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NHK BSにて令和6年6月9日放送の「新・BS日本のうた」

市川由紀乃が「卵巣腫瘍」の疑いで当面のあいだ休養、というニュースを見ました。

市川由紀乃オフィシャルホームページ

「卵巣腫瘍」というのがどんなものか私は知りませんでしたが、治療の基本は手術で、悪性であればそれに加えて抗がん剤治療なども必要になるらしい。おおごとじゃないか。医師からは「緊急の治療を要する」と言われているそうだから軽くはないんでしょうが、とにかく治して元気に復帰してくれることを祈るばかり。

きくところによれば本人は病院が嫌いで検査とかやってなかったそうですね。今回は先輩に勧められて検査したら見つかったそうですが、私も健康診断とかここ数年受けてない。医者という人種が嫌いっていうのもあるし、とくに具合が悪いわけでもないのにちょっと数字が「基準」からはずれているというだけでなんやかんや言われるのがイヤだから。なんかねえ、健康診断って「病気を見つけに行く」というより、「病気にされに行く」ようなもんだと感じちゃうんですよね。

血圧なんかの場合私は病院で計ると家で計るより圧倒的に高く出るんですけど、その数字をみるとすぐに薬のめとかなんとか言うし、ちょっと腹が出てるからって生活改善の「指導」を受けろとか言いだす。大きなお世話だっての。なんだよ「指導」って。 全体主義国家か。

まあ私みたいな人間が病気を見逃して早死にするんでしょうが、具合が悪いわけでもないのにちょっと数字が良くないからといって薬飲まされたりするのはとにかくイヤ。私の親は薬大好き人間で一時は10種類くらい薬を飲んでいましたが、施設に入った時に思い切って薬減らしてもらったら逆に体調が良くなった、っていうのを見てからますますその思いが強くなりました。

まあ健康診断なんて病気にされに行くようなもんだなんてのはタワゴトであると自分でもわかってますけどね。市川の場合は検査を受けてなかったらどうなってたかわからなかったわけで、受けたほうがいいというのは間違いないのかもしれない。ただ受けるかどうかは自由であってもいいんじゃないか、という話。サラリーマンは強制っていうのはかわいそう。


で、今回の「新・BS日本のうた」は、新潟県柏崎市での公開収録。

出演は、

小林幸子、新沼謙治、田川寿美、竹川美子、丘みどり、三山ひろし、花園直道、六本木ヒロシ、ゆあさみちる、木村徹二。

小林幸子の偉大さを再認識!

今回の曲目は以下のようになっていました。

 

「港町ブルース」・・・三山ひろし

「放されて」・・・・・丘みどり

「北限海峡」・・・・・木村徹二

「初恋」・・・・・・・花園直道

「夫婦善哉」・・・・・竹川美子&六本木ヒロシ

「かなしみ模様」・・・田川寿美

「圭子の夢は夜ひらく」・・ゆあさみちる

「嫁に来ないか」・・・新沼謙治

「冬の朝顔」・・・・・六本木ヒロシ

「お酒がいいの冷やがいい」・・竹川美子

「おもいで酒」・・・・小林幸子

「とまり木」・・・・・小林幸子

「ふたたびの」・・・・小林幸子

「もしかして」・・・・小林幸子

「おもいで酒」・・・・小林幸子

「ウソツキ鷗」・・・・小林幸子

「影を慕いて」・・・・小林幸子&新沼謙治

「め組のひと」・・・小林幸子&三山&花園&木村

「踊り明かそう」・・小林幸子&竹川&丘&田川&ゆあさ

「千本桜」・・・・・小林幸子

「茨の木」・・・・・小林幸子

「雪椿」・・・・・・小林幸子

「女 泣き砂 日本海」・・田川寿美

「昭和北前船」・・・木村徹二

「日本海」・・・・・丘みどり

「海雪」・・・・・・新沼謙治

「佐渡の恋唄」・・・三山ひろし

「遅咲きのHERO」・・ゆあさみちる

「悲しいめぐり逢い」・・田川寿美

 

今回いちばんビックリしたのは、竹川美子と六本木ヒロシが結婚してたってこと。しかも去年?いやあ知らなかった。大々的には発表してなかったようですが、私のアンテナの感度が悪すぎるのを反省。演歌界でも指折りの着物が似合う美人。こんなに美しいのに結婚しないんだ・・とか思ってたから、結婚は遅すぎたくらいとも言えるけど、ほんと目ん玉飛び出た。遅ればせながらおめでとうございます。

 

新潟での開催ということで「日本海」にまつわる名曲をやってくれたのはよかったんだけど、それなら丘みどりには「佐渡の夕笛」という超絶名曲があるだろ。まあ彼女による八代亜紀の「日本海」も良かったからいいか。

 

で、今回のメインは60周年を迎えた小林幸子。最初は本人の代表曲をメドレーでやってましたが、このへんの名曲はメドレーじゃなくてフルで聴かせてほしかったなあ~。「おもいで酒」は最後にリプライズしてくれててそれはそれでカッコいい演出だったともいえるけど、本人最大のヒット曲ですからねえ、素直にフルで聴かせてほしかった。「千本桜」での演出や衣装は良かったと思うけど、これの場合は曲自体がクソだしなあ~。この曲をフルでやって「とまり木」とかがメドレーでちょこっとってのは納得いかない。

↑200万枚も売れたってのも納得の名曲・名演!カッコよすぎる。

先日なんかのバラエティ番組で水森かおりが「おもいで酒」に挑戦しているのを見ましたが、この曲めちゃめちゃ難しいんですね。名人が歌うのを聴いてるだけだとその難しさがわかりにくい。遠い昔に私の母がこの曲をカラオケ(家庭用のカセットテープのカラオケ。これで遊ぶのが私の小学校中学年ころの家族のだんらんの定番でした)で歌ってて、ヘタクソだな~と思って聴いてたのを覚えていますが、この曲では仕方なかったんだな。

名曲がメドレーだったのは残念でしたが、小林幸子の凄さが再認識できた貴重な番組でした!

 

といったところで今回はこれくらいで。次回は再放送回なのでお休みします。

令和4年10月16日のNHK BSプレミアム「新・BS日本のうた」

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