郵便料金が来年秋ころから値上げになる運びになっている、というニュースをみました。
日本経済新聞 郵便料金値上げへ 定形封書110円・はがき85円
どうやらレターパックなんかも上げるようです。フリマアプリの取引などでさかんに使われているクリックポストやゆうパケット(ポスト、ポストmini)なんかはどうなるんだろう。私も中古CDを商っていてそのへんはものすごく使うのでどうなるか非常に心配しています。
要は郵便物の減少や物価高、それにともなう人件費の増加などで赤字だから、ということらしいんだけれども、クリックポストなんか昨年値下げしたばかりじゃなかったか。それで赤字だからっていって来年は値上げすんの? なんかやってることがチグハグな気が。
それにしてもその上げ幅がなかなかエグイ。ハガキは63円が85円、25G以下の定型封書は84円が110円になるという。この値段では年賀状を出す人はますます減るんだろうし、企業なんかも経費節減のために顧客への連絡はメールなど電子化して済ませようとする動きがますます加速するでしょうね。そして電子化についていけない高齢者は置いてけぼりにされる。
手紙やはがきが廃れるのは時代の流れだからある程度は仕方がないとしても、日本郵便は顧客に不便が生じないように配慮してほしい。63円を85円にするって言うんなら22円切手をちゃんと発行してほしいし、84円を110円にするって言うんなら26円切手を用意しなきゃ。切手やハガキは郵便局へもっていけばほかの額面の切手などにも交換できるみたいですけど手数料とかがかかるらしいしそんなの面倒くさいですもんね。もう1枚切手を貼れば使えるようにしてほしい。私などはいまだに80円切手の在庫があるもんだからそこへさらに2円切手を2枚貼って使ってますが、べたべた何枚も貼るのも見栄えが悪いし。
いずれにしろできればなるべく値上げ幅をおさえる方向でやってほしいものです。
今回は毎年この時期恒例、2023年の総集編的、東京・渋谷のNHK101スタジオからの生放送。
出演は、
水森かおり、丘みどり、竹島宏、三山ひろし、パク・ジュニョン、福田こうへい、松阪ゆうき、工藤あやの、羽山みずき、津吹みゆ。
今年も名曲・名演を届け続けてくれたことに感謝!
今回の曲目は以下のようになっていました。
「お世話になりました」・・・全員
VTR
「柔」(坂本冬美)~「越冬つばめ」(水森かおり)~「北の螢」(森進一)~、「熱き心に」(山内惠介)~「北海の満月」(島津亜矢)~「元禄名槍譜 俵星玄蕃」(三山ひろし)
「大勝負」・・・・・・・・三山ひろし
「小樽運河」・・・・・・・水森かおり&三山ひろし
「赤いハンカチ」・・・・・竹島宏&松阪ゆうき
VTR
「世界の国からこんにちは」(純烈など)~「金毘羅船々」(みちのく娘!など)~「切手のないおくりもの」(新浜レオンなど)~「伊勢佐木町ブルース」(八代亜紀など)~「走れコウタロー」(松阪ゆうきなど)~「女の駅」(西尾夕紀&大月みやこ)
「ナオミの夢」・・・・・・丘みどり&福田こうへい&竹島宏&パク・ジュニョン
「銀座カンカン娘」・・・・みちのく娘!
VTR
「潮来笠」(橋幸夫)~「恋のメキシカン・ロック」(橋幸夫)~「サチコ」(八代亜紀&前川清)~「愛燦燦」(美川憲一&小林幸子)~「兄弟船」(鳥羽一郎&丘みどり)~「木曽ぶし三度笠」(竹島宏)~「お夏清十郎」(羽山みずき&花園直道)~「じょんから女節」(長山洋子)~「望郷じょんから」(細川たかし)~「三都物語」(谷村新司)~「昴」(谷村新司&坂本冬美)
「冬の稲妻」・・・全員
VTR
「あの娘たずねて」(五木ひろし)~「祝い船」(福田こうへい)~「酒と泪と男と女」(神野美伽)~「岸壁の母」(天童よしみ)~「また逢う日まで」(細川たかし)~「人生いろいろ」(原田悠里ら女性歌手)
「椿姫咲いた」・・・丘みどり
「天空の城」・・・・福田こうへい
「渇いた町」・・・・パク・ジュニョン
「日向岬」・・・・・水森かおり
VTRをもっと減らして、生出演した歌手の今年の曲は全員歌わせてあげてほしかった気もするけど、豪華なメンバーが揃ってなかなかいい総集編になったんじゃないでしょうか。
羽山みずきの「お夏清十郎」はよかったなあ~。あの美声にビッタリハマってましたね。名曲をうたうカバーアルバムはもう出さないんだろうか。そういったこの番組でしかみられないような企画をいっぱいみせてくれて、番組制作陣や歌手やバンドのみなさんには、1年間ありがとうございましたと感謝したい。
ところで福田こうへいの「天空の城」は聴けば聴くほどカッコいいなあ。この曲はまだ言及したことがなかったっけ。
曲もいいけど歌詞もいいねえ。年齢をかさねたひとであればあるほど胸にしみてくるんじゃないかなあ。一生懸命に生きるということをしてこなかった私のような人間はこれを聴くと自分の生きざまを後悔しちゃうんですけど、この曲は青二才の歌手が歌ってもサマになりませんねえ。この曲をほかならぬ福田こうへいにあげた荒木とよひさ&水森英夫の両先生はさすがによくわかっていらっしゃる!
こんなカッコいい曲をカッコよく歌っちゃう人を紅白に呼ばないんだから、ほんとNHKはバカ!
といったところで今回はこのへんで。今年もこの「新・BS日本のうた」だけは毎回欠かさず感想を記事にしてきました。怠け者の私がそれをやるモチベーションを保てたのはやっぱり、素晴らしい歌手が素晴らしいパフォーマンスを見せ続けてくれているから。来年もこの調子でお願いしたい!