先日テレビつけていたらNHKの「突撃!カネオくん」という番組が流れ、そのなかで「今再ブーム到来中」として「ギター」にまつわるお金の話を紹介していました。
NHK 有吉のお金発見 突撃!カネオくん ブーム再燃中!ギターのお金の秘密
ギターがブーム? そうなの? フェルナンデス(日本のエレキギターメーカー)が倒産したりするくらいだから、ギター人気なんて下火になる一方だと思っていましたが。売れないのはエレキギターの話で、アコースティックのほうは人気になっているということか。ロック人気の凋落もあるんでしょうね。いまどきの若い人は歪んだエレキギターでギュイーンなんてのはカッコイイと思わないんでしょう。売れるのはふわふわした草食系のやさしい曲ばかり。そういう曲をやってる人たちにはアコギを使ってる人も多いですからね。
まあエレキでもアコースティックでも、楽器が流行るのは素晴らしいこと。これほど奥深く、飽きない趣味はありませんからね。どれだけやっても「これで極めつくした」ということにはならない。演歌ファンにはカラオケ愛好家が多いと思いますが、個人的にはそこで終わらず「弾き語り」なんかにも挑戦することをおススメしたい。私も気に入った曲はシングルCDについてるメロ譜みながら弾いてみたりしてます。好きな曲を自分で弾いてみて悦に入るのはほんとうに楽しい。カラオケで歌うだけでも気持ちいいんだから、そこにギターも加えれば難易度が上がって飽きも来ないし楽しさも倍加するのは当然!
で、今回の「新・BS日本のうた」は、大阪府豊中市での公開収録。
出演は、
五木ひろし、天童よしみ、野中さおり、服部浩子、水田竜子、山内惠介、三山ひろし、村木弾、羽山みずき、木村徹二、荒井麻珠。
ご当地の学生さんも参加したのがよかった!
今回の曲目は以下のようになっていました。
「待っている女」・・五木ひろし
「歩」・・・・・・木村徹二
「年上の女」・・・山内惠介
「想い出さん今日は」・・羽山みずき
「足手まとい」・・・村木弾&服部浩子&野中さおり
「月の法善寺横丁」・・三山ひろし
「赤いスイートピー」・・荒井麻珠
「銀座の蝶」・・・・水田竜子
「さくら」・・・・・天童よしみ
「北の断崖」・・・・山内惠介
「酒灯り」・・・・・三山ひろし
「高校三年生」・・・五木&山内&三山&村木&木村
「中学三年生」・・・天童&服部&野中
「春なのに」・・・・水田&羽山&荒井
「贈る言葉」・・・・三山ひろし
「涙をこえて」・・三山&山内&木村&羽山&荒井&梅花中学校・高等学校コーラス部
「昭和ごころ」・・・天童よしみ
「雪唄」・・・・・・木村徹二
「みちのくの花」・・水田竜子
「いっぽんどっこの唄」・・五木ひろし
「ええねん」・・・・山内惠介
「道頓堀人情」・・・天童よしみ
「みちのく純恋歌」・・羽山みずき
「母さんの海うた」・・村木弾
「極楽とんぼ」・・・服部浩子
「瀬戸の船宿」・・・野中さおり
「I'm Here」・・・・荒井麻珠
「母の顔」・・・・・五木ひろし
今回は良かったですね。まず、コロナ以前は毎回のようにやっていたのにそれ以後はめっきりなかった地元の学生さんたちの出演があったこと。これは毎回やれ。そのほうが地元のお客さんも絶対に喜ぶはず。
それから、出演者全員が自分の持ち歌、それも新曲をやったこと。これもできれば毎回そうしたほうがいいんじゃないの? 名曲特選とかはもっと減らしていい気がする。「どんな曲なんだろう!」っていう楽しみがいっぱいあったほうが私はいいと思うなあ。
その新曲、羽山みずきの「みちのく純恋歌」もよかったがピカイチにカッコよかったのは水田竜子の「みちのくの花」。
すでにラジオでは何度か聴いてそのカッコよさにノックアウトされていたところ! 和楽器をフィーチュアしたミステリアスでドラマティックな演歌!私の大好物です。葵かを里あたりにも歌ってみてもらいたい!
要所に挿入される「いよぉ~」が実に効果的だし、水田の美しく儚げな歌唱がこの曲にはビッタリハマっているかんじ。作曲は浜圭介先生か。さすがだ。こういうカッコいい曲は短く切らずなにがなんでもフルでやってほしいものです!
といったところで今回はこのへんで。次回分は鳥羽一郎と一条貫太が出るのか。暑苦しく男らしい歌に期待!