全国的な話題になっていた静岡県伊東市の市長選は40代の元市議が初当選、さんざん市政を引っ掻き回した張本人の前職も恥知らずなことに出馬していましたが、4千票あまりを獲得したものの9人中3位で敗北したそうですね。
まあ前職が落選するのは当たり前というものですが、あれだけトンチンカンなことをやって市政を混乱の極みに陥れておいて自分は被害者みたいな面していた奴に4千もの人が投票したってのが信じがたい。まあ兵庫の知事のアイツとかアメリカのトランプとかはあれだけの票を集めて勝っちゃったんだから、伊東市はなにも考えずに投票した人がそれくらいしかいなくてアホが再選しなかったというだけ良かったのかもしれない。もし奴がまた当選なんてことになったら市政はまさにカオス、伊東市は再起不能になるところだったでしょう。伊東市に縁もゆかりもないのにいきなり出てきた、完全に売名が目的だったとしか思えないような候補たちも軒並み泡沫で終わりましたしね、伊東市民の民度はそれほどには低くなかった、と言えるのかも。
いずれにしろ、アホな市長が引き起こしたドタバタ劇のような不名誉なことで名を売っても観光地としての再興にはつながらないわけで、新市長の手腕が注目されるところでしょう。すごいプレッシャーでしょうね。しばらくは全国レベルで報道もされるでしょうしね。頑張っていただきたい。
で、今回の「新・BS日本のうた」は、千葉県市川市での公開収録。またまた遅くなりましたが感想を。
出演は、
瀬川瑛子、山本譲二、島津亜矢、三山ひろし、羽山みずき、北山たけし、真田ナオキ、畠山みどり。
御大がいきなり登場!元気でよかった。
今回の曲目は以下のようになっていました。
「三百六十五歩のマーチ」・・・全員
「アンコ椿は恋の花」・・・島津亜矢
「自動車ショー歌」・・・・真田ナオキ
「男はつらいよ」・・・・・三山ひろし
「蟹工船」・・・・・・・北山たけし
「思い出さん今日は」・・羽山みずき
「昔の名前で出ています」・・山本譲二
「長崎の夜はむらさき」・・・瀬川瑛子
「恋は神代の昔から」・・・畠山みどり
「出世街道」・・・・・・・畠山みどり
「涙を抱いた渡り鳥」・・・真田ナオキ
「たそがれの銀座」・・・・北山&三山&真田
「叱らないで」・・・・・・瀬川瑛子
「黄色いさくらんぼ」・・・瀬川&島津&羽山
「チャイナの波止場」・・・羽山&真田
「花はおそかった」・・・・北山たけし
「風雪流れ旅」・・・・・・北島三郎(VTR)
「函館の女」・・・・・・北山たけし
「北の大地」・・・・・・山本譲二
「いっぽんどっこの唄」・・三山ひろし
「おんなの宿」・・・・・瀬川瑛子
「みだれ髪」・・・・・・島津亜矢
「生きる」・・・・・・・山本譲二
「お湯割りで」・・・・・羽山みずき
「帰らんちゃよか 2025Ver.」・・島津亜矢
今年で生誕100年となる、大作詞家・星野哲郎特集。その代表作といえる名曲を網羅した内容でしたね。「自動車ショー歌」「長崎の夜はむらさき」「たそがれの銀座」なんかはほんと天才じゃないと書けない歌詞だと思いますねえ。
↑歌詞もスゴイがこの甘い歌声とコーラスの重厚さもスゴイ。なぜ今はこういうの流行らないのか。
畠山みどりは86歳なのか。歌声はそこまでの年齢とは感じさせないな。何十億円もの借金を破産せずちゃんと返したくらいのガッツがある人は違うもんなんだな、とちょっと感動。
北島三郎御大の登場にはちょっと驚きましたが、元気そうでなにより。先日出た新曲ではさすがに歌声は衰えを隠せなくなっていたものの、作曲のほうではお歳をめされてからますます輝きを放っているようにも感じられますね。二見颯一の「心の声」とか素晴らしかったですもんね。星野哲郎作詞の名曲「風雪流れ旅」を北島御大が歌う映像はカッコよかった。ここは島津亜矢に歌わせればよかったのに、とも思いましたけどね。
その島津亜矢はこれまた名曲「海鳴りの詩」を歌唱。冒頭から「五体に刻んだ赤銅色の シワが男の五線紙だ」っていう天才にしか思いつかないカッコよすぎるフレーズで聴き手をノックアウトする!
羽山みずきの「お湯割りで」も聴けてよかったけれど、この曲についてはまた別の機会に!
といったところで今回はこのくらいで。