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令和5年9月3日のNHK BSプレミアム「新・BS日本のうた」

拘置所で世間話をしただけで8時間にわたって一定の姿勢を強いる閉居罰を受けさせたのは違法だとして、覚醒剤事件で勾留されていた女性(47)=後に有罪確定=が国に賠償を求めた訴訟の控訴審判決が1日、大阪高裁であった。石原稚也(ちがや)裁判長は「違法でない」として一審・和歌山地裁判決を支持し、女性の控訴を退けた・・・

というニュースをみました。

朝日新聞デジタル 世間話を理由に8時間正座など強いる罰 高裁は「拷問でない」と判断

司法というものに対して「悪いことをした人にだけ関係する話。自分はそんなことしないから関係ない」と考える大部分の国民にとっては「犯罪者に反省のために正座させてなにが問題なの?」って話なんでしょうが、そんなだから日本はいつまでたっても人権後進国として世界からバカにされ続ける。

警察の留置場でも拘置所でも刑務所でも、あらゆる刑事施設で「拷問」「体罰」は禁じられているはずだが、世間知らずのバカな裁判官揃いの裁判所に言わせれば、8時間正座させることは体罰でも拷問でもないらしい。学校の教師が同じことを生徒に対してやったら保護者は大騒ぎし、教員はヘタすると強要や傷害に問われるだろうに。「学校の秩序を守るため」と言えば児童生徒に正座させる体罰は許されるということだな。言うこと聞かないガキには8時間正座させるという制裁をあたえるといい。途中で5分くらい休憩させれば体罰や拷問とはいえない、とお上がお墨付きをくれましたからね。

犯罪者と無垢な子どもを一緒にすんな、という人もいるでしょうが、この原告は「のちに有罪確定」とあるように、この時点では未決囚。つまり無罪かもしれない人ですよ。それを「逃亡や証拠隠滅の恐れをなくすため」という理由で身柄を拘束しているというだけなのに、その未決囚に対して刑務所の受刑者に対してもそうそう頻繁にやらないであろう(やるの?)過酷な閉居罰を科すことに合理性があるだろうか。

隣の房の人間と「世間話」をした(「アタシも○○刑務所に行きてえ」、とかいうどうでもいいような話だったらしい)というのを問題視したらしいけれども、そんなことがそんなに重大なことだろうか。せいぜい双方とも離れた独居房に移すくらいのことで十分でしょ。その通声で証拠隠滅をはかるかもしれない?いやいやいや、もしそうならそんな関係の奴らを隣同士の房にした拘置所側の処遇に問題があったってことになるんじゃないの?

こういう体罰や拷問をしてもし無罪だったら検察や裁判所や刑務官は責任とって謝罪や賠償をしてくれんのか、といったらそれは絶対にないしねえ。まず(ほんとうに無罪であったとしても)「無罪」になること自体がほとんどありえないし、あとになって訴えられたとしても「違法ではなかった」とか「施設の秩序を守るために必要だった」とか言われて責任を問われることにはならない可能性のほうが高い。それに対して国民が「そんなバカな!」「ふざけるな!」と大騒ぎするなら司法の側ももうちょっと緊張感をもって仕事するんでしょうがそうじゃないのが問題。このへんはやはり現場の刑務官だけの問題ではないんでしょうね。所長やさらにその上の人間の能力や体質があらわれるんでしょう。するとつまるところ、こういうところに目配りできない無能法務大臣の責任ってことになるか。

わざとじゃない交通事故なんかでも人を傷つければほとんど間違いなくとりあえず逮捕されるのが今の刑事司法ですよ。誰でも明日にでも逮捕される可能性がある、という想像力がありさえすれば、司法のこんな権力の濫用は絶対に許せない!というふうにしかならないはず。国民にそういう想像力を身につけられては困るから、司法はその実態を徹底的に隠す。マスコミをつかって「犯罪者はこんなに許せない奴ら!こんな奴らには人権など必要ない!」と喧伝して感情に訴え、こういう問題が表に出ても国民が疑問をもたないようにしている。残念ながら日本が人権先進国として世界から尊敬される日は永遠に来ないでしょう。

 

