いよいよ来週日曜日は参議院議員選挙の投開票日。
安倍首相は「政治の安定」をアピールしていましたね。
しかし・・・「安定」がイイことだと思ってる時点で、
この男がとんでもない勘違い野郎だということがよくわかると思います。
もうトータルで8年ほども政権を担当しているのに、
「安定」して実質賃金が上向かない。
「安定」して少子化対策の効果が出ない。
「安定」して拉致問題は前進しない。
つまり、何年やろうとも「安定」して結果が出ない政権。
なにひとついい方向へ向いていかないという、その状態が「安定」しちゃってる。
そんな「安定」なんぞいらねえよ。
結果が出なくても「安定」してればいい、などという世界は官僚の世界しかありえない、ということがこの男にはわからないらしい。
民間企業で、8年も社長をやって「安定」して目立った結果がなあんにも出ない経営者がいたら、間違いなく株主総会で糾弾されるわけですよ。
それが許されるとすれば、創業家で株をいちばんたくさん持っているとかで、実質的に会社を所有している経営者だけ。
安倍首相はじめ自民党の幹部たちはひょっとすると、そういったオーナー社長などと同じような感覚で、
「日本株式会社」は自分たちのものだと思っているんじゃないのか。
だからこんなの~んびりしたタワケたことをぬかすことができるのでは。
会社でも政治でもそうだけれども、組織というものは「安定」したあとには必ず腐っていくものです。
それは歴史が証明しているわけで、自公政権もまさしくいま腐りはじめ(腐りきっちゃった?)ている。
適当に政権交代しないから、日本はいい方向へ行かないのではないのか。
「政治の安定」が大事だ、などという戯言に騙されてはいけません。
いまの日本に必要なのは、政治の「安定」ではなく、長きにわたる自公政権の失政によって国力を失った日本を立て直せる政権の誕生でしょう。
自民党は「日本の明日を切り拓く」とかぬかしていますが、いったいいつになったら切り拓けるわけ?
いままで8年もやって切り拓けなかったものを、これからどうやって切り拓くの?
この状況で「やります!できます!」と言えるその神経が信じがたい。
拉致被害者をひとりでも取り戻してからカッコいいことを言ったらどうなのか。
「いままでうまくできなくてすみませんでした。これからはこうしますから、応援してください」と言うのならまだわかりますが、
いまの日本の政治家は、「反省」というサルでもできることができないようです。悲しいことです。
ノーテンキな政治家の戯言にふれて気持ちが沈んだあとは、
素晴らしい歌を聴いてメンタルを整えたい。
ということで今回の「新・BS日本のうた」。
「山川・藤・ヨンジャ・氷川が真剣勝負!白熱!夏の名人戦」。
出演は、岩佐美咲,キム・ヨンジャ,小金沢昇司,伍代夏子,西方裕之,走裕介,氷川きよし,藤あや子,村木弾,山川豊,伊丹明,那須塩原市立厚崎中学校合唱部,栗田信生。
6月20日に栃木県那須塩原市で実施されたものです。
船村徹特集。いい選曲で満足。
今回の曲目は以下のようになっていました。
古今東西名曲特選
「兄弟船」・・・・・・・・・山川豊~氷川きよし
「矢切の渡し」・・・・・・・藤あや子~キム・ヨンジャ
「柿の木坂の家」・・・・・・西方裕之
「ダイナマイトが百五十屯」・小金沢昇司
「紅とんぼ」・・・・・・・・伍代夏子
「宗谷岬」・・・・・・・・・岩佐美咲&那須塩原市立厚崎中学校合唱部
「肱川あらし」・・・・・・・伍代夏子
「別れの一本杉」・・・・・・船村兄弟(走裕介&村木弾)
「男の友情」・・・・・・・・船村兄弟(走裕介&村木弾)
特報★新曲情報
「散らず花」・・・・・・・・西方裕之
「青春の忘れもの」・・・・・小金沢昇司
スペシャルステージ「真剣勝負!夏の名人戦」
