節約したいんならコンビニは使うべきではないんですよね。
しかしコンビニよりも安い大手スーパーで買い物するとそっちは還元の対象でないという。
バカにしてんの・・・と思ってはいけないのかな。食品は軽減税率が適用されるんだから大手スーパーは対象外でも仕方がない、と納得しなくてはならないのか。
キャッシュレスを普及させる効果はともかく、
増税の負担軽減策としてはあんまり意味がないんじゃないですか?
安倍や麻生のように下々の暮らしを知らない奴らはたぶんそれを理解できてないので、
彼らにそれを理解させるために我々一般庶民がやるべきことは、
徹底的に節約しておカネを使わないようにし、景気をもっと低迷させることじゃないでしょうか。
彼らはなにしろ、増税すりゃあ景気が悪くなるのは当たり前・・ってことがわからない、もしくは認めないんだから、
みんなが節約して消費を冷え込ませて「増税は失敗だった」とわからせてやるしかない。
と考えれば、我々は政府や大企業の口車にのせられてキャッシュレスで買い物してる場合じゃないのでは。
必要なもの以外はいっさい買わず、そして次の選挙で自公政権を崩壊させる・・・のが、
自民党にブッ壊された日本を復活させるために庶民がやるべきことでは。
それはともかく、
「演歌フェス 2019」の第3部。
第1部と第2部に関してはこちら
名曲が目白押しで最高でした
第3部の内容は以下のようになっていました。
「皆の衆」・・・・・・・全員
「心の糸」・・・・・・・香西かおり&坂本冬美&伍代夏子&藤あや子
「夜桜お七」・・・・・・坂本冬美
「むらさき雨情」・・・・藤あや子
「無言坂」・・・・・・・香西かおり
「ひとり酒」・・・・・・伍代夏子
「女ひとり」・・・・・・香西かおり&坂本冬美&伍代夏子&藤あや子
「恋のバカンス」・・・・香西かおり&坂本冬美&伍代夏子&藤あや子
「愛燦燦」・・・・・・・香西かおり&坂本冬美&伍代夏子&藤あや子
「暁」・・・・・・・・・伍代夏子
「口紅模様」・・・・・・香西かおり
「俺でいいのか」・・・・坂本冬美
「秋田音頭-AKITA ONDO-」・・藤あや子
「兄弟船」・・・・・・・鳥羽一郎&山川豊
「函館本線」・・・・・・鳥羽一郎&山川豊
「男の港」・・・・・・・鳥羽一郎&山川豊
「今日という日に感謝して」・・山川豊
「十国峠」・・・・・・・鳥羽一郎
「女神のリズム」・・・・川上大輔
「おとこの純情」・・・・辰巳ゆうと
「茜色の恋」・・・・・・中澤卓也
「泣いちゃえ渡り鳥」・・水雲-MIZUMO-
「恋瀬川」・・・・・・・こおり健太
「知床挽歌」・・・・・・走裕介
「青い瞳の舞妓さん」・・川野夏美
「箱根八里の半次郎」・・氷川きよし
「三味線旅がらす」・・・氷川きよし
「一剣」・・・・・・・・氷川きよし
「男の絶唱」・・・・・・氷川きよし
「大丈夫」・・・・・・・氷川きよし
「川の流れのように」・・全員
若手はともかく、ベテラン勢はそれぞれの代表曲ともいえる曲を歌ってくれて満足。
前にも書いたかもしれないけど
藤あや子の「むらさき雨情」はまだ20代前半の青臭いメタル青年だった私が
演歌大好きになるきっかけをつくった曲のひとつ。
その当時は「好きな女性のタイプ」と訊かれたら
「藤あや子みたいな人」と答えていたくらい、そのビジュアルの美しさとせつない歌唱に惚れてました。
「むらさき雨情」は、「女泣川」とともに私にとって永遠の名曲。
ここ最近の全曲集は「女泣川」が入ってない。超絶名曲なのに。
2016まで遡れば収録されてるのでぜひともそちらを。
今度出る2020年の全曲集には入るのかな。
たまには氷川きよしにも言及
しめくくりに歌いまくったのは氷川きよし。
なんと5曲も。
彼の曲にはあまり興味がない私に言わせれば「多すぎない?」ってかんじですが、
そのように思う演歌ファンは少数派なのでしょう。
人気ナンバーワンなのは間違いないわけですからね。
「大丈夫」は久しぶりに彼に合う曲で、
これに関しては私はけっこう嫌いじゃないです。
こういうポップな曲が彼には合う。
鳥羽一郎や島津亜矢が「大丈夫!パンパンパン!」ってやってもなんかヘンですしね。
これは彼だからできることであって、それはそれで素晴らしい。
「情熱のマリアッチ」も「虹色のバイヨン」も「ときめきのルンバ」もわりと好きだったし。
しかし、「男の絶唱」みたいな曲だと
どう聴いてもその歌唱の軽さが滲みでてしまって、
耳の右から左に通過しちゃって心に残るものがないんですよね。
たとえば「白雲の城」なんかはものすごくカッコいい曲なんですけど、
私は「水森英夫センセイが自分で歌ってたらもっとカッコよかったのでは・・」としか思えなかった。
2003年当時は、この軽さは「若いから」だ・・と思っていましたが、
オッサンになっても軽さはあまり変わりませんね。
これは別にケナしているわけではないです。
オッサンになっても若いころとまったく同じようにできているのははっきりいって凄い。
それこそが氷川きよしが演歌界ナンバーワン人気でいられる要因なんでしょう。
でも私は年相応の深みというか円熟味が欲しいと思う、というだけの話。
そういうわけで、今後は「限界突破×サバイバー」のような曲をもっとドンドンやればいいんじゃないかと思ってます。
島津亜矢には演歌にこだわってほしいけれど、氷川きよしには演歌以外の曲をやってほしい。
↑曲自体はそんなにたいしたことないけど氷川きよしの歌唱はふつうにカッコいい。
といったところで今回はこのくらいにしておきます。
「演歌フェス」、定期的にやってくれると嬉しいですね。