で、今回の「新・BS日本のうた」は、大阪府門真市での公開収録。

出演は、

大月みやこ、西尾夕紀、和田青児、秋元順子、黒川真一朗、丘みどり、城南海、純烈、徳永ゆうき、舞乃空。

年齢の衰えをまったく感じさせない大月みやこはやっぱりスゴイ

今回の曲目は以下のようになっていました。

 

「太陽がくれた季節」・・・純烈

「女の意地」・・・・・丘みどり

「啼くな小鳩よ」・・・徳永ゆうき

「トンコ節」・・・・・西尾夕紀

「酒場すずめ」・・・・和田青児

「東京ナイト・クラブ」・・秋元順子&黒川信一朗

「暖流」・・・・・・・城南海

「蘇州夜曲」・・・・・大月みやこ

「君といつまでも」・・純烈

「時の流れに身をまかせ」・・丘みどり

「ここに幸あり」・・・城南海

「愛のままで...」・・・秋元順子

「女の港」・・・・・・大月みやこ

「うたかた」・・・・舞乃空

「大阪演歌」・・・・黒川真一朗

「青い珊瑚礁」・・・城南海&舞乃空

「スーダラ節」・・・和田&黒川&徳永

「恋のバカンス」・・西尾&丘

「青春時代」・・・・和田&黒川&西尾&城&丘&徳永&舞乃空

「女の駅」・・・・・西尾夕紀&大月みやこ

「プラトニック」・・秋元順子

「なんとかなるさ」・・徳永ゆうき

「柔らかな檻」・・・・城南海

「悲しき口笛」・・・丘みどり

「ブルー・シャトウ」・・純烈

「別れのブルース」・・秋元順子

「八雲の空」・・・・和田青児

「一途な恋」・・・・西尾夕紀

「今も...セレナーデ」・・大月みやこ

 

日本クラウン期待の新人、舞乃空(まのあ)が初登場。私はラジオで歌は聴いていたがその姿を見たのは初めてで、絶妙なポッチャリさ加減がやたらかわいい人という印象をもちました。工藤あやののように痩せてますます美しくなる人もいるけど、この人はとうぶんこのまんまでいてほしい。

すでに2枚目のシングル「約束」が発売されています。

 

う~ん、ほんのりとノスタルジックな雰囲気の歌唱は魅力的なのだが、曲は「うたかた」も「約束」も同じような感じでキャッチーなフックもなく、はっきりいってイマイチ。ソングライターは2曲とも同じ人なのか。サビからはいってくる展開やフワフワと浮遊するような歌メロはいかにも令和時代の曲という印象で、若い人はともかくオッサンとしてはもうちょっと盛り上がるところがほしいと思ってしまう。

これで売れるんであればこの路線で続けるのもありだろうけど、次は違うソングライターを起用して違った感じの曲を期待したい。昭和歌謡っぽい曲のほうが似合う気がする。それと、読めない名前はあまり良くない・・と言おうとしたら「舞乃空」は本名だそうで。本人のイメージにはピッタリ合ってるから、読める芸名をヘタにつけるよりはこっちのほうがよかったんでしょう。応援したい!

 

デビュー60周年の大月みやこが登場。デビューの年に生まれた人が還暦か。凄すぎるな。

Amazon.co.jp 今も…セレナーデ

長くやったというだけでなく、「トシ食ったなあ。歌も衰えたなあ」と感じさせるところが1ミリもないってのが凄い。もちろん若いころのようなハリのある歌唱ではなくなったけど、逆に小娘にはマネできない、聴く者の感情をゆさぶりまくるエモーショナルさが右肩上がりで増大しているところは驚異的。この年代の人が登場すると「晩節を汚さぬようはやく引退したほうが・・・」と思うことも多いんですけどこの人にかぎっては全然そんなことはない。

西尾夕紀がやる大月みやこのモノマネは何度か見たけど、爆笑の渦になってもいいところをお客さんはみんなまじめに聴いてたみたいですね。番組の流れ的に笑うところなのかどうか微妙だったのかも。

いずれにしろ、モノマネが成立するのはマネされるほうの人が「誰がみてもそれとわかる」という個性を確立している場合だけ。モノマネされるってことはそれだけスゴイということでしょう。まだまだあと20年くらいは頑張ってほしい!

 

来週は再放送回なのでお休みします。みちのく娘!が出てた回なので観てない方は必見。

令和3年11月21日のNHK BSプレミアム「新・BS日本のうた」

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