「箱根八里の半次郎」・・・・氷川きよし
「こころ酒」・・・・・・・・藤あや子
「朝の国から」・・・・・・・キム・ヨンジャ
「函館本線」・・・・・・・・山川豊
「『いちご白書』をもう一度」・山川豊
「悲しいやね」・・・・・・・氷川きよし
「I Will Always Love You」・キム・ヨンジャ
「王将一代 小春しぐれ~浪曲歌謡篇~」・・藤あや子
「王将」・・・・・・・・・・氷川きよし
「東京だョおっ母さん」・・・藤あや子
「みだれ髪」・・・・・・・・キム・ヨンジャ
「大丈夫」・・・・・・・・・氷川きよし
「秋田音頭~AKITA・ONDO~」・藤あや子
今回の前半は作曲家の故・船村徹氏の特集。
お亡くなりになったときに姉妹ブログのほうでちょっと記事にしました。
今回の選曲は良かったですね。
西方裕之が今回歌った「柿の木坂の家」は意表をつかれる選曲でした。
どうでもいいけど西方裕之はだんだん立憲民主党の枝野幸男さんに似てきた気が。
もう少し痩せないと健康が心配。いや、枝野さんのほうが年下なのか。すると枝野さんが太りすぎなのか。
全然関係ない素朴な疑問
岩佐美咲と、地元・那須塩原市立厚崎中学校合唱部が
名曲「宗谷岬」を歌唱。
岩佐美咲の歌唱はちょっとのっぺりとした感じで、
個人的には「悪くはないが・・・・・・」といった印象でした。
聴くとカンタンなようだけど歌うのはすんごい難しい曲なんだな、と再認識。
こちらには船村徹氏本人バージョンが収録されています。
で、地元の中学生の合唱はすごくよかったと思うのですが、
この番組に出る学生さんとかの父兄などは、
これをみることができるんでしょうかね?
音楽活動をしている息子や娘がNHKの番組で歌う・・・
となれば、ナマでその姿をみたい・・・と思うのが当然の親心だと思うんですけど、
やっぱり父兄といえども抽選に当たらないと見に行けないのかな?
実際のところどうなのか知りませんがもしそうだとするなら、
転売目的で観覧に応募しているクソ野郎どもにチケットをくれてやるのをやめて
(その気になれば絶対に防げるのにやらないのは怠慢そのもの。いまだにふつうに転売する場を提供しているゴミサイトがたくさんあるのも死ぬほど気持ち悪い)、
その分を地元出演者の関係者に差し上げたらどうか。
キム・ヨンジャの代表曲はこっちでしょ!
スペシャルステージは氷川きよし、藤あや子、キム・ヨンジャ、山川豊の4人。
冒頭に「それぞれの代表曲」を歌ってくれて、
キム・ヨンジャはソウルオリンピックの曲「朝の国から」を歌唱。
いやいやいや・・この曲で彼女の名は日本でも知れ渡ったわけでたしかに重要な曲だけれど、
「代表曲」と言われると「そうかな?」と思っちゃうな。
私が選ぶとするならとりあえず「暗夜行路」ですかね。
まあ、今回のあの流れでいきなりこのヘヴィ極まりない曲を歌うのもヘンだからしょうがないか。
こういう、血の涙が噴き出ていそうな、まさに魂の震えを感じさせてくれる歌唱こそ、
キム・ヨンジャの真骨頂では。
今回歌った「みだれ髪」も最高でしたね。さすがだ・・・。
「朝の国から」がつまんない曲だとは言わないし、
キム・ヨンジャの、明るい曲でも圧倒的ド迫力、という歌唱は凄いけれども、
おカネを払って手元に音源を持っておきたい曲ではない。
Amazon.co.jp 30周年記念アルバム キム・ヨンジャ ベスト・レパートリーズ
といったところで今回はこのへんにしておきます。
次回は過去のぶんの再放送なので記事はお休みします。
「自民党惨敗!安倍首相退陣へ!」という記事をかわりに書けるといいなあ・・・けど、ムリだろうなあ。
自民党に騙されてしまい、(無駄なのに)消費税をもっと払わなきゃあ・・と思いこまされている国民が、
あと一週間で少しでも減ってくれることを祈りたい。