哀しみの演歌と絶望のメタルを聴き漁るブログ

演歌とメタルをとおして、人生の理不尽さをみつめるブログ。

雑談

ピエール瀧事件に思うこと

投稿日:

麻薬取締法違反の疑いで電気グルーヴのピエール瀧が逮捕された件について

平成31年3月12日のNHK「うたコン」

で少し触れましたが、

その後の動きをみていると

予想したとおりの大騒ぎになっているようでウンザリ。

今回はこの件について感じることを書いておきます。

まだ逮捕されただけなのに・・・

まず感じることは、

まだ逮捕されただけ、

これからいろいろと調べや(おそらく起訴されて)正式の裁判が行われるであろうという段階で、

まだ有罪判決をうけたわけでもないのに

すでに犯罪者と決めつけて報道したり、

その社会的責任についてヤイノヤイノ言うのはおかしいということ。

 

まあ、前にも言ったとおり日本には「推定無罪の原則」(何人も有罪判決が確定するまでは犯罪者として取り扱われない)

という概念が浸透しておらず(ていうか、ほぼ存在しないのと同じ)、

起訴されれば99%以上が有罪になる、という共産主義国家よりも恐ろしい異常な司法制度がまかり通っているので、

国民はみんな

「逮捕」と言われただけで「有罪」と短絡的に決めつけてしまう。

警察や検察や裁判官など「お上」は間違えない、ウソをつかない・・・といまだに信じているような国民が大部分をしめているからしょうがないのか

(だから、いまだに死刑制度を廃止することすらできない。お上のやることを疑う想像力が少しでもあれば死刑に賛成など絶対にできないはずなんですけどね)。

 

責任がどうのこうの言うのは

有罪確定、せめて起訴されてからにしてはどうか。

今の時点でギャアギャア騒ぐのはおかしい、という意見が出てこないのが怖い。

 

平気でウソをつく人たちがたくさんいるというのは数々の冤罪事件で明らかになっている

警察という組織に逮捕されるだけで人生が終わる世の中はとてつもなく恐ろしい。

「自粛」はただ単に雰囲気に流されているだけだろ

それから、映画やドラマなど彼が出ていた作品や音楽などの

販売自粛等の問題。

電気グルーヴのCDなど、彼がかかわった過去の作品にもさかのぼって在庫の回収などが行われているらしい。

これもいろいろおかしいですね。

 

ポール・マッカートニーだって日本で逮捕されているし

ミック・ジャガーだって大麻のおかげで入国を拒否されたりしているのに、

「ビートルズのレコードを売るなんてけしからん」とか

「ローリング・ストーンズのレコードを回収」

なんて話になったとは聞いたことがない。

 

勝新太郎がパンツにマリファナとコカインを入れて逮捕されても、

勝の過去の映画を封印しろ、なんてことにはならなかった。

「座頭市」なんて撮影中に真剣で人を斬って死なせちゃうという超ド級の不祥事があったのにふつうに放映されたんでしょ?

 

小室哲哉が詐欺で逮捕(執行猶予付きの有罪判決)されたときも、

そのときに発売予定だったglobeの新曲などが発売が中止されたと記憶していますが、

彼がかかわった過去の作品については回収などされなかった。

小室の場合は詐欺、執行猶予になったのが奇跡的というくらいで、薬物よりもものすごく重い犯罪であったにもかかわらずですよ。

 

それなのに、今回のピエール瀧の件では

過去にさかのぼってまで彼のかかわった作品を

消し去ろうとしている。

 

これは思うに、

世の中の空気が「とりあえずピエール瀧を叩け」ってなってるからというだけで

何も考えずに雰囲気に流されてやっているんじゃないでしょうか。

だから時と場合と人によってこんなに対応が異なる。

それが当たり前といえば当たり前だけれども、

裁かれるほうはたまったもんじゃない。

不公平そのものでしょう。

 

ただ雰囲気に流されて「自粛」だの「回収」だのやっているだけ。

そんなんだから映画も音楽もつまらないものしかつくれないんだな。

そして、その「雰囲気」をつくるメディア側も自分たちの都合で偏ったことばかりを言う。

偏向報道に惑わされないようにしたい

先日亡くなった内田裕也だって

大麻でつかまっている(起訴されなかった)。

しかし、そんなことは報道では触れられなかった。

亡くなったんだからそんなことに触れるよりも

「破天荒だったけど素晴らしい人だった」という方向にしたほうが

ウケる、カネになる、とメディアが判断したからでしょう。

 

SMAPの稲垣吾郎が逮捕されたときは「稲垣メンバー」、

TOKIOの山口達也のときは「山口メンバー」と一部のメディアが

呼称を変更していたのに、

ピエール瀧はすべてのメディアがふつうに「容疑者」としていることからもわかるように、

あまり叩かないほうが自分たちにとっていいと判断すれば叩かない、

叩いたほうがいいとなれば徹底的に叩く。

こういう偏向を偏向と思わない国民性だからこんなバカな状況になるのでは。

 

ていうか、年がら年中「使用」で逮捕というニュースはきくけれども、

使用した人をいくらつかまえても製造や輸入などの「元」を絶つことができていない警察や「マトリ」の無能さは問題にされないの?

私は拳銃をもっている人には会ったことがないけれども、

薬物でつかまったことがある、という人は同級生などに数人います。

つまり、そんな人はそこらじゅうにウジャウジャいる、ということ。

そう考えると、じつは本気で根絶しようという気はないんじゃないの・・・とも思えてきます。

 

ともかく、マスコミの偏向報道に惑わされることなく、

「逮捕された」というだけで有罪という先入観をもつことなく、

静かに事の成り行きを見守る、という姿勢が必要なんじゃないのかな、と思います。

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