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NHK BSにて令和6年5月19日放送の「新・BS日本のうた」

詐欺団体自民党所属の上川外務大臣が、来週投開票の静岡県知事選の応援演説で「この方を、私たち女性がうまずしてなにが女性でしょうか」と発言、のちに撤回したそうです。

どうやら発言は「我々女性のパワーをもってして、この人を知事にしなきゃ女がすたりますよ!」みたいな意味だったらしい。しかしマスコミは「大臣が『うまずしてなにが女性か』と発言」というふうに、「(子どもを)産まない女性は無価値」みたいな発言をしたと誤認されそうな言い方で報道している。そのせいで私は最初「あの『産む機会』発言の再来か?さすが自民党らしいクズっぷりだな!」と思ったのですが、本人が意図したのはそういうことではなかったようです。

そうであるならたしかにマスコミ報道は「切り取り」で誤解をうんでいるということになるけれど、いやいやいや、どっちにしろわかりにくい発言で、お前の言語能力が足らないうえにヘンにカッコいいこと言ってウケようなんて余計なこと考えたからこうなったんだろ、という気がする。森といい麻生といい、自民党の年寄りはみんな同じようなことばっかりやるよね。くだらないことしか言わなくても周りはみんな気をつかってオベンチャラ言って笑ってくれる、という状況に慣れてしまうとそうなるのか。じぶんの言動を顧みようということをしなくなるんでしょうね。

選挙や出世や裏金以外のことには関心がない人間たちなんだからそのへんは仕方がないとしても、国民が「曲解」していると思うなら、なぜそれを丁寧に説明せずに「撤回」するのか。撤回する必要ないでしょ。こいつら自民党はいつもそう。説明せず「撤回します」「すいませんでした」「役職を辞任しました」「離党しました」だからもういいでしょ?で終わらそうとする。お前ら政治家は言葉で語るのが仕事なんじゃないのか?言葉尻をとらえられたり「切り取り」されるというのなら、なぜそれに対してきちんと説明や反論をしないのか。その能力がないということだな。

外務大臣という、通訳しないと会話ができない外人を相手にするポストにいるくせに、じぶんと同じ日本人に対して日本語でしゃべってもうまく伝わらないような話をしちゃうのか。そう考えると「こんなのが外務大臣で大丈夫なのかよ」という気しかしない。だいたい北朝鮮がミサイル打ちまくったりとか拉致問題とかロシアの戦争とか中国の横暴とか、外交努力が必要とされる事態が山積みになってる状況で、外務大臣が知事選の応援にいちいち出向くとか、どんだけヒマなんだ。死ぬほどやることいっぱいあるはずだろ。自民党の奴らにとってはなによりも選挙が最優先であり、それ以外のことは仕事とみなしてないということがよくわかる。拉致被害者家族のみなさんはさぞかし「お前ちゃんと仕事しろや」と言いたいだろうになあ。我々国民がこんな奴らをのさばらしておくから、いつまでたってもなにも解決しない。選挙で自民党以外に投票すればそれですべてがいいほうに向かうのに、なぜその程度のことをやろうとしないのか。

 

で、今回の「新・BS日本のうた」は、青森県八戸市での公開収録。

出演は、

大月みやこ、湯原昌幸、石原詢子、市川由紀乃、工藤夕貴、西尾夕紀、エドアルド、純烈、松阪ゆうき、朝花美穂。

湯原昌幸の新曲にシビれた!

今回の曲目は以下のようになっていました。

 

「出世街道」・・・・市川由紀乃

「小樽のひとよ」・・・純烈

「川」・・・・・・松阪ゆうき

「おさらば故郷さん」・・朝花美穂

「しあわせ岬」・・・西尾夕紀

「女の港」・・・・・大月みやこ

「硝子のジョニー」・・エドアルド

「お別れ公衆電話」・・西尾夕紀&朝花美穂

「みちのく挽歌」・・・石原詢子

「雨のバラード」・・・湯原昌幸

「あゝ上野駅」・・・・工藤夕貴

「父さん見てますか」・・工藤夕貴

「空に太陽がある限り」・・石原詢子&市川由紀乃&純烈

「心かさねて」・・・・市川由紀乃

「夢見た果実」・・・・純烈

「夕霧海峡」・・・・・石原詢子

「別れの夜明け」・・・石原詢子&純烈

「麦畑」・・・・・・・市川由紀乃&純烈

「南部酒」~「南部牛追唄」・・・・湯原昌幸&エドアルド&松阪ゆうき

「つんつん津軽」・・・石原&市川&西尾&朝花&純烈

「みちのく小唄」・・・大月&西尾&石原&市川&朝花&純烈

「母に捧げるバラード」・・純烈

「無縁坂」・・・・・・市川由紀乃

「岸壁の母」・・・・・石原詢子

「たそがれロマン」・・湯原昌幸

「黄昏のシルエット」・・松阪ゆうき

「恋人のように」・・・大月みやこ

 

大月みやこや湯原昌幸らの超々ベテラン勢から朝花美穂のような若い人まで、バラエティ豊かなメンツが揃ってましたね。このメンバーでスペシャルステージに選ばれるのが(石原詢子や市川由紀乃は順当だとしても)純烈っていうのは気に入らないというか分不相応だと感じちゃうけど、人気や知名度で言えばそうなるのは仕方がないのか。その純烈の歌はまあいつもどおりイマイチでしたが、あまりそういうことばかりを言うのもなんだからやめておきましょう。

どうでもいいけど朝花美穂は前よりポッチャリさ加減が増した?まあまだ若いし、太ましいほうがイイ声が出るってのは事実だからべつにいいか。へんにムリして痩せたりするのもどうかと思いますしね。出番が少なくて残念。

 

石原詢子の「夕霧海峡」も良かったし、西尾夕紀が歌う「しあわせ岬」も良かったし、大月みやこのド定番曲「女の港」もさすがとしかいいようがなかったですが、今回最も「さすがだ」と思わされたのは湯原昌幸。調べて知ったんですけど「雨のバラード」って120万枚も売れたんですってね。それと新曲「たそがれロマン」のカッコよさはスゴイ。前にもどこかで書いたっけ?

Amazon.co.jp たそがれロマン

スケールの大きなドラマティック歌謡曲。2019年に出した名曲「星になるまで」同様、男のロマンあふれるメロディと歌唱に心を揺さぶられる。こりゃあ若造の歌手にはマネできない。ていうかこれが77歳の歌唱?ウソだろ!

 

う~ん、これはカッコよすぎる。「雨のバラード」を聴くと、さすがに若いころと同じというふうには行かないんだなとは感じるけれど、77歳でこれができるってのはほんとスゴイ。大月みやこもそうだがいったいどういうトレーニングをするとこれだけ若さが保てるのか。同じ70後半でもヨボヨボの人もいればこれだけ元気な人もいる、それはやっぱりただの生来の肉体的な個人差だけから来るものではないんでしょう。そのヒミツが知りたい。

 

といったところで今回はこのへんで。次回は再放送回なのでお休みします。

令和4年7月10日のNHK BSプレミアム「新・BS日本のうた」

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