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今週聴いたもの:2023年12月7日~12月13日(KATANA、DEATHHAMMER、HORRIZON)

自民党安倍派(安倍派だけなわけがないけれど今のところ)の裏金問題。その容疑者である松野官房長官の不信任案が衆院本会議で自公の反対によって否決。

いやいやいや、じゃあ公明党は裏金づくりを疑われて否定もできずひたすら「政府の立場から説明はサシヒカエル」という一つ覚えのタワゴトで逃げまくるようなカスを「官房長官としてふさわしく立派なお方」と認定するってことだな。さすがは選挙の時に「なっちゃんです」とか言ってニヤニヤするしか能のない男を長年にわたってアタマにいただいているコバンザメ政党。

そして自民党もさすがのカスっぷりを発揮しまくっている。「彼は立派な男なんです!信任に値する!」と不信任案に反対しておきながら、数日後には更迭する。バカなのは知ってるからいまさら驚かないが、ちょっとバカすぎるんじゃないの。遊んでいるんようにしかみえない。中学生の生徒会でもここまでひどくはならないでしょう。少しはまじめに仕事してくれないものか。

まあ奴らにとって「仕事」とは、せっせとカネをあつめて党内での自分の評価を上げ出世につなげるとともに自分の議員の座をゆるぎないものにする、ということだけなんだろうから、そういう自分のことしか考えてない奴らが「バレないから大丈夫。バレても国民はすぐ忘れる」とやりたい放題やるのは必然。自民党はそういう奴があつまった詐欺師集団である、というのはもう昔から明らかなのに、そいつらに政権を任せ続けた国民の自業自得。

いまだに「野党がだらしないから消去法で自民党」とかぬかす人をよく見かけるんですけど、どういう根拠をもって消去法で選ぶと自民党が残るのか、私にはまったく理解できない。ふつうの神経ならまっさきに自民党を消去すると思うんですけどね。

ウソとデタラメが服を着たような犯罪者、詐欺師であっても政治家として有能であればそっちのほうがいい、というふうに考えて「消去法で自民党」とか言ってるのかもしれないけれど、はたして自民党の奴らが野党の奴らよりも有能か?というのをよく考えてほしいものです。 数年間の空白はあったにせよこの30年間、やつらがいいかげんなかじ取りを続けていたせいで日本が斜陽になったってのは明らかじゃないか。無能という点では野党もたぶん同じだろうけど。どっちも無能ならせめてウソつかない奴らを選ぼう、とは考えないのかな。

いや、野党が政権をとってもウソやデタラメをやるであろうことも、自民党政権と同じかもしれない。しかし自民党の奴らがここまで国民をなめたことをやり続けているのは、「どうせ国民はすぐ忘れる」「これくらいやっても選挙で勝てるから大丈夫」と国民をなめているからであり、それを改めさせるためには「まじめにやらないと選挙で落として政権交代させるぞ」と国民が示すしかないのです。「下手なことするとすぐ選挙で落とされる」と思えば自民党だってまじめにやりますよ。いまはなにかとデカいツラしてエラそうなことばかり言ってる麻生だって下野してからしばらくはおとなしくなっちゃったじゃないか。あのときの麻生の情けないカオを思い出すたび、奴らを反省させる唯一の手段は「選挙で落とすこと」だと再認識する。

その意味では、無能から無能へ、というかたちでもいいからとにかく政権交代させることが政治をよくするために国民がやるべきことじゃないですかね。次の政権がダメだったらまた交代させる。それが民主主義ってもんでしょう。それを繰り返せば無能も有能に変わっていくかもしれないし、少なくとも国民を欺き私腹を肥やす詐欺師議員は減るはず。

KATANA「HEADS WILL ROLL」

スウェーデンのヘヴィメタルバンド、KATANAの1stアルバム。2011年作。

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メルカリ KATANA HEADS WILL ROLL

KATANAというバンド名とジャケ絵が正統的ヘヴィ・メタルを期待させる!

じっさいに流れてきた音は、ジャケから受けた期待感をさらに上回る素晴らしいものでした!スウェーデンのバンドが「KATANA」とかいうワードをつかっているのをみると私はENFORCERの初期の名曲「Katana」と想起するんですけど、そのENFORCERのような、オールドスクールでメロディックなヘヴィ・メタルを聴かせてくれる。正統的ヘヴィ・メタルのなかに混ぜ込まれるキャッチーな歌メロには少しだけポップな味付けもあるのがこのバンドの独自性と言えるかな。ポップと言っても「売れたい!」という動機が見え隠れするあざとさは感じられないのがイイね。

これはいままで聴かずにいたことを後悔するくらいのクオリティ。一聴して耳に残るキャッチーな歌メロがとにかく素晴らしい。今は活動しているんだろうか。2015年作以降新作は出てない?ネットでKATANAで検索するとわけのわからないヒップホップが出てきたりしてウザい。ほかのアルバムも急いで買わなくては!

おススメ度・・・★★★★☆

DEATHHAMMER「EVIL POWER」

ノルウェーのふたりスラッシュ・メタル、DEATHHAMMERの3作目。2015年作。

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メルカリ DEATHHAMMER

このバンドは以前にも取り上げました。

今週聴いたもの:2021年9月2日~9月8日

雪崩をうつように突っ走りまくる、エネルギーの塊のような音像はまさに私好みで気に入っていました。今回は3作目が手に入ったので、ワクワクしながらCDをプレイ!

イイねえ! まるっきり初期KREATORなリフはカッコいいうえに破壊力抜群。ヒステリックに声を裏返しながら吐き捨てるヴォーカルはとっても汚らしいけれど、このイッちゃってる感がたまんない。小難しいことやってドヤってるだけのバンドばっかりななかでこのスタイルを貫いてるのはほんと尊敬に値する。全部同じような曲? だからどうした。うるさくて速くてカッコいい、スラッシュ・メタルはそれだけでいいんだよ!

おススメ度・・・★★★★

HORRIZON「DWELLING WITHIN」

ドイツのメロディック・デスメタルバンド、HORRIZONの2作目。2015年作。

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メルカリ HORRIZON CD

あまり期待してなかったのですが、聴いてみたらこれがなかなか、いやかなりのハイクオリティ。ARCH ENEMYばりの泣きのメロディック・デスを聴かせてくれる。北欧のバンドっぽい雰囲気。

 

文句を言うとすれば、ヴォーカルにもっとキャッチーさがほしいっていうところかな。印象的なところがあんまりなかった。一昔前までのARCH ENEMYはそこが優れていたから第一人者になれたわけで・・・。ヴォーカルはデス声もクリーン声もイケるみたい(別人かな?)で、SENTENCEDのヴィレ・レイヒアラみたいに押し殺すように歌う4曲目がいちばん気に入りました。すぐにダダダダダダ・・って突っ走ってグォォ~ってやるのやめて、どこまでもメロディックに攻めたほうがいいんじゃないかな~、と。

おススメ度・・・★★★☆

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