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NHK BSにて令和7年11月30日放送の
「新・BS日本のうた」

1975年の「秘密戦隊ゴレンジャー」から始まった、東映製作のいわゆる「スーパー戦隊シリーズ」が終わるらしいですね。ちょっとした騒ぎになっていました。

私は「ゴレンジャー」は熱心に観ていましたがそれで卒業しちゃった世代。それ以降の作品は観ませんでしたが、YOU TUBEの「東映特撮YouTube Official」にて、歴代の作品が毎週2話ずつ公開されていて、たまたま観た「バトルフィーバーJ」(3作目)が面白かったもんで視聴を継続しているところ。先日から7作目の「科学戦隊ダイナマン」が始まりました。

この作品から放送時間が25分になったそうで、毎回の話の内容自体はますますテキトー(それが必ずしも悪いわけではない。観るのは子どもですからね)になった印象ですが、「ダイナマン」というだけあってとにかく爆発しまくりなのが絶大なインパクト。どんだけ爆発するんだよ、って笑いが漏れてきちゃう。

しかしそれがいい。最近は子どもむけの作品をまじめに観てなんだかんだ言うオトナが多いらしいから、そういうオトナのためにきちんと論理だてて説明されたりしているものをよくみかけますが、この作品はそういうの一切ない。子どもが「カッコいい!おもちゃ買って!」と言ってくれればそれでいいんだよ!という潔さがなんともステキ。

個人的には「バトルフィーバーJ」に続いて敵幹部を演じる石橋雅史のカッコよさが一番の見どころと感じてますが、主題歌も素晴らしい。必ず一発で覚えちゃう「ダイダイダイダイダイナマン!」というフレーズが秀逸! 聴いてると勇気が奮い立ってくるような雄々しい歌メロと歌唱も最高!

 

昭和の子供向けコンテンツはほんといいですねえ。ポリコレだの多様性だのという面倒くさい要素がないし、へんな説教臭さもない。感動しろ!という押しつけがましさもない。そのくせ楽曲は子どもだましでなくオトナでも「カッコいい」と震えるようなクオリティ。いい時代でしたね。

 

で、「新・BS日本のうた」。たいへん遅くなりましたが観た感想を。

三重県松阪市での公開収録。

出演は、

山川豊、市川由紀乃、山口ひろみ、大江裕、山崎ていじ、中西りえ、松阪ゆうき、辰巳ゆうと、寺本圭佑、山西アカリ。

みどころ満載でいい内容でした

今回の曲目は以下のようになっていました。

 

「酒場のろくでなし」・・・・山川豊

「ふるさとの燈台」・・・・・松阪ゆうき

「愛ひとすじ」・・・・・・・山西アカリ

「灯りが欲しい」・・・・・・山崎ていじ

「芸道一代」・・・・・・・・中西りえ

「雪恋華」・・・・・・・・・市川由紀乃

「花から花へと」・・・・・・山口ひろみ

「霧にむせぶ夜」・・・・寺本圭佑

「わが人生に悔いなし」・・大江裕

「元禄名槍譜 俵星玄蕃」・・辰巳ゆうと

「秋冬」・・・・・・・・市川由紀乃

「公園の手品師」・・・・大江裕

「りんどう峠」・・・・山口ひろみ

「船頭小唄」・・・・・松阪ゆうき

「だんご三兄弟」・・・山口&市川&大江

「ヨーデル食べ放題」・・松阪&辰巳&山口&市川&大江

「ロックン・オムレツ」・・中西&山西

「およげ!たいやきくん」・・山口&市川&大江&松阪&辰巳&中西&山西

「志摩半島」・・・・・・山川豊&寺本圭佑

「伊勢めぐり」・・・・・中西りえ

「伊勢街道まつり唄」・・・山崎ていじ

「木枯らしに抱かれて」・・市川&山西

「抱きしめてジルバ」・・・辰巳ゆうと

「想い出まくら」・・・・・大江裕

「函館本線」・・・・・・・山川豊

「お前はいずこ…」・・・・寺本圭佑

「みちのく 銀山 なみだ雪」・・山口ひろみ

 

 

山川豊が元気そうでなにより。しかし山川の歌を聴いてると、甥である木村徹二が少なくとも歌に関してはいかに彼に影響されてるかがわかりますねえ。本人は否定するだろうか。あまりに先達の誰かにソックリすぎるってのも、ただそれだけでそこから先になにもないとちょっとなあ、という気はする。

辰巳ゆうとに見せ場がいっぱい用意されていたり、五木ひろしソックリなのが周知の事実な山崎ていじがその五木の曲を歌ってやっぱりまるっきり同じだったり、みどころはいろいろあったが個人的には、山西アカリの新曲「瑞穂の国」が聴けたのがよかった。

 

Amazon.co.jp 瑞穂の国 (忍者盤) - 山西アカリ

↑「忍者盤」と「憲ジョージ盤」ってのが出ていますが、カップリング曲は「忍者盤」のほうが圧倒的にいい(「ニンニン忍者の宅配便」)のでそっちを買うのがおススメ。「紀ノ川よ(新装盤)」のカップリング「危険な呪文」も素晴らしい!

 

最後の「ああ つくる米」「ああ そだつ米」っていうところ、最初「アツクルコメ」「アソダツコメ」という一つの単語に聴こえてて、そういう方言なのかな、どういう意味だろう、と思ってました。

 

しかし結果としてそこが超キャッチーになっていて、山西の個性的な歌声もあって一発で耳にこびりつく。YOU TUBEよく見たら「危険な呪文」のアニメーションPVもあがってました。

 

 

これつくったんなら「ニンニン忍者の宅配便」のほうもつくってほしい!  今後もこの調子で頑張ってもらいたい!

 

といったところで今回はこれくらいで。つぎはもっと早く記事をあげるように頑張ります。

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