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2023年「NHK紅白歌合戦」&その他雑感

2024年。令和6年が明けました。みなさま、あけましておめでとうございます。

残念ながら昨年もこのブログには音楽の感想とともに権力者への文句ばかりたくさん書いてしまいました。そんな気分の悪い内容だから人が来ないっていうのは自分でもわかっているんですが、だからといって当たり障りにないことをテキトーに書くだけのブログなどやる意味がない。

それまで徹底的に硬派な音楽をやっていた人たちが売れようとしてポップな曲をやりだしたり、大相撲の貴景勝のようにそれまで真っ向勝負を貫いてきた人がどうしても勝ちたくていきなりセコイ手を使ったりするのをみると、どうしようもないほどの嫌悪感をおぼえて大嫌いになってしまうのです。だから「もっと人に来てほしいなあ・・」とか考えて路線変更するという道を選ぶことは私にはありえない。音楽にしろなんにしろつまらないと思ったらつまらないと言わなきゃならないし、権力者への文句はちゃんと言わなくてはならない。

似たような構造の権力者の不祥事ばかりが目立った1年間だった

2023年は企業や政治家の犯罪行為が世間を騒がしまくった1年間でしたね。

政治家はいつもそんなもんだから別に驚きはしませんが、ビッグモーターだのトヨタグループだのジャニーズだのといった企業の不祥事、というか犯罪の悪質さは目を覆いたくなるものばかりでしたね。

自民党の裏金問題なんかも含め、このへんの企業や団体の犯罪、そして発覚したときの対応、すべてがソックリでなんか笑っちゃう。

その団体の長年の慣習、体質が原因で問題が噴出。その中に生きてきた人間にとっては「そういうもの」であったんだけれども、それは現代では通用しないんだよ、ってのが彼らには理解できず世間から批判を浴びた。

ビッグモーターの奴らにとっては高給を維持するために顧客を騙すことが「仕事とはそういうもの」であったんだろうし、トヨタグループは「グループ企業や下請けにムリさせて本体の利益にする。そのためにはグループ企業や下請けが不正をしようが知ったことか。バレてもそいつらの責任だし」ってのが「カイゼンとはそういうもの」だったわけだ。そしてジャニーズは「芸能界で成功するためにカラダを売るのは当たり前」「芸能界とはそういうもの」という認識だったんだろうし、裏金をつくってせっせと脱税した自民党にとっては麻生だの二階だのがぬかしているように「政治にはカネがかかるもの」「政治には表に出さないカネが必要」で、「政治とはそういうもの」だったということ。こいつらはみんな、自分たち常識は自分たちのせまい世界でしか通用しないことで、それは普通の人から見れば非常識そのものなんだ、ということに気づかなかった。

どれもこれも、当事者のモラルの欠如、時代の流れにあわせて自分たちの仕事を見直そうという意識の欠如、なによりもカネを優先する体質などが原因だったというのが非常に似通っている。まあ企業や団体の不祥事ってのはいつの時代でもそんなもんなんでしょうけど、2023年に話題になったこいつらの場合、トップがみんな「自分は知らなかった」「自分は被害者」「部下がやったこと」というふうに主張して責任逃れしていたのも同じで、そのみっともなさすぎる姿が国民の吐き気を誘った。

ビッグモーターの兼重は「こんなことまでやるのかと愕然とした」「経営陣は知らなかった」ととぼけ続け、そのムスコである副社長は出てこず、その後も「退任したので」で逃げ続けた。不祥事が出まくったトヨタグループの創業家会長は日野自動車の件のときには「トヨタ自動車は被害者です」とかぬかし、ダイハツのときも(連結子会社にしてすでに25年も経っているのに)「何十年もの歴史をもつ会社のカルチャーを変えるのは難しい」などとまるで他人事のようにコメントしていた。ジャニーズは故人の犯罪を「そういうもの」と見て見ぬふりをしていた(そうとしか思えない)タレント社長が「これほどとは・・」とかとぼけていたし、長年所属していたひとたちも「噂では聞いていたがそんなことあるのかなと思ってた」とかしらばっくれていた。自民党は言わずもがな。当事者、責任者のくせに「知らなかった」「覚えてない」「秘書が」で切り抜けようとする詐欺師しかいない。

みんなとりあえず頭を下げ「申し訳ございませんでした」などと言ったけれど、そこから先に言うことはすべてが責任逃れのウソだらけ。みんな同じような奴らでしたね。

ビッグモーターやジャニーズはほとんど潰れたようなもんだからもういいとしても、2024年はおそらく早々に自民党の議員の誰かは逮捕される(そうじゃないと検察はメンツ丸つぶれでしょ)だろうし、トヨタグループなんかは今後もますます不正が出てくるでしょう。これが我々国民・消費者にカンケーないんならいいけれど、奴らの場合はそうはいかない。自民党はまがりなりにも政権を握っている与党だし、トヨタはあまりにデカくなりすぎた。

こういう奴らに反省させ行動を改めさせるために我々庶民がやるべきことは、政党の場合は選挙で落とし、企業の場合はその会社にカネを払わないこと、それだけですね。どっちもカンタンじゃないですか? 選挙では自民党以外に投票すればいい(政権交代させること自体が大事であって、「野党が頼りない」とかいうのはどうでもいいこと。どうせどの政党も無能なんだから。無能でも自民党のような犯罪集団よりはマシでしょ)んだし、クルマのメーカーはトヨタグループだけではないんだから他から買えばよい。

