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NHK BSにて令和7年2月23日放送の「新・BS日本のうた」

私立高校まで含めた高校教育の「無償化」、しかも所得制限なし、が実現しそうな流れになっているようです。

教育を受ける機会を平等に得られるようにすることについては異論はありませんが、これはいろいろ問題が多い気がしますね。公立の無償化はやるべきだとは思うけれど、個人的には私立まで無償化するというのがちょっと違和感があるところ。

私学なんて経営する側はみんなカネのためにやっているんだから、国からカネが出るのであれば「じゃあ授業料もっと取ってもいいよね」って絶対になるでしょ。そしてそのカネは経営者から政治家に献金として還流されるのでは。じっさい授業料や設備費など保護者からとるカネを増額する動きもあるようですしね。政治家がなにかを一生懸命動かしているときにはそこにはほぼ必ず利権がからんでいると思わなくてはならない。

それに、カネがないばっかりに私立の「特色ある教育」や高度な教育が受けられないというのはかわいそう、というのはある程度わかるとしても、高度な教育や特別な環境で勉強したい、させたいというのならそのぶんカネを出すのは当たり前の話じゃないのか。たとえばカネがなくて海外留学とかしたくてもできない高校生がいるのは不公平だ!行きたければ税金でみんな行かせてやれ!とかいうのは正しいことなのだろうか。公立高校では嫌だ!もっといい教育が受けたい!もっと快適な環境の学校に行きたい!という人には低利子で奨学金をいっぱい出してやればそれでいいのでは?

いちばん気になるのは、どうやら政治家たちはこれを「少子化対策」として有効であると思ってやっているというところ。いやいやいやバカなんじゃないの。そもそもみんな重税に苦しんでカネがないから結婚も憚られるという状況だから未婚化・少子化になっているのに。高校が無償になったからといってそれがどうなるわけでもないのは誰でもわかる。少子化対策というなら高校生にはどんどんコヅクリさせて、親世代が子育てを手伝って本人たちは勉強できるという社会を目指せばいいのに、と前にも書いたがそれは怒られるのかな。

 

それはともかく、今回の「新・BS日本のうた」は、愛媛県西条市での公開収録。

出演は、

瀬川瑛子、北原ミレイ、川中美幸、山川豊、新沼謙治、秋川雅史、岩本公水、中西りえ、梅谷心愛、走裕介、真田ナオキ。

ギャグ満載で面白かった!

今回の曲目は以下のようになっていました。

 

「もしもピアノが弾けたなら」・・・新沼謙治

「冬のリヴィエラ」・・・真田ナオキ

「花笠道中」・・・・・・梅谷心愛

「ブランデーグラス」・・川中美幸

「叱らないで」・・・・瀬川瑛子

「二人の銀座」・・・・岩本公水&走裕介

「涙のかわくまで」・・北原ミレイ

「船頭可愛や」・・・・中西りえ

「おゆき」・・・・・・山川豊

「千の風になって」・・秋川雅史

「好きになった人」・・川中美幸&瀬川瑛子&北原ミレイ&新沼謙治&真田ナオキ

「雪國」・・・・・・・真田ナオキ

「津軽恋女」・・・・・新沼謙治

「夫婦酒」・・・・・・川中美幸&新沼謙治&真田ナオキ

「大漁まつり」・・・・梅谷心愛

「王将一代 小春しぐれ」・・中西りえ

「天城越え」・・・・・秋川雅史

「ご機嫌さんよ達者かね」・・走裕介

「帰ろかな」・・・・・山川豊

「笑いじわ」・・・・・瀬川瑛子

「恋しているんだもん」・・北原」&中西&梅谷

「ロンリー・チャップリン」・・山川&岩本

「宗衛門町ブルース」・・新沼&走&真田

「二輪草」・・・・・川中美幸&全員

「瀧の恋歌」・・・・岩本公水

「男が母を想う時」・・走裕介

「終電車」・・・・・北原ミレイ

 

川中美幸はじめ女性歌手たちが「歌声メイド喫茶」のメイドに扮していろいろ歌うというスペシャルステージが面白かった。川中や瀬川などふつうにしゃべってるだけで面白い人たちがふざけたこと(もちろん歌はまじめ)やるんだから面白いのは当たり前。真田ナオキの「ドン引き」表情の演技が上手くてほんとにドン引きしてるようにしか見えなかったのも面白かった。こういうのどんどんやってほしいですね。

 

その川中美幸による「ブランデーグラス」はカッコよすぎてシビレた。格が違いすぎる。

2月19日に発売されたばかりの新曲「あなたの口ぐせ」が聴けるかと期待しましたが、収録時点ではまだ発売前だったか。


Amazon.co.jp あなたの口ぐせ

 

もうラジオで何べんも聴いたがこれは素晴らしい。「あなた」は川中のお母さんのことですね。曲もイイが圧倒的表現力の川中の歌唱に心揺さぶられる。なにがあっても大丈夫、と勇気が奮い立つ気がする。トークは面白くて歌はカッコよくて代表曲は星の数ほどあるってのは凄すぎるなあ。

 

といったところでこのへんで。来週放送分は「選」なので記事はお休みします。

令和5年2月5日のNHK BSプレミアム「新・BS日本のうた」

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