衆議院の選挙が来年あるかどうかわかりませんが、地方にしろ国政にしろ、自民党の名を冠した奴は片っ端から選挙で落とすことからまずは始めたらどうか。自民党が弱体化(解体するのがベストだが)すればその自民党にカネと票を渡すその見返りに自分たちに都合のいい政治をやってもらってたトヨタみたいな企業も弱体化してくれるはず。グループ企業に不正やらせるような企業が弱体化してまともな企業が業績を伸ばせば日本の経済もよくなるかもしれない。

紅白。録画が途中で止まってて最後のほうが観られなかったが・・・

で、大晦日の紅白歌合戦。歌は二の次のバラエティ番組と化してもうだいぶ経ち、観るたんびに「観る価値ない」と言い続けてきたので、「嫌なら観なきゃいいじゃねえか」と思われているだろうな・・とは思うんですけどいちおう観ましたよ。受信料払ってますしね、文句を言う権利はあるし、若い世代のあいだでどんな曲が人気だったのかを知るのも勉強のうち。

 

観なくても差しさわりがなさそうな部分は全部早送りして観ました。電波障害(我が家は山の中でけっこうな頻度で起こる)で最後のほうが録画できておらず全部は観られませんでしたが、演歌・歌謡曲系以外はほとんどが「誰・・・?」っていうくらいのものだったのは昨年までと同様で、ジャニーズが排除されたことによってそれがますます激しくなった感じですね。ジャニーズが出せなくなったから無理やり引っ張ってきました感がハンパじゃない。まあ知らないということについては私自身の勉強不足もあるから言うべきじゃないんですが、曲自体も猛烈につまらないものばかりだったのがねえ・・・。

「学校の新しいリーダーズ」の「オトナブルー」はなじみのパチ屋で流れてるから何度も聴いたけれど、聴けば聴くほど「どこかで聴いたような、いや絶対に昔聴いたことがある」「でも曲名が思い出せない」という気がしてなんかムズムズする。きけば昭和歌謡を意識した曲らしいからそれも当然なんだろうけど、いやいやいや、とくに冒頭部分はそのものずばり、どう考えてもパクリだろ、っていうくらいのソックリな曲があったと思うんだけどなあ~それが思い出せない。

いずれにしろ、「人口に膾炙した」っていうくらいの新しい曲はやっぱり皆無だったんじゃないですかね。だから特別企画でキャンディーズとか寺尾聡とかの古い大ヒット曲を引っ張り出さなきゃならない。

 

そして私でも知ってる演歌・歌謡曲では、水森かおりや三山ひろしや石川さゆりや坂本冬美や天童よしみなどいつもの顔ぶれが歌っていました。いずれも実力もヒット曲もある人たちだからメンバー自体には文句はないけど、やっぱり演出がねえ・・・。

水森かおりの「日向岬」の「ドミノチャレンジ」のあとに堺雅人が「ドミノに夢中になってて歌が入ってこなかった~!」とかいう感想を述べていて、それはもちろんネガティヴな意味で言ったんじゃなかったんでしょうが、歌が聴きたい人にとってはそれがふつうに抱く気持ちじゃないですかね。歌も短く切りやがって。ドミノやってもいいけどまずは歌を全部聴かせろ。歌だけで聴衆を魅了する実力のある人が超カッコいい曲を歌えばそれだけでいいのに、そこにドミノ倒しを加えたところで蛇足にしかならない。ドミノ自体はたしかに見事だったってのは認めるとしても、聴き手に堺のような感想を抱かれるようでは歌手が気の毒。

 

最悪だったのは三山ひろしのけん玉。3人目くらいでいきなり失敗して、いちどだけ再挑戦してもいいっていうルールだったらしいからすぐやり直してそれでいちおう「成功」となりましたね。しかしいったん「ギネス記録達成!」とか言っといてあとになって「画像を確認したら失敗してました」とか言う始末。猛烈に白けていましたよね。失敗した人はかわいそう。失敗自体は仕方がないことだし、なによりもなんで新年早々にけん玉ごときで嫌な思いをさせられなきゃならないのか。だからやめておけばいいのに。けん玉やる人たちはそれは一生懸命練習もするんだろうけど、正直言って面白くもなんともないし。それを毎年毎年やっても「またそれなの?」となるだけでしょう。

春風亭一之輔が紅白のあとの番組で「べつにけん玉で失敗したっていいじゃないか。そもそも紅白でけん玉やるのがおかしいんだから!」と言って笑いをとっていましたがそれは正しい。あれはギャグじゃなくて本気で皮肉で言ったんじゃないか。彼はそういうのをサラっと言っちゃうところがさすが。

 

と、新年一発目から文句ばかりを書きましたが、紅白に関してはジャニーズ抜きで視聴率がどうなったかが気になるところ。おそらく下がるでしょう。ジャニーズがいようがいなかろうが下がる要素はあっても上がる要素はないってのは同じ。QUEENという世界的ビッグネームを呼んでも扱いが雑だし、ゲストで呼ばれた「今年活躍した」審査員の人たちも台本で決まってるようなつまらないセリフしか言わなかった(言わせてもらえなかった、が正しいのでしょう)のもバツ。テレビが好きな高齢者は絶対に見ない内容だったし、若い層はそもそもテレビ見ませんしね。

受信料を払っている国民はもうそろそろ、「紅白」の役割は終わった、もう終わらせろ、と主張するべきじゃないかな。それか、バラエティ番組としての「紅白」は残してもいいから、「演歌フェス」みたいなのを年末の恒例行事にして、耳の肥えたオトナが観られる番組を新設してほしい。

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